大学受験は連続して何日までなら受けられる?理想の日程と連続受験するときのポイントも解説


大学受験は、入試の日程によって連続して何日も受けることがあります。
1日だけでも緊張して疲れてしまうのに、連続して何日も受けるとなるとその疲労は想像を超えるでしょう。

しかし、どうしても志望大学の入試日程が続いてしまうこともあります。
そこで、本記事では大学受験の理想日程と、連続して何日も受験するときのポイントをご紹介します。

無理な受験日程にならないためにできることも解説しているため、大学受験で最高のパフォーマンスを発揮したい方はぜひ参考にしてください。

大学受験は連続して何日受けられる?

私立大学の場合、入試日程は学部によって異なります。
例えば、2023年度のMARCHの入試日程は2月5日から3月2日まで実施されており、5日から23日にかけては毎日実施されました。

大学・学部を選ばなければ14日連続で受けることも可能です。

しかし、14日連続で全力を出すのは現実的ではありません。
「若いから大丈夫!」と思う人もいるかもしれませんが、受験は学校の授業や部活とは違います。

受験で疲れて途中で体調を崩すリスクを考慮すれば、何日も連続して受験しない方が安全です。

大学受験は連続して何日までが理想?

大学受験でパフォーマンスを最大限発揮するには、連続しても2日が限度でしょう。
無理したとしても、3日連続までに抑えましょう。

さらに、3日連続で受験して1日休み、また3日連続で受験するのはおすすめしません。
疲れが抜けないまま受験に挑むことになり、十分なパフォーマンスを発揮できない恐れがあります。

大学受験を連続して何日も受けるときのポイント

大学受験は1日だけでもかなり疲労がたまります。
それが連続すると、想像以上に疲れることでしょう。

そこで、何日も続く大学受験を乗り越えるためにできることをご紹介します。
人生の大きな山場の1つである大学受験を乗り越えて、理想の未来を手に入れましょう。

体力づくりと体調管理をする

二日三日と連続して受験する場合、体力づくりと体調管理が非常に重要になります。
運動部に所属していて体力に自信があっても、引退後に体力が低下している可能性もあるため注意しましょう。

体力づくりには、心拍数が上がる有酸素運動がおすすめです。
散歩したり軽く走ったり、縄跳びでも体力はつくれます。

勉強の合間に運動すればリフレッシュにもなるため、集中が切れたときなどに取り組んでみましょう。

また、海外では体力と学力には深い関係があるとの結果がでた研究もあります。
運動することで脳の海馬が刺激され、学力と結びつくようです。

学力アップも目指して、体力づくりも一緒に行ってはいかがでしょうか。

眠れなくても横になって休息を取る

入試前日は緊張していることもあり、眠りたくても眠れない人も多いです。
しかし、眠れないからといって勉強するのはやってはいけない行動といえるでしょう。

しっかりと休息を取るために、眠れなくても横になって休みましょう。

このとき、スマートフォンは見ないようにしてください。
就寝前にスマホを見ると、画面の光によって脳が昼間と錯覚し、睡眠のリズムが崩れる原因になります。

会場までのルートを把握しておく

初めて行く場所は緊張するため、精神的な負荷がかかり余計な体力を使ってしまいがちです。
そうならないようにも、事前に会場までのルートを把握しておきましょう。

また、アクセス方法がわからず迷ってしまうと、入試の時間に間に合わないなどのトラブルが発生する恐れもあります。
オープンキャンパスに参加したときに確認したり、受験前に訪問してルートを確認したりしておきましょう。
そうすれば、あまりストレスがかからず道に迷うなどのトラブルも回避できます。

大学受験を連続して何日も受けずに済む方法

いくつも大学を受験する人の中には「これだけ受験したのだからどこかに受かっているだろう」と思っていることもあります。

しかし、大学受験は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ではありません。
本当に行きたい大学のレベルにまで学力を上げなければ大学受験が失敗に終わる可能性も考えられます。

また、受験費用も安くはないため、必要以上に受験しないことが肝心です。

志望大学や学部を絞り込む

「とりあえずどこの大学でもいいから合格できればOK」と考えていると、志望大学が絞れません。
また、複数の大学・学部を手あたり次第受けることになることも考えられます。

自分が理想とする将来像に近づくにも、志望大学や学部の絞り込みをしておきましょう。
大学と学部をある程度絞り込めれば受験する日数を減らせるうえ、対策がしやすくなります。

将来についてしっかりと考える時間を設ける

志望大学や学部を絞り込むためには、将来についてしっかりと考える時間を設けることも大切です。

将来就きたい職種・業界への就職の実績がある大学や、その道に「つて」のある教授が在籍していたりサークルがあったりする大学を探してみましょう。
就職を希望する職種・業界への就職実績が豊富な大学であれば、就職に有益な情報を得られることもあります。

受験スケジュールをきちんと立てる

基本中の基本かもしれませんが、受験スケジュールをきちんと立てておくことも必要です。

志望大学や学部の入試日程から逆算すれば、入試に合わせてしっかりと学力を上げられます。
計画通りに勉強が進めば、受験直前で学力を理由に志望大学を変更することもなくなるでしょう。

その結果予定通りに受験日を迎えられることになり、連続何日も受験せずに済みます。

まとめ

大学受験を連続して何日も受けるのであれば、2日までが理想です。
頑張っても、3日までに抑えましょう。

何日も連続して受験する場合、学力だけでなく体力づくりも欠かせません。
しっかりと体調管理をしつつ体力を増やし、受験本番に備えてください。
もし体調管理と体力づくりを怠れば、受験中に体調を崩してしまうことも考えられます。

興味がある大学をすべて受験すると何日も受験が連続しそうな人は、再度志望大学や学部の絞り込みをしましょう。
就職したい職種・業界をゴールにしていれば、ある程度は絞り込めるはずです。

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