【大学受験】共通テストの点数が上がる「世界史の勉強法3ステップ」をご紹介!
「大学受験に向けて世界史の勉強法を把握したい」
「覚える量が多すぎて、世界史の勉強が思うように進まない」
上記のようなお考えやお悩みを抱いている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
勉強法を間違えると、どれほど時間があっても足りなくなるのが世界史です。
また、暗記だけではなく、時代の背景や人物の業績などを理解することも大切な科目です。
この記事では、塾生の偏差値を90日間で向上させた専門家が、大学受験の世界史の勉強法をご紹介します。
大学受験に向けて世界史の勉強を始めたい方は、ぜひご一読ください。
このページの目次
【大学受験】世界史の勉強はいつから始める?
大学受験に必要な世界史の勉強は、高校2年生の夏休みに始めるのがよいでしょう。
高校2年生の夏休みであれば、高校1年生までに学習する基礎が身についているためです。
また、早い段階から世界史の勉強を始めることで、余裕をもって他教科の受験勉強ができます。
他教科の受験勉強を始める時期を把握したい方は、あわせて以下の記事も参考にしてみてください。
【大学受験】世界史の勉強法3ステップ
世界史の勉強法を把握しておけば、大学入学共通テストで高得点を獲得できる可能性が高まります。
ここからは、大学受験対策における世界史の勉強法3ステップをご紹介します。
ステップ1.全体像を把握する
まずは、世界史の全体像を把握するのがおすすめです。
世界史は、世界各地で起きた出来事や革命、文化や社会の発展など、覚えることが多くあります。
そのため、最初からすべてを完璧に覚えようとせず、大まかな全体像から把握しましょう。
全体像を把握しておけば、時代の背景や人物の業績なども理解しやすくなります。
そのうえで、細かい知識の理解を深めれば、大学入学共通テストに出題される問題も解きやすくなるはずです。
大学受験対策における世界史の勉強は、全体像を把握するところから始めましょう。
ステップ2.単語を暗記する
全体像を把握したら、単語を暗記していきましょう。
世界史における単語の数は、数え切れないほど多くあります。
また、時代や地域によっても、さまざまな単語が存在します。
そのため、単語を暗記するときは、教科書以外に資料集や用語集を活用しましょう。
そして、問題形式の一問一答を使用し、どこまで把握できているか確認するのがおすすめです。
間違えてしまった単語は、資料集や用語集で復習し知識を深めておきましょう。
繰り返し復習すれば、難しい単語の暗記もスムーズにできるはずです。
ステップ3.問題演習で仕上げる
全体像を把握し単語の暗記が終われば、志望校に適した問題演習に挑戦しましょう。
教科書を読んだり一問一答で単語を暗記したりするだけでは、大学入学共通テストの点数を上げるのは難しいかもしれません。
なぜなら、問題を解く練習をしていないからです。
全体像を把握し単語を暗記するのは、インプットです。
大学入学共通テストの得点を上げるためには、アウトプットが欠かせません。
そのため、仕上げとして問題演習をこなし知識を定着させましょう。
また、文化史も同じ手順で勉強するのがおすすめです。
【大学受験】世界史の勉強法のコツ
ここからは、大学受験における世界史の勉強法のコツをご紹介します。
大学入学共通テストの点数を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
思考力を身につける
大学入学共通テストでは、年号や用語の暗記だけでは解けない考察問題も出題されます。
そのため、思考力を身につけておきましょう。
例えば「第一次世界大戦後に締結されたヴェルサイユ条約の内容と影響について記載してください」という問題が出題された場合、思考力が必要です。
思考力を身につけるためには「なぜ、その出来事が起きたのか」「なぜ、その出来事を起こす必要があったのか」など、考えながら勉強するのがおすすめです。
「なぜ?」を繰り返しながら勉強し、思考力を身につけましょう。
史資料を読み解く力をつける
大学入学共通テストでは、史資料の読み取り問題も出題されます。
そのため、史資料を読み解く力も身につけておきましょう。
具体的には、文章の意味を把握しながら読む、文章と写真を関連づけて覚えるなどが好ましい方法です。
また、専門用語の意味を用語集で確認することで、史資料の内容が理解できるようになります。
大学入学共通テストの点数を上げるために、史資料を読み解く力も身につけておきましょう。
他地域とのつながりを意識する
世界史の点数を上げるためには、他地域とのつながりを意識して勉強することも重要です。
日本史は国内の歴史だけをマスターすればよいのですが、世界史の対象は広範囲にわたります。
そのため、同じ時代に異なる地域で起きていた出来事も把握しなければなりません。
また、大学入学共通テストでは、同じ時代の異なる地域のつながりを問う問題が出題されるケースもあります。
大学入学共通テストの点数を上げるためにも、他地域とのつながりを意識しながら勉強しましょう。
【大学受験】間違った世界史の勉強法
間違った勉強法で世界史を学んでいては、時間がかかるだけです。
効率よく学ぶためにも、間違った方法で勉強していないか確認しましょう。
ここからは、大学受験における間違った世界史の勉強法をご紹介します。
授業スピードに合わせる
大学受験において、学校の授業に合わせて世界史を勉強するのは好ましくありません。
特に、高校によっては、受験間近になっても世界史の授業が終了していないケースがあります。
そのため、学校の授業に合わせて勉強していては遅いのです。
また、受験間近に世界史の知識を詰め込んでも、大学入学共通テストの点数に反映されることはないでしょう。
なぜなら、世界史は暗記するだけではなく、理解することも重要な科目だからです。
学校の授業スピードに合わせるのではなく、高校2年生などの早い段階から勉強しておきましょう。
ノートを丁寧に作りこむ
勉強するのは素晴らしいことです。
しかし、世界史のノートを丁寧に作りこんで満足していませんか。
例えば、重要な部分にマーカーで線を引いたり、教科書や参考書の内容をまとめ直したりする方もいらっしゃるかもしれません。
丁寧にノートを作りこむよりも、一問一答や演習で問題を解くようにしましょう。
なぜなら、ノートを作りこんでも覚えていないケースが多いからです。
ノートをまとめることに満足している方は、今から問題を解く勉強法にチェンジしましょう。
【大学受験】世界史の勉強におすすめの参考書
書店や通販サイトでは、多くの参考書が販売されています。
そのため、どれを選べばよいのか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
以下に、世界史の勉強におすすめの参考書をご紹介します。
・世界史 古代~近代へ パワーアップ版
・これならわかる!ナビゲーター世界史B 1 先史~中世ヨーロッパ史の徹底理解
・詳説世界史 改訂版 世B310
学研プラスから出版されている「世界史 古代~近代へ パワーアップ版」は、漫画で世界史が描かれているため全体像を把握しやすい参考書です。
また、通史の流れを把握したい方は「これならわかる!ナビゲーター世界史B 1 先史~中世ヨーロッパ史の徹底理解」を推奨します。
情報量の多い参考書ですが、大学受験に必須である内容が教科書よりもわかりやすく記載されています。
3冊目におすすめするのは、山川出版社の「詳説世界史 改訂版 世B310」です。
わかりにくい部分に説明が記載されているため、教科書だけでは把握できないところを学習するのにおすすめです。
まとめ
大学受験における世界史の勉強法をご紹介しました。
世界史は暗記科目であると考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、暗記するだけで大学入学共通テストの点数を上げるのは難しいでしょう。
点数を上げるためは、全体像を把握し演習をこなす必要があります。
ただし、世界史だけに貴重な時間を割くのは非効率です。
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