【中学生】塾の選び方8選!失敗しないためのポイントも解説
中学生の子どもを持つ保護者の方の中には、どのように塾を選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
- そろそろ塾に通わせたいものの、選び方がわからない
- 現在通っている塾で成果が出ていないので転塾を考えている
- 塾選びに失敗しないためのコツを知りたい
本記事では、上記のような悩みを持った方に向けて、塾の選び方8選を解説します。失敗しないためのポイントも5つ紹介するので、お子さんに合った塾選びにお役立てください。
このページの目次
【中学生】塾の選び方8選
経済産業省の資料によると、全国にある学習塾の数は52,699件です。都心では1つの駅に10件以上の塾がひしめいていることも多く、保護者からすれば、どのように選べばよいかわかないのも当然です。
そのため、本記事では大事なポイントを8つ挙げて、効果的な選び方を紹介します。
- 授業形態で選ぶ
- 教室長や講師との相性で選ぶ
- 指導実績で選ぶ
- 口コミ・評判で選ぶ
- 通いやすさで選ぶ
- 費用で選ぶ
- 塾の規模で選ぶ
- サポート体制で選ぶ
順番に解説していきます。
参照:経済産業省「2019年経済構造実態調査報告書二次集計結果【乙調査編】(令和2年7月)
授業形態で選ぶ
一般的な塾の授業形態は以下の3つです。
- 個別指導
- 集団指導
- 映像授業
それぞれの特徴を解説します。
個別指導導
個別指導塾とは、講師1人が生徒1~6人程度を指導する少人数制の授業形式で学習する塾です。
1990年代から2000年代にかけて広まり、現在では多くの個別指導塾が存在しています。
子どもの理解度に合わせて指導を受けられるだけでなく、講師との距離が近いため、質問しやすいのが特徴です。
自分のペースで勉強したいお子さんや大人数の前で積極的に質問するのが苦手なお子さんに向いています。
集団指導塾
集団指導塾とは、1人の講師が複数名の生徒を一斉授業の形式で指導する塾です。
学校の授業のようなイメージと言えばわかりやすいかもしれません。
同じクラスには、自分と同じ学年の生徒がいるため、勉強に対するモチベーションを高めやすいのが特徴です。
競争心が強いお子さんに向いています。
映像授業塾
映像授業塾とは、授業の映像を観て学習するスタイルの塾です。録画された授業映像を観て学習するタイプとリアルタイムで映像を観ながら授業を受けるタイプがあります。
自宅からでも授業を受けられるため、送迎の手間が省けるのが特徴です。
集中力が高く、自ら勉強できる自立したお子さんに向いています。
教室長や講師との相性で選ぶ
教室長や講師との相性が良い場合、生徒は楽しく塾に通えるため、学習へのモチベーションを高められるのがメリットです。
多くの塾では、入塾前の無料体験を設けているので、積極的に活用して、相性を判断するとよいでしょう。
指導実績で選ぶ
指導実績は塾選びでは重要な要素です。特に以下の2点は必ず確認しましょう。
- 同じ中学に通う生徒の指導実績は豊富か
- 志望校には何人の合格者を輩出しているか
お子さんと同じ中学校に通う生徒の指導実績が豊富であれば、定期テストの傾向も把握している可能性が高いため、成果を出しやすい指導を行ってくれるでしょう。
口コミ・評判で選ぶ
口コミや評判をチェックして、実際に子どもを通わせている保護者の意見を参考にしましょう。その際は、以下の方法がおすすめです。
- 知人の保護者に聞いてみる
- インターネットの口コミサイトを見る
- グーグルマップの「クチコミ」を見る
塾のホームページやチラシに加えて、口コミ・評判を参考にすることで客観的に判断できます。
通いやすさで選ぶ
塾には定期的に通う必要があるため、通いやすさも重要です。できるだけ自宅や学校の近くにある塾を選ぶとよいでしょう。
併せて、以下の点もチェックすることをおすすめします。
- 送迎は必要か
- 公共交通機関はあるか
- 駐輪場はあるか
費用で選ぶ
塾選びでは費用も重要な要素です。一般的には、1人の講師が指導する生徒数が少ない程、授業料は高くなる傾向にあります。
また、毎月の授業料とは別に、夏休みや冬休み、春休みに実施される季節講習の費用も発生します。
入塾前に、年間でいくら掛かるのかを試算してみるとよいでしょう。
塾費用の相場について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
