中高一貫校で勉強についていけない|現状を変える対処法10(中学生・生徒向け)
学校の授業が分からなくなった……次の授業を受けるのが不安……。
勉強についていけないことを言いづらく、1人で悩みを抱えている中学生のあなたに、今日から始められる「勉強についていけない状態から抜け出す方法」を紹介します。
勉強についていけない原因を分析して、具体的に対策をしていくことが大切です。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、これまでにたくさんの勉強についていけない中高一貫校生の成績アップを実現してきたノウハウがあります。自分にできそうなことから始めてみてくださいね。
このページの目次
中高一貫校で勉強についていけない5つの原因
あなたは、自分が中高一貫校の勉強についていけない原因を説明できるでしょうか?
原因がわからない状態では、具体的な対処法が見つからず、現状から抜け出せません。
原因➀授業のレベルが高い
中高一貫校・私立中学は、一般的な公立校よりも授業のレベルが高くなります。
大学受験のために中高6年間の内容を5年間で終わらせるため、授業スピードが速いという影響が一つ。また、公立学校とは違い、難易度の高い検定外教科書を使うからです。
加えて、基礎基本は自宅での予習・復習が前提になっているケースも多く、自学自習ができないとついていけなくなります。
原因②宿題・課題が多い
習ったことを本当に理解したり、自分の力で問題を解けるようになったりするためには、ただ知識を教わるだけではなく、実際に問題を解いて演習する必要があります。
授業スピードが速いということは、じっくり演習する時間を取りにくいため、足りない部分は、宿題や課題として出されます。公立学校より量が多いのはもちろん、中身も難しいため、かなり大変です。
特に自宅学習が苦手だと、宿題・課題をこなせなかったり、やる気を失ってしまったりしやすくなるわけです。
原因③勉強する理由を見つけられない
中学受験では頑張ったけれど、その気持ちが今は消えてしまっている感覚はないでしょうか。
「受験に合格する」という目標があれば、やらなければという気持ちになりますが、いったん中高一貫校・私立中学に入学してしまえば、わかりやすい目標がなくなってしまいます。
原因④勉強のやり方がわからない
勉強をしなければならない、とわかっていたとしても、どうやって勉強すればテストの点が上がるのかわからないケースがあります。
中学受験のときはまだ小学生。塾の先生や、親に頼って勉強をする人が大半です。
しかし、中学・高校となってくれば、自分で勉強をする必要があります。これまで経験がないので、効率のいいやり方がわからず、悩んでしまうのです。
原因⑤勉強を習慣化できていない
「勉強をしなければ…」と思っていても、勉強を習慣化できていないと毎日勉強することが難しいため勉強時間が足りず、学校の勉強についていけなくなります。
また、中学入学後に部活に入ると、学校から帰ったらご飯を食べてお風呂に入って寝るだけの生活になり、勉強する時間を取れない人もいるでしょう。
ほかにも、勉強する時間があっても、学校や部活の疲労から家で勉強する気力が起こらず、毎日勉強する習慣が身につかないということもあります。
原因①「授業のレベルが高い」の対処法
「学校の授業についていけない」「勉強の遅れが気になる」など、中高一貫校の授業レベルの高さに対処するためには、十分な予習・復習と、教材選びの工夫が効果的です。
➀予習・復習を必ず行う
レベルが高い中高一貫校の授業についていくためには、授業の予習と復習が欠かせません。
予習のポイント
- 最低限、教科書に目を通しておく
- 余裕があれば授業で使用する教科書・参考書の基礎問題を解く
予習の段階で解説を読み問題を解いておくと、学校の授業が復習の機会になり、知識が定着しやすくなります。
復習のポイント
- 授業で理解できなかった部分の確認
