大学受験で現役合格できる人の7つの特徴!いつ何をすべきか?
大学受験において、浪人する学生の数が減少傾向にあります。
現役合格にこだわる理由は、家庭の経済状況が厳しいことやコロナ禍による学習環境の悪化などが挙げられます。
保護者の方に「現役合格以外は無理」といわれている人もいるでしょう。
では、現役合格している学生とそうでない学生の違いはどこにあるのでしょうか?
この記事では、大学受験において、志望校に現役で合格している人の特徴と、現役合格するためにやるべきことを学年別にご紹介します。
「絶対志望校に現役合格したい」
「現役合格するために、何をすればよいか知りたい」
といった方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験に現役合格する人の7つの特徴
大学受験に現役で合格できる人とそうでない人の違いは、どこにあるのでしょうか?
それは「継続」と「分析」がポイントとなります。
現役合格する人の特徴を7つ確認してみましょう。
授業を毎回大切に受けている
現役合格する人は、学校の授業も疎かにしません。
学校の授業は、大学受験に必要な基礎力を身につける重要な機会です。
なんとなく先生の話を聞き、板書を写すだけではなく、積極的に授業を受けるようにしましょう。
授業で理解できなかった箇所は、しるしをつけて後から先生に聞きに行く、先生が話したことの中でも、とくに重要そうな内容はノートにメモしておくなどして、後からノートを見返したときに内容が思い出せるようにしましょう。
予習・復習を欠かさない
現役合格者が、授業と合わせて大切にしているのが「予習・復習」です。
とくに、英語や数学といった積み上げの科目は、予習・復習が重要です。
基礎を定着させるためには、インプットとアウトプットをバランスよくおこなうことがポイント。
予習や授業でインプットした内容を問題集や宿題を解くことで、定着が期待できます。
早めに受験勉強を始めている
多くの受験生は、高校3年生に入ってから、中には部活動が終わる高3の夏過ぎから大学受験対策を開始します。(※)
しかし、難関大学や医学部といった偏差値の高い大学を目指す人の中には、それよりもはるかに前から大学受験対策を開始している人もいます。
中高一貫校のように高校受験のない学校では、中学時代から大学受験を意識している生徒もいるほどです。
やはり、授業や予習・復習といった勉強や大学受験対策を長期間継続して行ってきている人は、基礎が身についており、現役合格しやすいでしょう。
(※参考:大学進学を意識し始めた時期・受験対策を始めた時期)
自分の実力や弱点を把握している
大学受験の勉強をするうえで、自分の現在の立ち位置を知ることが必要です。
現役合格者は、定期テストや模試を通し、あとどの程度学力を上げれば大学合格できるかを把握しています。
自分の実力や弱点を理解することで、今何をすべきか・あとどのくらいやるべきかなどが分かります。
何をすべきか分からない人は、間違った勉強をしてしまいがち。
現役合格するためには、自己分析をしましょう。
計画的に勉強している
定期テストも大学受験も、計画的にコツコツ継続した人が最終的に勝利をつかみます。
計画を立てずに合格できるほど、大学受験は甘くありません。
大学受験対策はまだ先という人は、まず定期テスト対策をする際に、計画をたてて実行してみましょう。
定期テスト対策で勉強する範囲は大学受験の範囲でもあります。
高校1~2年生であれば、まずは定期テスト対策に注力するのがおすすめです。
特に中高一貫校生であれば、志望校の合否を左右するのは定期テストと言っても過言ではありません。
詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
志望校について徹底的に調べている
大学受験は情報戦でもあります。
現役合格できる人は、志望校について細かく調べています。
推薦入試の可否や出願倍率の予測といったこともありますが、最も重要なのは過去問の分析です。
赤本は解くだけのものではありません。
分析をして、入試ではどのような問題が出そうなのか、そのために自分が何をすべきか対策を立てています。
正しい方法で勉強している
同じ時間勉強していても、合格する人もいれば、不合格になってしまう人もいます。
それは、もともとの学力やその日の体調・勉強の仕方などが異なるためです。
とくに、現役合格する人の中には、自分に合った勉強法を確立している人がいます。
大学受験の勉強に必要なのは、質と量。
現状、必要な勉強を正しい方法で、複数こなすことで知識が定着し応用力も鍛えられます。
【学年別】大学受験に現役合格するための勉強法
では、実際大学受験に現役合格するためには、何をすればよいのでしょうか?
ここでは、高校1年から3年まで、各学年でやるべきことをご紹介します。
高校1年生がやるべきこと
高校1年生といえば、ほとんどの人はまだ志望校も決まっておらず、大学受験も意識していないでしょう。
そのような時期は、勉強習慣をつけましょう。
大学受験を意識して初めて長時間勉強しようとしてもなかなかできません。
1年生のうちから毎日必ず机に向かって勉強をする癖をつけ、大学受験に備えましょう。
また、現役合格する人の特徴である予習・復習の習慣づけもこの時期から行うのがおすすめです。
高校2年生がやるべきこと
高校2年生になると、徐々に大学受験を意識し始める人が増えてきます。
本格的に受験勉強を始めるまでは、基礎の定着を目指しましょう。
どのような大学を受験するとしても、基礎が身についていなければ話になりません。
学校の予習・復習に加え、基礎を養える問題集を1科目1冊用意して、コツコツ解いていきましょう。
ポイントは、1冊を何度も繰り返すこと。
3回ほど繰り返すころには、知識が身についているはずです。
基礎が身についたら、大学受験対策として標準問題・応用問題と進んでいきます。
高校3年生がやるべきこと
本格的な大学受験の勉強を始めなければならない3年生。
高2の段階で基礎力を身につけていなければ、標準・応用問題や過去問対策に着手します。
基礎を身につける場合は、夏頃までには終われるよう頑張ってください。
ここで重要なのは、自分が今何をすべきか把握すること。
模試を受けた結果や勉強の進み具合などから、今やるべきことを把握し、適切な勉強を行いましょう。
何をすればよいか分からない場合は、学校の先生や塾の講師に相談してみるのもおすすめです。
まとめ
大学受験に現役合格したい理由は人それぞれです。
辛い受験勉強をもう1年するのは嫌だという人もいれば、親の負担を軽減するためという人もいるでしょう。
現役合格する人は、継続的に自分に合った勉強に取り組み、勉強法や志望校について常に分析しています。
ご紹介した7つの特徴を、ぜひ実践してください。
しかし、長期間一人で黙々と勉強を続けると、どうしてもモチベーションが上がらない日や、成績が思うように伸びない時期もあるでしょう。
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投稿者プロフィール
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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