中高一貫校で成績が上がらない原因は?原因と対処法をご紹介

中高一貫校で成績が上がらない原因は?原因と対処法をご紹介
頑張って中高一貫校に入学したのに、成績が上がらない
定期テストで平均点が取れず、成績が下がり気味

お子さんに対し、このような悩みをもっていらっしゃいませんか?

中高一貫校に入学できるだけの学力があるにもかかわらず、成績が振るわないのは、何かしらの原因が考えられます

そこでこの記事では、中高一貫校生の成績が上がらない理由と対処方法をご紹介します。

中高一貫校に通うお子さんの成績が上がらず、お困りの保護者の方はぜひ参考にしてください。

中高一貫校に入ったのに成績が上がらない理由

中高一貫校に入学できるだけの力があるにもかかわらず、成績がなかなか上がらないお子さんには、理由があります。

ほとんどのお子さんは、次にご紹介する3つのうちのどれかに当てはまるのではないでしょうか?
詳しく確認してみましょう。

授業についていけていない

まずひとつは「授業についていけていない」ことが考えられます。

多くの中高一貫校では、高校2年生の終わり頃には、中学・高校の6年分すべての学習が終わっています。
6年かけてやるべきところを5年で終わらせるとなると、そのスピードは相当なものです。

しかも、中高一貫校に入学できる学力があるお子さんを相手にしているため、授業の難易度も高く設定されています
このことが理由で、授業についていけなくなってしまうお子さんが多くいます。

勉強量が足りない

もうひとつの原因は圧倒的な「勉強量不足」です。
勉強量が不足する理由としては、次のことが考えられます。

  • なんらかの誘惑に負けている
  • 部活動や趣味に忙しい
  • 理解不足でやろうとしてもできない

家にはスマホやゲーム・テレビなど、多くの誘惑があります。
勉強しようとしても誘惑があり、集中して勉強できないのです。

また、入学まで頑張ったからこそ、部活や習い事・趣味など好きなことに打ち込んで、勉強の時間がないことも考えられるでしょう。

さらに、授業が理解できておらず、勉強したくてもできないお子さんもいます

勉強方法が間違っている

最後の理由は「勉強方法を間違えている」ことです。

勉強しているのに成績が上がらないお子さんの場合は、これに当てはまりそうです。
たとえば、「授業の復習をしておらず、知識が定着していない」「基礎力が身についていないにもかかわらず応用問題に手を付けている」といったことはないでしょうか?

やる気があって、勉強しているにもかかわらず成績が上がらないのは、非常にもったいないですし、何とかしてあげたいものですね。

次の章からは、このようなお子さんの成績アップに必要な準備と勉強法をご紹介します。

成績が上がらない中高一貫校生に必要な4つのステップ

成績が上がらない中高一貫校生は、まず環境を整えつつ、モチベーションを上げるための準備をしましょう
次にご紹介する4つのことを今までやっていないようであれば、すぐに取り組んでみてください。

目標を立てる

まずは、目標を立ててみましょう。

目標は、長期目標と短期(または中期)目標を決めます。

まだ受験が視野に入っていない学年であれば、定期テストを長期目標、毎週行われる小テストを短期目標にするとよいでしょう。受験勉強を始める学年であれば、長期目標は志望校合格中期目標で定期テストとします。

目標に合わせてスケジュールを作成する

立てた目標に合わせて、スケジュールを作成します。
単語の暗記や問題集を解くなど、できるだけ細かく決めましょう。

週に1日休息日を作ると、スケジュールどおりに行かなかった際の補填ができ、継続しやすくなります。

勉強する場所を変える

自宅では集中して勉強ができないお子さんは、勉強する場所を変えてみるのもひとつの方法です。

自宅の中でも、自室ではなくリビングで勉強してみれば気分が変わるでしょう。

ほかにも学校や図書館・塾の自習室などに行くと、周りからの刺激を受けてやる気が出るかもしれません。

勉強習慣をつける

勉強量が足りないお子さんは、勉強量を増やせば成績は上がります。
もしもそれでも成績が上がらなければ、勉強方法が間違っていることが考えられます。

まずは毎日30分からでもよいので、勉強習慣をつけましょう。

とにかく一度、机の前に座って、問題を1問でも解いてみる。
すると、もう少しやってみようと思えるはずです。

時間はかかりますが、習慣が身についていくはずです。

成績が上がらない中高一貫校生に取り組んでほしい勉強法

では、どのような勉強をすればよいのでしょうか?
ここからは、成績を上げるための勉強法について解説します。

関連記事

「【中高一貫校の勉強法】授業に置いていかれないための家庭学習方法」

基礎固めをする

成績を上げるためには、まず基礎力を身につけることが重要です。
どんなに難関大学を目指す人でも、必ず基礎は通る道。

これから学ぶ勉強では、予習・復習や授業で基礎力を養えます。
学び終わっている箇所に関しては、1冊基礎固め用の参考書や問題集を購入して解いてみましょう。

分からないところがあれば、必ず先生や塾の講師に確認します。
間違えた問題は再度解き直して、知識を定着させましょう。

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「英語嫌いの中高一貫校生が基礎を学ぶならこの問題集!厳選6冊紹介」
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予習・復習をする

これから勉強する箇所は、予習・復習を行いましょう。

とくに数学・英語のように積み上げの科目は、知識の定着が必須です。

数学の予習は教科書に目を通し、例題や練習問題に挑戦します。
復習は、教科書や傍用問題集を解いてみましょう。

英語の予習は、以下の流れです。

  • ノートに英文を書く
  • 分からない単語や文法を調べる
  • 日本語訳を書く

もし、ここまでやる時間がないのであれば、教科書を音読して、分からない単語と文法を調べておくだけでもかなり違います。
復習は、教科書の音読・単語や文法の暗記・英文を見て日本語訳にできるか確認など行いましょう。

関連記事

「【中高一貫校生向け】英語の「先取り学習」のススメ!方法と注意点解説」

授業に集中する

予習をしっかりやっていることで、授業内容が理解しやすくなります。

ノートは、板書を写すだけでは不十分です。
後から見返したときに授業内容を思い出せるような書き方をしなければ、ノートをとる意味がありません。

そのためにも、先生の発言を聞き漏らさないように集中し、大事だと思った発言はノートにメモしておく、理解できなかった箇所は付箋を貼って、後から先生に確認するといったことが必要です。

バランスよくインプットとアウトプットをする

ここまでできればインプットは問題ありません。
インプットした知識を、長期的に定着させるために、アウトプットもこなす必要があります。

効率的に記憶するためのインプットとアウトプットのベストな比率は3:7です。

だからこそ、自主勉強では、多くの問題を解くことが成績を上げるコツです。
基礎が身についたら、標準問題・応用問題とレベルアップして、アウトプットを増やしましょう。

まとめ

中高一貫校生は、やればできる力をもっています。

にもかかわらず、成績が上がらないのには、勉強量が足りないことや勉強法が間違っていることなどが考えられます。
挽回するためにも、環境を整え、ご紹介した勉強法を実践してみましょう。

「どうしても自宅では集中して勉強できない」「「自分に合った勉強法が分からない」といった悩みをお持ちの方は、「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」までご相談ください。

450校を超える中高一貫校のお子さんを指導し、成績アップをサポートしてきた「WAYS」のプロ講師が、お子さんの勉強法や成績をチェック。
今必要な学習カリキュラムを作成します。

効率よく成績が上がる勉強法を指導しますので、なかなか成績が上がらないとお悩みの方は、ぜひ一度無料体験指導・学習相談にお越しください。

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低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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