大学受験はなぜ厳しい?乗り越えて志望校合格をつかむ方法をご紹介


高校受験と比べ、大学受験は科目数も増えるうえに、全国のライバルと戦わなければならない厳しさがあります。

これだけで十分大学受験の厳しさを感じられますが、受験生を待ち受けている困難は、科目の数やライバルが多くいることだけではありません。

本記事では、大学受験がどのように厳しいのか、またそれを乗り越えて志望校合格するためには、どうすればよいのかについてご紹介します。

大学受験の現実を知り、正しい対策を行いましょう。

大学受験が厳しい理由

大学受験は決して楽に合格できるものではありません。
しかし、何とかなるだろうと楽観的に考え、痛い目にあう受験生も少なくありません。

本腰を上げて受験勉強に取り組むためにも、大学受験の厳しさを知っておきましょう。

努力が報われるとは限らない

大学受験は、必ずしも努力が報われるとは限りません。
どんなに長期間質のよい勉強をしてきたとしても、たった一度の試験で点数が取れなければ、不合格になります。

多くの受験生たちは18年間生きてきた中で、もっともシビアに感じるのが大学受験でしょう。

しかし努力をしなければ大学合格はあり得ません。
報われないかもしれないけれど、努力しなければならないのが大学受験の厳しさです。

大学受験は「落とすため」の試験?

高校入試の倍率は基本的にはそれほど高くなく、「受からせるため」の試験です。

一方大学受験は、全国各地からライバルたちが集まり、倍率も高くなります。
難関大学ともなれば問題は非常に難しく、時間内に終わらせるのも一苦労です。

つまり「落とすため」の試験と考えてもよいでしょう。

合格するためにも受験勉強に終わりはなく、問題を解けるようになっても、もっと早く解けるようにしなければなりませんし、さらに難しい問題に挑む必要もあるでしょう。

1点の差に泣かされることがある

全国規模の大学受験は、たった一点の間に何十人もの受験生がいてもおかしくありません。

「たかが一点、されど一点」ということです。
それで合否が分かれることもあります。

一点でも多く得点するために、ほかの人が勉強しないような細かい部分まで、覚えなければなりません。

中高一貫校生が圧倒的に強い

大学受験では、中高一貫校の強さに圧倒されます。

もちろん中高一貫校にもさまざまなレベルがあるため、すべての学校が強いとは言いきれません。

しかし難関大学の高校別合格者数ランキングを見ると、その強さは一目瞭然です。
TOP10のほとんどは、中高一貫校が占めています。

その理由は、中学受験の時点から大学進学を意識していること、学校の授業の進みが早く大学受験対策しやすいことなどが挙げられます。
中高一貫校以外の受験生にとって、これは相当高いハードルです。

テストが難化傾向にある

大学受験のテストは難化傾向にあります。

例えば共通テストは全体的に問題文が長く難解になっており、読解力を問われることが増えました。
また単純に知識を問う問題ばかりではなく、提示した資料を読み解き、答えを導き出す思考力も問われます。

私立大学は、国からの補助金目当てに必要以上に合格者を出させないための「入学定員の厳格化」が2016年度から行われています。
その結果、合格者を絞り込むために人気の高い私立大学の入試問題も難化傾向です。

現役志向が高まっている

テスト自体は軟化傾向にありますが、受験生の間では現役志向が高まり、浪人生の数は減少しています。

経済的な面も関係しているでしょうし、学習指導要領の改正なども少なからず関係しているでしょう。
絶対に受からなければならないプレッシャーが受験生には重くのしかかることになります。

大学受験の厳しさを乗り越える方法

大学受験は、18年間の人生の中でもトップクラスに厳しくつらいものものです。

しかしどんなに厳しくても、必要以上に恐れる必要はありません。
なぜなら厳しいのは、全受験生が共通しているためです。

ではその厳しさの中でも、ほかの受験生よりも一歩抜きんでるためにはどうすればよいでしょうか?

勉強スケジュールを立てる

まずは、勉強スケジュールを立てましょう。

大学受験の勉強期間は非常に長く、だらだらと無計画に勉強していては試験日までに勉強を終えられなかったり、学習に漏れが出てしまったりする恐れがあります。

1科目ずつ「基礎固め→問題集を解く→過去問を解く」の流れで、できるだけ詳しくスケジュールを立てましょう。

ポイントは、無理な予定にしないことです。
計画倒れになるとモチベーションが下がってしまうため、週に1日は調整日をつくるなど工夫しましょう。

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受験勉強を早めに開始する

大学受験は、最終的にはコツコツ努力できた人が勝ちます。

受験勉強は高3から始める人が多いため、高2から基礎固めを始めておけば、それだけアドバンテージが取れることになります。
高3になってからも、ゆとりをもって勉強を進められるでしょう。

基礎固めを入念に行う

大学受験において、基礎固めは欠かせません。
どんなに難しい問題も、基礎が身に付いていなければ解けないですし、全ては基礎の応用です。

英語なら英単語と文法の暗記、数学なら公式理解など、漏れのないように取り組みましょう。

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苦手をつぶしておく

苦手をつぶしておくのも重要です。

大学受験は、各科目の合計で争われます。
一つでも足を引っ張る科目があるのは危険ですし、苦手な科目の方が点数の伸び率は良く効率的です。

苦手をつぶしておくことで、その科目は得点力がつき、合計点の底上げができるでしょう。

体調管理に気を付ける

何はともあれ、体調を崩してしまっては元も子もありません。
体調管理には十分注意しましょう。

勉強が終わっていないからといって夜更かしするのも避けましょう。
夜更かしするなら、朝早く起きて勉強したほうがよほど効率よく進みます。

規則正しい生活を意識し、体調管理してください。

まとめ

大学受験の厳しさは、どんなにがんばってもたった一度の試験だけで判断され、努力が報われない可能性があることや近年のテストの難化、現役志向によるプレッシャーなどが挙げられます。

しかし、厳しいのは誰もが同じことです。

最終的には、コツコツがんばった人でなければ志望校合格を得られません。
大学受験の戦いに最後に勝利できるよう、計画的に勉強を進めましょう。

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