- 授業で解いた問題の解き直し
また、学校の授業が全く理解できなかった場合は、前の単元から復習をしたり先生に質問したりすることが大切です。
しかし、学校の課題や部活が忙しく、全ての教科の予習と復習ができないこともあるかもしれません。
そういった場合は、ついていけないと感じている教科だけでもよいので、予習と復習を小まめに行うようにしましょう。
②説明が丁寧な教材・動画などを活用する
学校の教科書の難易度が高い、理解しづらいと感じている場合は、説明が丁寧な教材や動画を活用することがおすすめです。
近頃は、さまざまな出版社から有名な塾講師が監修した参考書や問題集がたくさん発売されています。
そういった教材を使えば、学校の教科書や問題集ではわからなかった部分がわかるようになり、勉強が捗りやすくなるのです。
また、教科書や参考書を読むこと自体が苦手であれば、動画教材を使うとよいでしょう。
さまざまな教材があるため、「学校の教科書でないといけない」と考えずに、自分に合った教材を探してみてください。
原因②「課題が多い」の対処法
「課題の提出が毎回間に合わない」「課題に追われてつらい」など、中高一貫校の提出課題の多さに対処するには、友達と協力するのも一つの手です。
また、提出課題のサポートを行ってくれる学習塾や家庭教師を活用する方法もあります。
➀友達と協力して課題に取り組む
たくさんの課題を効率良くこなすためには、友達と協力することがおすすめです。
例えば、わからない問題を一緒に考えたり、教え合ったりすると、課題について1人で悩む時間を減らすことができます。
また、一緒に課題に取り組むだけでも、1人でたくさんの課題に取り組む際の孤独感が和らぐので、まずは悩みなどを打ち明けられる仲の良い友達に声をかけてみましょう。
ただし、「役割分担をして問題を解き、答えを写し合う」のは、課題は提出できるかもしれませんが、勉強ができるようになるわけではないため、やめましょう。
②課題のサポートを受ける
自分の力だけでは課題の提出が間に合わない場合は、塾や家庭教師などのサポートを受けることも1つの方法です。
塾や家庭教師というと、学校の授業や受験勉強のサポートなどを想像するかもしれませんが、課題のサポートを行う塾もあります。
具体的なサポート内容は塾や家庭教師によって異なりますが、次のようなサポートを受けられるでしょう。
- 課題のわからない部分の質問ができる
- たくさんの課題をこなすためのスケジュールを一緒に考えてもらえる
「1人で課題を全てこなすのは無理…」と感じている人は、塾や家庭教師などの利用を考えてみてください。
塾で学校の宿題・課題を片付けられる!
学校の宿題だけでも大変なのに、塾に通うなんてありえない……そんなふうに感じる人もいるかもしれませんが、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、指導時間内で学校の宿題・課題ができます。
もちろん、わからない部分は質問でき、わかるようになるまで教えてくれます。
なぜこんなシステムになっているかというと、宿題の内容は、定期テストに出るケースが多いからです。中高一貫校では宿題をしっかりやることが、効果的な定期テスト対策になるんです。
原因③「勉強へのモチベーションがない」の対処法
「勉強しないといけないのはわかっているけど、やる気が出ない……」と感じている場合は、そもそもなぜ勉強するのか、自分にとっての理由を考えてみましょう。
勉強ができない自分に自信がなくなっている場合は、「勉強ができる自分」を想像してみるのも効果的である場合があります。
➀自分と向き合って、勉強する意味を考える
勉強へのモチベーションがない場合は、自分と向き合い勉強する意味を考えましょう。
これまでは、「親に言われたから」「周りの友達が中学受験のために頑張ってるから」などの理由から勉強していたのではないでしょうか?
