【大学受験】何からすればいい?準備や効率のよい勉強法もご紹介
大学進学を目指しているけれども、何をすればよいのか疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大学受験を成功させるためには、受験勉強を始める前のゴール設定が肝心です。
その上で、効率的に勉強すれば、志望校合格へ近づけるでしょう。
当記事では、450校以上の生徒の偏差値を60以上に跳ね上げ、第一志望校への合格者を多数輩出している専門家が、大学受験に向けて何をすればよいのか解説します。
また、効率のよい勉強法もご紹介します。
受験生になったばかりで何から始めればよいのか疑問を抱いている方は、ぜひご覧ください。
このページの目次
【大学受験】何をすればいい?勉強を始める前の準備
大学へ進学したいけれども、何をすればよいのかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
まずは、受験勉強を始める前の準備からご紹介します。
志望校・学部を決める
最初に大学受験のゴールである、志望校と学部を決定しましょう。
大学や学部により、入試科目や配点バランスが異なるためです。
志望校と学部を設定することで、どの科目を勉強すればよいのか明確になるため効率よく受験勉強に励めます。
一方、志望校と学部が決まらずお悩みの方は、将来の目標を考えてみましょう。
例えば、小学校の先生になりたい、弁護士になりたいなど、おおよその将来像を描きます。
描いた将来像をもとに、教育学部や法学部のある大学を選ぶとスムーズです。
効率よく受験勉強に励むために、まずは志望校と学部を決めましょう。
志望校の受験日を確認する
志望校と学部が決まったら、受験日をチェックしましょう。
試験本番まで残された時間から逆算して、効率のよい勉強スケジュールを立てるためです。
また、2024年度における国公立大学の一般選抜実施日程は以下のとおりです。
前期日程 | 2月25日から |
---|---|
後期日程 | 3月12日から |
なお、2024年度における大学入学共通テストの日程は、1月13・14日となっています。
ただし、試験日程は志望校によって異なるため、大学のホームページや配布された資料で確認してください。
※参考:「独立行政法人大学入試センター」「一般社団法人公立大学協会」
現在の学力を把握する
次に、現在の学力を把握します。
大学合格をつかむためには、いまの学力と志望校のレベルの差がどのくらいあるのか把握することが大切です。
学校で実施される定期テストの得点を参考にしてもよいのですが、塾や予備校で開催されている模擬試験を受けるのがおすすめです。
模擬試験を受ければ、全国偏差値や志望校の合格可能性評価などがわかるため、合格までの距離や志望者の中でご自身がどの位置にいるのか把握できます。(※合格可能性評価とは志望校に合格できる可能性を表す数字のことです)
また、模擬試験の結果で苦手科目やミスの傾向などもチェックできるため、どの科目を勉強すればよいのか、どのような対策をすればよいのかも明確になります。
志望校の受験日を確認したら、模擬試験を受けて現時点の学力をチェックしましょう。
勉強スケジュールを設定する
次に、模擬試験の結果をもとに、勉強スケジュールを設定します。
勉強スケジュールは、志望校の入試日程から逆算して計画するのがポイントです。
例えば、夏までに全科目の基礎をマスターして秋から演習問題に取り組むなど、大まかなスケジュールを立てます。
その後、どの科目にどのくらいの勉強時間を設けるのか、どのような方法で勉強するのかなど、細かいスケジュールを設定します。
なお、勉強スケジュールは紙に書いて、机の前や部屋のドアなど目につく場所に貼っておきましょう。
以上で受験勉強を始める前の準備は完了です。
併せて、勉強スケジュールの立て方を把握したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【大学受験】何をすればいい?効率のよい勉強法
志望校を決定して勉強スケジュールを立てたら、受験勉強を開始しましょう。
ここからは、効率のよい勉強法を解説します。
基礎を固める
まずは、どの科目も基礎固めから始めましょう。
「大学受験=難しい問題が出題される」と、イメージする方も少なくありません。
これは間違いではありませんが、難しい問題を解くためには基礎をマスターする必要があります。
また、受験生の中には「授業で学習したから基礎は飛ばす」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、授業で学習した範囲であっても意外と忘れてしまっているケースもあります。
そのため、どの科目も基礎の復習から始めるのがポイントです。
苦手科目を克服する
志望校に合格するためには、苦手科目を克服することも重要です。
多くの受験生は、苦手科目の克服を後回しにしてしまいがちでしょう。
しかし、得意科目より苦手科目を重点的に勉強したほうが、志望校合格までの距離は近くなります。
例えば、100点満点のテストで得意科目の得点が95点であれば、どれほど勉強しても残り5点分しか伸びません。
一方、苦手科目の得点が50点であった場合、残り50点分の伸びしろがあります。
よって、5点しか伸びない得意科目よりも50点伸ばせる苦手科目を克服したほうが志望校合格に近づけます。
苦手科目がある場合は、受験本番までに克服しましょう。
隙間時間を活用する
隙間時間を有効活用するのも、おすすめの勉強法です。
休み時間や通学の時間など、何気なく過ごしている隙間時間は多くあるでしょう。
例えば、1日10分の隙間時間がある場合、1年間で3,650分(約60時間)も何気なく過ごしていることになります。
60時間あれば、歴史上の人物名や英単語など、多くのことを覚えられるはずです。
何気なく過ごしている隙間時間に単語帳を見たり教科書を読んだりすれば、志望校合格の可能性も高まるでしょう。
演習問題は最低3周する
演習問題は最低でも3周するのがポイントです。
イメージとしては、次のとおりです。
- 1周目:解けない問題をチェックする
- 2周目:解けなかった問題を解けるようにする
- 3周目:解けるようになった問題を知識として定着させる
また、演習問題に取り組む時間を多めに取った方は、5周・6周するのもよいでしょう。
1冊の問題集を何周もすれば、知識が定着して難しい応用問題もスムーズに解けるようになります。
プロの力を借りる
学校の先生や塾の講師など、プロの力を借りるのもおすすめです。
特に、大学受験専門塾の講師は受験のプロフェッショナルです。
受験勉強でわからないことがあれば、プロの力を借りて前に進みましょう。
また、一般的に塾は、個別指導塾と集団塾にわけられます。
どちらの種類の塾がよいのか把握したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
何をすればいいかわからなくても大丈夫!大学受験対策は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にお任せください
初めての大学受験で何をすればよいかわからず、不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
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大学受験に向けて何をすればよいのか迷子になってしまった方でも、当塾のプロ講師が志望校合格まで徹底サポートするため安心です。
また、高校受験のない中高一貫校生の場合、中だるみしてしまい偏差値が下がってしまうケースも少なくありません。
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まとめ
大学受験を成功させるためには、受験勉強を始める前に志望校を決めたり勉強スケジュールを立てたりするのがポイントです。
ゴールや進むべき道を照らしておけば、スムーズに受験勉強に取り組めるでしょう。
一方、何をすればよいかわからない方は、ゴール設定があやふやになってしまっている可能性があります。
いま一度、ゴール設定を見直してみましょう。
当塾の大学受験対策コースであれば、志望校決定から合格までの道順をプロ講師が徹底サポートします。
大学受験に向けて何をすればよいのか疑問を抱いている方は、お気軽に「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」までご相談ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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