塾の規模で選ぶ
塾の規模で選ぶ方法もあります。ここでは、個人塾と大手塾の一般的な特徴を解説します。
個人塾
個人塾は、地域に密着した教室運営を行っており、付近の学校に関する多くの情報を保有しているのが特徴です。
塾によっては、学校の先生ごとにテストの傾向を把握しているケースもあります。教室長が変わることも少ないため、長期的な信頼関係を築きやすいでしょう。
大手塾
複数店舗を運営している塾は、受験情報や試験の傾向などについて様々な情報を持っているのが特徴です。
豊富なデータをもとに指導が行われるため、安心感を持って通わせられるのもポイントです。
サポート体制で選ぶ
定期テストアップや志望校合格に向けたサポートが充実している塾を選びましょう。押さえておきたいのは以下の3つです。
- 欠席した際に振替授業を行ってくれるか
- 定期的に個別面談を実施しているか
- テスト対策を実施しているか
子どもが塾で何をどんな風に勉強しているかわからないような事態に陥らないためにも、面倒見の良い塾を選ぶ必要があります。
中学生の塾選びに失敗しないためには?
最後に、中学生の塾選びに失敗しないためのポイントを5つ紹介します。
- 3つ以上の塾を比較する
- 体験授業を受けて判断する
- 部活動と両立できるカリキュラムの塾を選ぶ
- 「友達が通っている」という理由だけで選ばない
- 安さだけで選ばない
3つ以上の塾を比較する
最低でも3つ以上の塾を候補に挙げて比較するとよいでしょう。
1つの塾で入塾するかどうかを検討した場合、授業料や指導方法などを比較できないため、客観的に判断できません。
また、候補塾が多すぎる場合は比較材料が多くなるため、判断に迷ってしまいます。そのため、最低3つがおすすめです。
体験授業を受けて判断する
入塾前に体験授業を受けてから判断しましょう。
塾のチラシやホームページでは得られない情報が手に入るだけでなく、講師とお子さんとの相性もわかります。体験授業はミスマッチを防ぐためにも欠かせないプロセスです。
体験授業を無料で実施している塾は多いので、積極的に活用することをおすすめします。
無料体験のメリットや流れについて詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
部活動と両立できるカリキュラムの塾を選ぶ
学校生活で欠かせない取り組みである部活動と両立できる塾を選びましょう。
部活動に注力したいお子さんの場合、カリキュラムを柔軟に設定できる個別指導塾がおすすめです。
集団指導塾の場合、生徒が塾のスケジュールに合わせる必要があります。お子さんの意思を確認しながら、負担の掛からない方法を選びましょう。
「友達が通っている」という理由だけで選ばない
友達が通っている場合、楽しく塾に行くことができるというメリットもありますが、これだけを理由に選ぶのは危険です。
子どもごとに適した塾は異なるからです。
例えば、本人は引っ込み思案で個別が合っているにもかかわらず、友達が通っているからという理由だけで集団指導塾に通うケース。
学習効率が下がってしまうため、成果を見込みづらくなるため注意しましょう。
安さだけで選ばない
塾を選ぶ上で費用は重要ですが、安さだけで選ぶのは危険です。
相場よりも授業料が安すぎる場合、人件費を削減しているため「授業のクオリティが低い」「サポートが行き届いていない」などの要因が考えられます。
気になる場合は「なぜ近隣の塾よりも安いのか」を聞いてみるとよいでしょう。
まとめ
塾の選び方と失敗しないためのポイントを解説しました。
まずは、個別指導、集団指導、映像授業の中からお子さんに合った授業形態を選ぶことをおすすめします。
その後、ホームページやチラシの情報に加えて、口コミや評判を確認して候補を3つ程度に絞り、体験授業を受けて塾を選ぶとよいでしょう。
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入塾に関するご相談だけでなく、お子さんの学習カウンセリングも行っておりますので、ぜひご活用ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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英語、数学をメインに指導を行っています。