【2025年度の受験が変わる】大学入学共通テストの範囲と対策をご紹介!


「大学入学共通テストの教科と科目はどのように変わる?」
「大学受験の範囲はどこからどこまで勉強すればよい?」

2022年度から学習指導要領が適用されました。
そのため、大学入学共通テストにおいても2025年度から教科や科目が変更されます。

改訂にともない、どこからどこまでの範囲を勉強すればよいか疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいいますと、今までの学習範囲すべてを復習するのがおすすめです。

この記事では、塾生の偏差値を90日間で向上させた専門家が、大学入学共通テストの範囲や対策についてご紹介します。
大学受験で第一志望合格を掴みたい方は、ぜひご覧ください。

【大学受験】大学入学共通テストの範囲

2022年度にスタートした学習指導要領にともない、2025年度に実施される大学入学共通テストの範囲も変更されます。
以下に、2025年度から適用される大学入学共通テストの教科と科目をまとめました。

教科 グループ 科目
国語 『国語』
地理歴史 『地理総合、地理探求』
『歴史総合、日本史探求』
『歴史総合、世界史探求』
『地理総合、歴史総合、公共』
公民 『公共、倫理』
『公共、政治・経済』
数学

1 『数学I、数学A』
『数学I』
2 『数学II、数学B、数学C』
理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』
『物理』
『化学』
『生物』
『地学』
外国語 『英語』
『ドイツ語』
『フランス語』
『中国語』
『韓国語』
情報 『情報I』

(※参考:令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの出題教科・科目の出題方法等・問題作成方針・その他について)

これまで6教科30科目であった教科と科目は、7教科21科目へと変更されます。
また、地理歴史や公民において大きく科目が変更されるほか、国語および数学2の試験時間が10分延長されます。

2023年時点で高校2年生の方は、新たな入試に向けて勉強する範囲が多くなるといえるでしょう。

【大学受験】大学入学共通テストの合格点の範囲

受験勉強に励んでいる方の中には「大学入学共通テストでどのくらいの点数を取れば、志望校に合格できるのだろう」と、疑問を抱いている人もいらっしゃるでしょう。

合格点の目安は、各大学の案内やHP内に記載されている「合格最低点」を確認すれば予想できます。
志望校に合格するためには「合格最低点」を上回ればよいのです。

倍率や科目数の配点の変更により「合格最低点」も変わりますが、どのくらい点数を取ればよいのかという目安になります。

例えば、2023年度の国公立大学法人岡山大学の一般選抜における合格者データによれば、文学部の最低点は480点なので、これを上回れば合格するということになります。

志望校の最低合格点を確認して、合格を目指しましょう。

【大学受験】大学入学共通テスト対策の範囲

大学入学共通テストの目的は、高等学校段階における基礎的な学習を達成した程度と、大学教育を受けるために必要な能力について把握することです。(参考元:大学入学共通テスト実施方針

つまり、大学入学共通テストでは、小学校から高校までに学習したすべての範囲が出題されるといえます。
言い換えれば、今まで学習していない範囲は出題されません。

志望校合格を目指している方は、これまでの学習内容を復習することが受験対策になるでしょう。

【大学受験】大学入学共通テスト範囲の対策ポイント

学習指導要領の改訂にともない、大学入学共通テストの教科が増えたため勉強量も多くなります。

ここからは、2025年度の大学入学共通テスト範囲の対策ポイントを解説します。

基礎を復習して土台をつくる

まずは、基礎を復習して土台をつくりましょう。
これまで学習したすべての基礎が把握できていれば、大学入学共通テストに出題される問題が解けるはずです。

特に、中高一貫校生の場合、中学受験を経験しているため小学校で学習する基礎は身についているでしょう。
そのため、中学から高校までに学習する基礎を復習するのがおすすめです。

また、2025年度から加わる「情報I」に関しても、同じことがいえます。

問題演習で分からない範囲を確認する

問題演習で分からない範囲を確認しましょう。
問題演習は、現時点での自身の知識を確かめたり、不明な範囲がないか確認したりする作業です。

分からない問題があれば、解けるまで繰り返しチャレンジしてみてください。
また、問題演習は最低でも3周することを推奨します。

1周目で間違えた問題を2周目で解き、3周目で完璧にするといった流れがよいでしょう。
基礎を復習したら、問題演習でアウトプットするのがポイントです。

過去問題で時間配分などを把握する

基礎を復習し問題演習をこなしたら、過去問題で時間配分などを把握しましょう。
可能であれば、10年間分の過去問題を解くのがおすすめです。

多くの過去問題を解けば、大学入学共通テストの出題形式や時間配分などが把握できます。
また「独立行政法人大学入試センター」のHPで、過去3年間分の大学入学共通テストの問題が閲覧できます。

赤本や「独立行政法人大学入試センター」のHPに掲載されている過去問題を活用し、出題形式や時間配分などを把握しましょう。
あわせて、2025年度から試験科目に設定される「情報サンプル問題」にも取り組んでみてください。

過去問題対策の詳細を把握したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

塾を活用する

塾を活用するのも、一つの方法です。
大学入学共通テスト対策と、定期テスト対策を同時に進めるのは難しいでしょう。

特に、2025年度に実施される大学入学共通テストは、これまでと内容が異なります。
大学入学共通テスト対策と、定期テスト対策を実施している塾であれば、両方の対策が可能です。

2025年度の大学入試に向けて多くを対策する必要はありますが、1人では何をするべきか迷ってしまうケースもあるでしょう。
正しく受験勉強するために、早い段階から専門家の力を借りるのを推奨します。

塾の活用にお悩みの方は、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

大学入学共通テストの範囲と対策についてご紹介しました。
2025年度の入試からは、学習指導要領の改訂にもとづき教科・科目が変更されます。

大きな変更点は「情報I」が設定されること、地理歴史・公民においては大幅に科目が変更されることです。

2023年時点で高校2年生の方は、新しい大学入学共通テストに向けて準備しましょう。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、志望校合格に特化してサポートしています。

志望校に特化した無駄のない学習計画を立てるところから始めるため、効率のよい入試対策が可能です。
また、学校の試験2週間前からの定期テスト対策も実施しています。

大学入学共通テスト対策と定期テスト対策の両方を完璧にしたい方は、お気軽に「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」までお問い合わせください。

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