【大学受験の基礎固め】中学英単語・英熟語の復習用参考書
大学受験の英語を学習するにあたって、中学の範囲の語彙が必須です。
大学受験に向けて、大学受験の単語帳や熟語帳に走りがちですが、
中学の英単語が抜けている場合、まず最初に補充しなければなりません。
以下に中学英語の英単語、英熟語の参考書を紹介します。
中学英単語1800 (スーパーステップ)|くもん出版
中学生の範囲の英単語の復習用として用います。
中1から中3、高校受験までの英単語が1800語載っています。
特徴は、単語ごとにフレーズが載せられていることです。
たとえば、「person」という単語には、「a very nice person」というフレーズが掲載されています。
このフレーズを見ることで、「person」の実際の用法を知ることができます。
また、このフレーズの日本語訳は、その単語の部分のみ空欄になっています。
これにより、単語の意味を覚えたかどうかの確認ができるようになっているのです。
使い方
最初には、英単語、フレーズを和訳していきます。
中学の英単語なので、知ってる単語も複数あるでしょう。
そこで、1周目で知らない単語をチェックして、チェックした単語だけを繰り返し覚えてください。
2周目以降も、覚えられない単語にチェックを付けていきます。
終わらせる目安は、このチェックがつかなくなるまでです。
何周かすると、フレーズがヒントになる場合があります。
そのため、慣れてきたと感じたら、単語そのものだけ見ても答えられるようにしましょう。
フレーズはページの左ページにのみ記載されているので、単語とその意味だけが載せられている右ページを使って学習します。
高校入試 でる順ターゲット 中学英熟語400 四訂版|旺文社
難関高校入試までの英熟語が400語載っています。
頻度別に4つに分けられています。
特徴は、熟語ごとに解説が載せられている点です。
用法だけでなく、関連語、応用、よくあるミスなどが書かれています。
たとえば、「want to」(〜したい)という熟語には、「toの後には動詞の原型」という用法のほかに、以下の事項が解説されています。
- <want 人 to ~>で「人に~してもらいたい」
- toの後ろに名詞や代名詞、動名詞などをつけないように注意
- <would like to ~>はwant toよりも丁寧な言い方
これらの解説をすべて覚えることができれば、熟語の意味だけを覚えている受験生と差をつけることができます。
使い方
最初からすべての解説の内容を入れるのは難しいため、まずは意味を覚えましょう。
『中学英単語1800』と同じように、チェックをつけて覚えます。
すべて覚えられたら、解説の部分に目を通し始めます。
また、覚えるのと並行して、無料の音声アプリを使用するのがおすすめです。
音声で聞くことによって、正しい発音を知ることができます。
とくに、熟語は複数の単語で構成されるため、単語単体とは異なる発音になる場合があります。
リスニングで聞き取りに失敗しないように、正しい音を把握しておきましょう。
まとめ
中学レベルの単語は、英語の基礎です。
それにも関わらず、学習がおろそかになりがちな部分でもあります。
大学受験に挑む人でも、全員が中学レベルの単語の意味を答えられるわけではありません。
逆にいえば、中学レベルの単語を完璧にしておけば、そうではない人と差をつけることができます。
基礎を固めて、着実に大学受験対策を始めていきましょう。
なお、単語帳の詳しい使い方については以下の記事で紹介しています。
今の使い方で大丈夫?明日からできる英単語帳の〈真〉の使い方
あわせて参照してみてください。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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