大学受験は独学では無理?きついと言われるや合格する人の特徴・勉強法などを紹介


親に迷惑をかけたくない、近くによい塾がないといった理由で、独学で大学受験を目指す人もいます。

しかし多くの受験生は「独学は無理」だと、予備校や塾へ通っています。

なぜ大学受験は独学では無理だといわれるのでしょうか?

この記事では、独学が無理だといわれる理由と、独学でも志望校に合格できる人の特徴、どうしても独学で勉強しなければならない場合の対策法をご紹介します。

「できるだけお金をかけずに大学受験の勉強をしたい」
「独学で大学受験は自分には無理?」

という悩みのある人は参考にしてください。

独学で大学受験は無理?難しいといわれる理由

大学受験を独学で突破は厳しいという人がいますが、なぜ無理だと思うのでしょうか?

それは受験勉強が「長期戦であること」「一発勝負であること」「試験範囲が広いこと」などが原因で、1人で大学受験に必要な対策をするのが難しいためです。

スケジュール管理が難しい

長期に渡る受験勉強は、スケジュール管理が非常に重要です。
しかしどんなに頭がよい高校生でも、長期的なスケジュール管理ができる人は多くありません。

受験勉強を早く開始した人や、もともと地頭がよく基礎が身についている人は、その学力から勉強の仕方やスケジュール管理を多少失敗しても挽回できます。
しかし一般的な受験生は、その状態から独学で遅れを取り戻すのが非常に困難です。

大学受験の最新情報を仕入れるのが難しい

独学の場合、大学受験の情報を仕入れるのが難しいことがあります。

近年はセンター試験が共通テストに代わったり、入試内容を変更する私立大学があったりと、何かと変化が多い時期です。
学校の先生でも、すべての大学の情報を把握しているわけではなく、独学では理解しきれない部分もあるでしょう。

大学受験対策をしている塾や予備校では常に最新の情報をチェックしているため、塾生は情報に惑わされることがありません。

モチベーションを維持するのが難しい

どのような受験生も勉強に対するモチベーションを維持し続けるのは難しいものです。

とくに独学の場合は競い合う相手がいないため、常に一人で戦わなければなりません。
何かのきっかけで、モチベーションが下がってしまうと、もち直すのに時間がかかってしまいます。

演習量を確保するのが難しい

大学受験は、知識を定着させるためにも演習量が必要です。

独学の場合、分からない部分があるとそこから先へ進めなくなってしまいます。
また、一人では長時間集中力が続かない人もいるでしょう。

このようなことも原因で、独学は塾生と比べ演習量が少ない傾向があります。

独学で大学受験勉強を行うメリット

自分のペースで勉強できる

独学の大きなメリットの1つは、勉強のペースを完全に自分でコントロールできることです。個別指導や予備校に通う場合、授業や指導の進度に合わせて勉強しなければなりませんが、独学ではその制約がありません。

自分が理解するまで特定のトピックに集中し、逆に得意な部分はスキップすることも可能です。しかしその分、計画性と自己管理力が求められます。

ゼロから勉強計画を立てることができる

独学であれば、ゼロから自分自身で勉強計画を立てることができます。

自分の得意分野や不得意分野を把握し、どのように学力を伸ばしていけばいいかを論理立てて考えることのできる生徒にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

自分の興味や好みに合わせた教材を選べる

独学の場合、自分の興味や学習スタイルに合わせて教材を選ぶことができます。これにより、予備校や学習塾のカリキュラムに縛られず、自分が本当に学びたい科目やトピックに集中できます。

たとえば、数学が得意で理系の科目に興味がある場合、その分野に特化した教材や参考書を選んで効率的に学ぶことができるでしょう。自分の興味を活かすことで、勉強が苦痛ではなくなり、継続しやすくなります。

独学でも大学受験は無理じゃない?合格できる人の特徴

スケジュール管理から参考書の選定など塾に通っていればフォローをしてもらえることでも、独学は自分自身ですべてを行わなければなりません。
これらを上手にこなして、大学受験に独学で合格できる人がいるのも確かです。

このような人達には、次のような特徴があります。

勉強習慣がある

独学で勉強できる人は、もともと勉強習慣が身についている人が多いです。

これまで大して勉強してこなかった人が、大学受験だからと急に何時間も集中して勉強はできません。

また勉強習慣のある人は分からないことも自分で調べるクセが身についており、勉強をひとりでも進めていけます。

分析力がある

独学で合格できる人は、自分自身の現状を的確に分析できます。
これにより自分の弱点や苦手分野が分かり、どのように強化すればよいか判断できます。

過去問やさまざまな情報から志望校の分析も行い、何をすればよいか見極めることも可能です。

【大学受験】無理でも独学するしかない!そんなときはどうする?

このように独学で志望校合格は難しいもの。
しかし、どうしても塾や予備校へ通えない人もいるでしょう。

そのようなときは、どうすればよいでしょうか?
4つご紹介します。

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塾なしで大学受験した人はどうやって合格した?勉強法を徹底解説!

学校や学校の先生を最大限利用する

独学の受験勉強で、一番の強い味方になってくれるのは学校です。
だからこそ学校や先生を最大限活用しましょう。

勉強は自宅ではなく学校の自習室を活用すれば、周りに同じように勉強する人がおり、モチベーションを保てるでしょう。

また、分からない部分は先生に聞きに行くことも可能です。

模試を受ける

塾へ行かなくても、定期的に模試を受けるとよいでしょう。

受験勉強をしていて不安になる理由のひとつに、自分自身の現状のレベルが分かりにくいことが挙げられます。

模試を受ければ、偏差値や志望校の判定がでます。
また自分自身の勉強の弱点も見えるため、今後どのように勉強を進めていくべきかも分かるでしょう。

周囲に大勢人がいる環境でテストを受けることは、受験の予行演習にもなります。

単なるテストではなく、得るものが非常に多いことが模試のメリットです。

塾の無料体験へ行ってみる

塾の無料体験へ行ってみるのもおすすめです。

塾や予備校に通う生徒がどのような勉強をしているのか見ることは、独学の参考にもなります。
また塾によっては、受験相談ができるところやカウンセリングで自分に合った学習カリキュラムを組んでくれるところもあります。

入塾しなくても非常に有益なこともあるため、気になる塾があれば参加してみるとよいでしょう。

夏期・冬期講習だけ参加する

塾の夏期講習や冬期講習のみ参加するのもよいでしょう。

講習内容は、塾によってさまざまです。
志望校に合わせた対策を行う場合や自分自身の弱点を克服できる講習など、一番必要だと感じる講座をしっかり見極めて参加するようにしましょう。

また自分と同じ受験生が周囲にいることで、やる気もアップします。

まとめ

独学で志望校に合格するのは非常に難しいもの。
しかし独学で難関大学に合格した人もいます。

独学で頑張ろうと考えている人は、志望校や自分自身の弱点をしっかり分析し、学習スケジュールをたてて計画的に勉強を進めましょう。

「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、無料受験相談を行っています。

現状を詳しくヒアリングしたうえで、志望校に向けた1カ月分のロードマップを作成し、どのような教材をどのくらいのペースで行うべきかも詳しくお伝えします。

独学で頑張るのか、塾で勉強するかはあなた次第。
120分の体験授業も行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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