大学受験の学習計画を立てる重要性とは?意識したいポイントもご紹介!
大学受験に向けて学習計画を立てることは必須です。
計画を立てないまま勉強を進めようとしても、今自分がやるべきことや方向性がブレてしまう可能性があります。
まずは自分の現状を理解したうえで、自分に合った無理のない学習計画を立てていきましょう。
本記事では、学習計画どおりに受験勉強を進めていくためのコツについてもご紹介しています。
せっかく立てた学習計画が無駄にならないよう、自分に合った継続方法を見つけてください。
このページの目次
大学受験で学習計画を立てることの重要性とは?
大学受験に向けて動き出すにあたって、学習計画を立てることには重要な意味があります。
学習計画を立てることは行き先に向けた「地図」を作成することと同じです。
もし地図のない状態で目的地へ向かおうとしたら、途中で道を間違えてしまったり、今自分がどこまできているのかがわからなかったりします。
もちろん地図がなくても目的地に到着できる人もいますが、遠回りをしてしまう可能性は高いでしょう。
大学受験はゴールとなる日、つまり「受験日」が決まっています。
その日に向かって、いつまでに、どこまで進めば間に合うのかを明確にすることで、効率的に学習を進めていけるのではないでしょうか。
大学受験の学習計画を立てる際に意識したいポイント
大学受験の学習計画を立てるためには、意識すべきポイントがいくつかあります。
効率的に学習を進めて志望校合格に1歩でも近づけるよう、ぜひ参考にしてください。
まずは自分の現状を理解する
学習計画を立てるにあたって、まずは自分の現状を理解することが大切です。
現時点での志望校は決まっているのか、その志望校に合格できる確率はどのくらいなのかを考えてみてください。
模試の結果から自分が今いる位置や苦手としている科目がわかるはずなので、参考にするとよいでしょう。
これらのことがわかれば、志望校合格に自分を近づけるためにはどのような勉強がどのくらい必要なのかが明確になるはずです。
「どこに焦点を当てて勉強していけばよいのか」「合格の可能性が見えるまであと何点取れるようになればよいのか」などを考えられるようになるため、具体的な学習計画を立てるうえで大変役立ちます。
目標を決める
学習計画を立てる際、最初に決めるのは目標です。
まずは最も大きな目標である志望校を決め、その目標から逆算して計画を立てていきましょう。
ただ、「志望校合格」は長期目標であり、長い時間をかけて達成するものなのでこの時点では具体性がありません。
そこで、次に中期目標を決めていきましょう。
例えば、「次回の模試で合格判定を1つ上げる」「過去問で70点以上とれるようにする」など、複数の目標を設定しておくのがおすすめです。
ひとまずその目標を達成するために何をすればよいのか、さらに具体的な学習の内容を考えていくとよいでしょう。
教科ごとに学習計画を立てる
学習目標は教科ごとに立てるようにしましょう。
効率のよい勉強方法は教科によって異なります。
例えば、英語は繰り返し勉強することが大切で、数学は基礎固めに十分な時間をかけるのがおすすめです。
意外と時間がかかるのが国語で、問題をひたすら解くこと、そして、間違えた問題の解説を理解できるまで読むことが必要になります。
くわえて漢字や慣用句の暗記もしなければならないため、思った以上に時間を要することを覚えておきましょう。
また、得意科目・不得意科目によって勉強に費やす時間も変わってくるはずです。
そういったことも考慮して学習計画を作成していってください。
大学受験で学習計画どおりに進めるためには?
せっかく学習計画を立てても、そのとおりに進まず焦ってしまう人も多いはずです。
そこで、学習計画どおりに進めるためのコツをご紹介します。
計画表を目につく場所に貼っておく
学習計画を立てたことに満足するのではなく、作成した計画表を常に意識できるように、目につく場所に置くのがおすすめです。
常に目に入る状態にあれば、次に何をすべきなのかを意識しながら受験勉強を進めていけるのではないでしょうか。
自宅で勉強することが多い場合は部屋の壁に貼っておくのが効果的ですが、塾や予備校の自習室や図書館なども利用する場合は、アプリでスケジューリングするのも一つの方法です。
学習計画と記録を一元管理できるアプリや、スケジュールやタスクを忘れないよう事前にリマインドをしてくれるアプリなどもあるため、利用しやすいものを探してみるとよいでしょう。
休む日も設定する
効率のよい学習計画を立てるためには、無理のない内容にすることも大切です。
詰め込みすぎてしまうと途中で挫折してしまったり「予定通りにしなければならない」というプレッシャーを感じてしまったりして、うまくいかなくなる可能性があります。
「脳に知識や記憶を定着させるためにも休息は必要なこと」と考え、しっかりと睡眠をとること、定期的に勉強から離れてリフレッシュする日を作ることを意識しましょう。
無理なく実践できる学習計画にすることが重要なポイントです。
自分にご褒美を用意する
受験生が最後までモチベーションを維持できるようにするためには、「ご褒美制度」を取り入れることもおすすめです。
「今週、計画通りに実践できたら好きなものを1つ買う」「1日だけ思いきりゲームをしてよい日を作る」など、自分にとってやる気アップにつながる内容であれば何でもよいでしょう。
勉強ばかりしている受験生にとって、ちょっとした贅沢が大きな喜びにつながりやすいものです。
まとめ
大学受験に向けて勉強しなければならないことはたくさんあるため、計画を立てずやみくもに手をつけていくことは非効率です。
「志望校合格」というゴールに向けて何が必要なのか、どのように進んでいけばよいのかを明確にするためにも、早い段階で学習計画を立てることをおすすめします。
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投稿者プロフィール
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