しかし、これからは「自分のために勉強する意味」を見つけることが大切です。
勉強する意味は、将来の夢や目標などでなくても構いません。
「将来は大好きなテーマパークに毎月通いたい」「年に3回は海外旅行に行きたい」など、理想の将来を想像して、そのために勉強するのでもよいのです。
理想の将来が思いつかない場合は、「勉強についていけない状態が続くとどうなるか」という現実と向き合うことで、モチベーションが生まれることもあります。
②「勉強ができたら」と想像してみる
勉強へのモチベーションがない人の中には、勉強ができない自分に失望して、モチベーションがなくなった人もいるかもしれません。
そんな人は、「もしも勉強が得意だったら」「勉強ができるようになったら」といった、理想の状態を想像してみてください。
- 勉強への不安がなくなって毎日楽しく過ごせる
- 授業であてられることを怖がらなくてよくなる
このように、さまざまなことが想像でき、今よりも充実した生活を送る自分の姿が見えるのではないでしょうか。
ちなみに、「どんなに努力しても絶対に勉強ができない」ということはありません。
まずは「勉強ができる自分の姿」を想像して、勉強へのモチベーションを高めることから始めてみてください。
原因④「勉強のやり方がわからない」の対処法
「勉強はしたいけど何をすればいいかわからない」「自分なりに頑張っているけど、勉強についていけない」と感じている場合は、誰かを頼ることを考えましょう。
➀勉強が得意な友達や学校の先生に聞く
勉強のやり方がわからない人は、身近にいる勉強が得意な友達や学校の先生に、勉強のやり方を聞いてみましょう。
たとえば、次のようなことを聞いてみてください。
- 毎日の授業の予習・復習の方法
- たくさんの課題をこなす方法
- 定期テストの勉強方法
勉強のやり方が少しでもわかれば、何も手をつけられない状態から抜け出せます。
また、さまざまな勉強方法を知って試し、自分に合う勉強方法が見つかれば、徐々に勉強についていけるようになっていきます。
②学習指導のプロを頼る
友達や先生に勉強のやり方を聞くのも1つですが、塾の講師や家庭教師などの学習指導のプロを頼るのもおすすめです。
周りの人に聞いた方法を試しながら自分に合った勉強方法を探すのは、時間がかかり効率が悪いためです。
また、学習指導のプロであれば、これまでにたくさんの学生を指導した経験があるため、その経験に基づいて、自分に合う勉強方法を提案してもらえます。
「少しでも早く勉強のやり方を知りたい」「自分に合った最適な勉強方法を見つけたい」などの思いがある人は、学習指導のプロを頼ることも検討しましょう。
原因⑤「勉強を習慣化できていない」の対処法
「疲れていて毎日勉強ができない」「勉強をしたい気持ちはあるけど行動に移せない」など、勉強の習慣化が難しい場合は、1日の時間の使い方を工夫してみましょう。
➀朝に勉強する習慣をつける
学校から帰ってくると疲れていて勉強する気になれない人は、朝に勉強する習慣をつけましょう。
朝であれば、学校から帰ってきた時のような疲れはないため、勉強に集中しやすいのです。また、朝起きて頭がスッキリしている状態であれば、勉強がはかどりやすくなります。
まずは、いつもよりも15分早く起きて勉強する時間を作るところから始めてみてください。
それを毎日繰り返すことで、「早起きをして勉強すること」が当たり前になり、勉強をする習慣が身についていきます。
②隙間時間を上手く活用する
部活などが忙しく、朝も帰宅後も勉強する時間を取れない人は、隙間時間を活用しましょう。隙間時間とは、通学時間や学校の休み時間などです。
1回の勉強は5分や10分程度かもしれませんが、これを1日3回、100日続ければ50時間にもなります。積み重ねれば間違いなく、知識が身につき、学力が上がっていきます。
また、隙間時間の勉強には、アプリを使うのがおすすめです。たとえば、英単語や漢字、数学の計算などを勉強できるアプリがあります。
まずは、いつもであればSNSを見ている時間を3分だけ短くし、アプリを開いて勉強の時間にあててみてください。
やることをやれば成績は上がる。でも自分だけでは難しければ塾も選択肢!
言われなくても、自分でわかっているはず。勉強についていけないのは、勉強をしていないからです。
中学受験に合格できたあなたには、本来、実力があるのですから、やるべきことをしっかりやりさえすれば、成績は着実に上っていきます。
「やらなきゃいけないとわかってはいるのに、どうしても自分では難しい」そういう子は、実は少なくありません。
いろいろやろうとはしてみたけれど、どうしても勉強がわからないという場合は、私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」で解決できるかもしれません。
具体的には、次のテストまでに、テスト範囲を3周できるように、指導を計画します。これまでやっていなかった勉強をやる。これだけでちゃんとテストの点が取れるようになります。
個別指導塾なので、自分のペースで勉強ができて、わからないところがあればわかるまで教わることができます。もし希望を感じたら、お父さん・お母さんに「WAYSという塾が気になる」と話してみてください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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