私立中学校の見学をするときの服装は?具体例や気を付けるべき点をご紹介


「私立中学校の見学に何の服を着ていったらよいだろう」

私立中学校を選ぶときには、欠かせない学校見学。
学校見学において服装が指定されることは少なく、服装に迷う方はいらっしゃるのではないでしょうか。

指定されていないとはいえ、常識の範囲内で場にふさわしい服装を選ぶことは必要です。
この記事では、私立中学校を見学する際の服装のポイント、親子の服装、服装以外にも気をつけるべき5つの箇所もあわせてご紹介します。

私立中学校の見学をひかえている保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

私立中学を見学する際の服装でおさえるべき2つのポイント

私立中学を見学する際の服装がそのまま受験の合否に関係あるわけではありませんが、あまりに派手で個性的なものはひかえた方がよいでしょう。
ここでは、私立中学を見学する際の服装でおさえておくべきポイントを2つご紹介します。

清潔感があること

私立中学の見学には、清潔感があるシンプルなものがおすすめです。

ヨレヨレになったTシャツや毛玉だらけのニットは清潔感とはほど遠く、避けるのが無難。

高価なブランド品でなくてかまいません。
カジュアルになりすぎないことを意識し、きれいめな服装を意識するとよいでしょう。

目立ちすぎないこと

私立中学を見学する際は目立ちすぎない服装を心がけることが大切です。

流行りの肩が出るタイプのものやノースリーブなどは、見学の場にふさわしくないため避けましょう。

赤・オレンジ・濃いピンクなど、原色の派手な服も目立ちすぎてしまいます。
紺・白・ベージュなどのひかえめな色を意識することが、目立ちすぎない服装のポイントになります。

【私立中学の見学】子どもの服装

私立中学の見学において、具体的な子どもの服装をご紹介します。

男子の場合、シャツにパンツ・ポロシャツまたはトレーナーにパンツがおすすめ。

女子の場合、ブラウスにパンツまたはスカート・トレーナーにパンツまたはスカートがおすすめです。

ジャージやスポーツ系のユニフォームは動きやすいのですが、見学の場ではカジュアルすぎてだらしなく見えてしまうことも。

また、トレーナー自体はよいのですが、同じ素材で同じ色のパンツの組み合わせは、カジュアル感が増し部屋着のように見えてしまうため組み合わせる素材や色を変えることがポイントです。
たとえば、トレーナーがグレーの場合は、黒やベージュのチノパンツを合わせるとよいでしょう。

【私立中学の見学】父親・母親の服装

いくら私立中学の見学とはいえ、大人が黒のスーツでかっちりときめる必要はありません。
堅苦しくなりすぎない程度のきれいめなカジュアルを意識するとよいでしょう。

会場によって、寒すぎる・暑すぎるなどの温度調整が必要な場合があるため着脱しやすいジャケットやカーディガンを持参しておくと安心です。

ここでは、父親と母親の服装について具体例をご紹介します。

父親の具体例

私立中学の見学が平日の場合、父親は仕事の合間に参加することもあり得ます。
その場合はスーツで構いませんが、ネクタイをはずすことで堅苦しさが減り、きれいめなカジュアルが実現します。

スーツ以外の父親の服装は、シャツにスラックスでノーネクタイがおすすめ。

動きやすいからといって、普段履いているダメージデニムは避けましょう。

母親の具体例

母親の場合は、紺・ベージュなどひかえめな色のワンピースがおすすめです。

ワンピースがない場合はスーツでもかまいません。
スーツであれば紺色・ベージュ・茶色などがおすすめ。

また、白のブラウスに紺のスカートは定番ともいえるため、組み合わせて持っておくと重宝するでしょう。

【私立中学の見学】服装以外にも気をつけるべき5つの箇所

実は、私立中学の見学には服装以外にも気をつけるべきことがあります。

自分では「どうでもよいだろう」と思っていた意外なものが、周りからみれば目立つこともあるため注意が必要です。
ぜひ、参考にしてください。

カバン

カバンについて、子どもは学校からの指定がなければ靴や書類が入る大きさのリュック・バッグがおすすめです。
下足置き場を設けず、本人が持ち歩いて見学するよう指示される学校もあるため靴が入る大きさのものがよいでしょう。

大人は、見学に関係する書類を持ち帰る可能性が高いためA4サイズの書類を折らずに入れられる大きさのトートバッグがおすすめです。

靴は、意外に目立つものの代名詞。
どんなに服装に気を配っていても、泥まみれの靴を履いていることでだらしなくみえます。

子どもは履きなれているスニーカーでかまいませんが、砂や泥で汚れていないもの・擦れていないものを履きましょう。

大人の場合、特に母親は履いていくヒールの高さに気をつけることをおすすめします。
教育現場で「カツカツ」と大きな音をたてるのは、見学したい周りの人の迷惑にもなりかねません。
高いヒールをプライベートで楽しむ分にはよいですが、見学の場には音が響きにくい3㎝以下の高さのものを選ぶことがおすすめです。

アクセサリー

そもそも私立中学の見学の場に子どもがアクセサリーを付けていく必要はありません。

大人は、イヤリングまたはピアスにネックレスなど、華奢でシンプルなものを一つずつ付けることできれいな印象を与えます。

いくら普段付けているからといって、大ぶりでジャラジャラと音が鳴るほどのピアスやブレスレットを付けることは避けましょう。
音が鳴らなくても、鼻ピアスや耳たぶ以外へのたくさんのピアスは、場にふさわしくないため避けることをおすすめします。

髪型などの身だしなみ

持ち物だけでなく、髪型などの身だしなみを整えることも大切です。

清潔感のある印象をもってもらえるよう、お子さんの洗顔、歯磨きはもちろん、爪も適度な長さに整えてください。

子どもの寝ぐせは意外に目立つため直してから参加しましょう。

また、子どもも大人もワックスでガチガチに固めていくのは避け、自然な髪型を意識するのがおすすめです。

におい

きついにおいは、清潔感がないどころか周りの迷惑にもなりかねません。

家でタバコを吸う人がいる場合、服ににおいが染みついていることがあります。
その場合は、見学の前に洗濯をして外干しする・におい消しスプレーをかけておくなどしてみてください。

私立中学の見学前にハードな運動をしてきた人は、自分ではなかなか気づきにくいものの、汗のにおいを放っている可能性があります。
見学の前に運動した場合は、シャワーを浴びる・汗拭きシートで拭くなど、何かしらの対応をしてから参加することがおすすめです。

また、自分ではよいと思っていてもにおいの強い香水はひかえた方がベター。

まとめ

私立中学の見学は、子どもも大人も清潔感があり目立ちすぎない服装がおすすめです。
服の色と素材を意識することで、だれでもきれいめな服装が実現できます。

また、服装だけでなく持ち物・身だしなみ・においに注意し、普段から清潔にするよう心がけてみてください。

私立中学の見学は、親子で場にふさわしい服装について学べるよい機会かもしれません。
見学にでかける前は、親子でチェックし合うのもよいですね。

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