数学の大学受験対策では基礎固めが必須!正しいやり方伝授

数学の大学受験対策では基礎固めが必須!正しいやり方伝授

数学を理解するうえで重要なのが「基礎固め」です。

基礎固めを征するものは大学受験を征す
といってもよいほど、数学の基礎固めは避けて通ってはいけないもの。

しかし、基礎固めのやり方をしっかり理解できている人は多くありません

この記事では、大学受験対策の数学で、基礎固めをする方法とポイントをご紹介します。

「定期テストでは数学が足を引っ張っている」
「数学の勉強方法が分からない」

そのような人ほど、基礎固めが必要です。
まずはじっくり、ここでご紹介する勉強法に取り組んでみましょう。

【お役立ち資料】成績アップのための勉強法大全〜定期テスト対策編〜
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数学の大学受験対策に基礎固めが重要な理由

数学の大学受験対策で、基礎固めは避けて通れません
基礎が身についていなければ、標準問題や応用問題も解けないためです。

次にあげる項目の中に、ひとつでも当てはまるものがあれば、基礎が身についていない証拠。
何となく問題集を解くのではなく、計画を立てて基礎固めから取り組みなおしましょう。

【数学の基礎が身についていない人の特徴】

  • 数学の定期テストはいつも平均点以下
  • 数学の問題を見ても公式が浮かばない
  • 応用問題が解けない
  • テストや問題集の間違えた箇所のやり直しをしていない

また、これまで授業の予習・復習をしており、ある程度は理解できている人も、時間がたてば公式や定理を忘れてしまいます。
再度、基礎固めができているか、ひととおり確認してみるとよいでしょう。

数学の大学受験対策用基礎固めのやり方

数学の基礎固めは3つのステップに沿って行います。

【数学の基礎固め3ステップ】

  • 公式や定理を暗記する
  • 基礎問題集を解く
  • 解き直し

それぞれ詳しくやり方を解説していきます。

教科書や参考書で公式・定理の確認をする

まずはインプットからです。
教科書や参考書をもとに、公式や定理の確認をしていきましょう。

教科書を見て、その単元の解説が理解できるでしょうか?
公式は覚えていますか?

単元に出てくる練習問題や演習問題を実際に解けるか試してみましょう。
解けなければ、再度教科書の解説に戻って確認します。

基礎問題集に取り組む

公式や定理をインプットするだけでは、記憶は定着しません

そこで次に、基礎問題集に取り組んで覚えた内容をアウトプットします

問題集は、学校で傍用問題集が配られていれば、それでも問題ありません。
基礎・標準・応用と別れていれば、基礎部分だけ取り組みます。

問題集は何冊も手を出さずに、1冊を最後まで解いてください
この際、問題集に直接書き込まず、間違えた箇所が分かるようにチェックしておきましょう。

間違えた部分は再度解き直す

基礎問題集が1冊終わったら、間違えた箇所をもう一度解き直してみましょう。
すべて解けるようになるまで、何度も繰り返します。

時間に余裕があれば、1冊すべて解き直してもよいでしょう

基礎固めのゴールは、基礎問題を見たときに、すぐ公式や定理が思い浮かぶ状態にすることです。
そこまでできるようになれば、標準問題や応用問題に取り組めます。

数学の大学受験対策用基礎固めのポイント

基礎固めのやり方に沿って勉強していく際、注意してほしいポイントが3つあります。
これらを守ることで、さらに理解度が増すため、確認してみましょう。

分からない部分はそのままにしない

第一に、分からなかった部分をそのままにしないことです。

数学は積み上げが重要な科目のため、ひとつ理解できないと芋づる式に応用問題まで解けなくなってしまいます。
必ず先生や塾の講師に相談し、解き方を教わりましょう。

分からない場合は、中学の単元に戻ったほうがよい場合もあります。
先生や講師に相談すれば、そのような助言ももらえるでしょう。

アウトプットを重視する

インプットばかりしても、知識は定着しません。
インプットとアウトプットの黄金比は、3:7です。

取り組む問題数が多いほど知識が定着し、解けなかった問題を再度解き直すことで、長期的な記憶になります。

暗記だけに頼らない

問題を解けなかった場合、答えだけでなく解法もしっかりチェックしましょう。
そこで重要なのは、解法を丸暗記しないこと。

なぜその答えになるのか、理屈を説明できるようになって初めて基礎が身についたことになります。

数学の大学受験用基礎固めはいつまでに終わらせるべき?

これらの基礎固めは、遅くとも高3の夏休み前までに終わらせたいものです。
夏休み前までに終わらせられれば、夏休みを万全の状態で迎えられ、本格的な受験対策を開始できます。

もしも、高1・高2の頃から、大学受験対策を開始していたのであれば、高2のうちに基礎固めを終わらせるとよいでしょう。

国公立大学のように受験科目が多ければ多いほど、早めに対策を開始した方が安心です。

数学の大学受験対策で基礎固めの後は何をする?

基礎固めができたら、以下のような流れで受験勉強を進めていきます。

  1. 標準問題集
  2. 応用問題集
  3. 過去問

問題集は一気に何冊も購入せずに1冊を3回ほど繰り返しましょう。

1回目は、分からなければすぐに答えを見て構いません。
次は確実に解けるよう、しっかり理解することが重要です。

2回目・3回目は受験を意識し、短時間で解けるよう、時間を計って解いてみてください

問題を解いていくうえで、この単元は苦手だと感じる部分が出てくる場合は、基礎問題に再度取り組むのもよいでしょう。

数学は、多くの問題を解くことで応用力が身についていきます。
問題集をどれだけこなせるかは、取り組み始めた時期や勉強時間によって異なります。

ほかの科目とのバランスを見ながら、できるだけ多く問題を解けるように頑張りましょう。

関連記事
「受験生必見!大学受験を最短ルートで突破する5段階勉強法!」

まとめ

大学受験において、数学はまず基礎固めを行うことが重要です。

基礎が身についていなければ、応用問題はおろか標準問題すら解けない可能性があります。
公式や定理を暗記するだけでなく、なぜそうなるのかを理解しましょう。

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