塾の無料体験を徹底解剖!メリットや流れ、断り方を解説
近年では、多くの塾が無料体験を実施しており、入塾前の欠かせないプロセスになりつつあります。
一方、初めて子どもに無料体験を受けさせる場合、以下のようなことがわからなくて悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
- 無料体験の流れは?
- 何件ぐらい受ければいいの?
- 断りたい場合はどのように伝えればよいの?
本記事では、塾の無料体験を徹底解剖します。子どもに無料体験を受けさせることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
塾の無料体験とは
塾の無料体験とは、無料で塾の授業を受けられるサービスです。
チラシやパンフレット、ホームページからは得られない、塾の雰囲気や講師の印象などを把握できます。
塾を選ぶ際は無料体験を受けてから、最終的に判断するのが一般的です。
塾の無料体験を受けるメリット
塾の無料体験を受けるメリットは以下の通りです。
- 無料で学習カウンセリングを受けられる
- ミスマッチを防止できる
- 学習面の課題がわかる
それぞれ解説します。
無料で学習カウンセリングを受けられる
学習指導や受験情報に精通したプロのカウンセリングを受けられるのが大きなメリットです。
子どもの学習の様子やテスト結果を伝えれば、プロの視点からアドバイスをしてくれます。
面談時に通知表やテストの答案用紙を持参すれば、より具体的な学習方法を提案してくれるでしょう。
ミスマッチを防止できる
塾の雰囲気や教え方、講師との相性がわかるため、ミスマッチを防げます。
体験授業を受けないまま入塾してしまうと「先生と合わない」「教え方がわかりにくい」となった場合に、また新しい塾を探さなければなりません。
子どもの負担にもなるため、体験授業を受けてから入塾を検討するのがおすすめです。
学習面の課題がわかる
講師は子どもの理解度を確認しながら授業を進めるため「どのようなところで間違えやすいのか」がわかります。
例えば、一次方程式の問題を間違えた場合、原因が計算ミスなのか、比例の解き方を理解していないのかが明確になります。
その後、弱点を克服するために、子どもに合った学習指導が行われるのがメリットです。
塾の無料体験を受ける際の流れ
無料体験を受ける際の流れは以下の通りです。
- 候補の塾を選ぶ
- 申し込む
- 面談・カウンセリングを受ける
- 体験授業を受ける
- 入塾するか判断する
順番に解説します。
候補の塾を選ぶ
まずは、無料体験を受ける塾の情報を集めます。情報収集は以下の方法で行うとよいでしょう。
- チラシ、ホームページを見る
- 気になる塾に資料請求する
- 知人の保護者におすすめの塾を聞く
- 口コミサイトで評判をチェックする
子どもの安全面にも配慮する必要があるので、自宅や学校から近くて通塾しやすい塾の中から選ぶようにしましょう。
申し込む
候補の塾を絞り込んだら、申し込みます。一般的な申し込み方法は以下の通りです。
- 電話
- ホームページの申し込みフォーム
- メール
ホームページやメールで申し込んだ場合、即日〜2日程度で塾から連絡があるので、面談を実施する日時を決めます。
面談・カウンセリングを受ける
塾と面談を行い、学習カウンセリングを受けます。一般的には保護者のみの参加で問題ありませんが、子どもも同席できるのが理想です。
塾を訪れておくことで、体験授業当日の緊張を和らげることが可能です。
塾側としても、子どもとコミュニケーションを取れるので、学習の様子を具体的に把握できます。
体験授業を受ける
当日は体験授業で来たことを伝えれば、スタッフが席まで案内してくれます。
慣れない環境で、子どもは緊張するのが当たり前です。保護者が同伴している場合は、授業前に講師が積極的にコミュニケーションを取ってくれているかも見ておくとよいでしょう。
子どもに感想を聞く
体験授業が終わった当日中に、子どもに感想を聞きます。以下のようなことをヒアリングするとよいでしょう。
- 塾は楽しかったか
- 授業はわかりやすかったか
- 通い続けられそうか
- 講師との相性は良かったか
「勉強の重要性は理解しているものの、塾には通いたくない」という子どももいるため、すべてを鵜呑みにして判断しないように注意しましょう。
塾から報告を受ける
子どもにヒアリングすると同時に、塾からも面談や電話などで授業の様子について報告を受けます。以下について聞いてみるとよいでしょう。
- 学習の理解度
- 授業を受けているときの様子
- 子どもに適した学習カリキュラム
家ではあまり話をしてくれない反抗期の子どもでも、塾だと別人のように楽しんでいるケースも数多くあります。
塾と子ども双方からヒアリングして入塾するかどうかを判断するとよいでしょう。
体験授業でチェックするポイントについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
塾の無料体験を受ける際の気になる質問
初めて無料体験を受ける際は、わからないことが多くて保護者も子どもも不安になるものです。
ここでは、無料体験に関するよくある質問に回答します。
体験を受けるときの持ち物は?
持ち物は塾から伝えられますが、筆記用具とノートは持参するケースが多い傾向にあります。そのほか、持参する可能性があるものは以下の通りです。
- 教科書や問題集
- スリッパ
- 飲み物
- 通知表
- テストの答案用紙
体験後の断り方は?
体験授業を受けたからといって、必ず入塾しなければいけないわけではありません。入塾の意思がないのであれば、明確に伝えましょう。
断る際は、お礼を述べた上で理由を伝えれば問題ありません。
- 子どもがまだ塾に通う意思が固まっていない
- 子どものレベルに合ってないと感じた
- 部活動や習い事との両立が難しくなる可能性が高い
入塾の意思がないにもかかわらず「もう少し考えます」と伝えた場合、塾からの勧誘が続く可能性があるので注意しましょう。
体験を受ける際の服装は?
体験授業を受ける際の服装は自由です。子どもが着慣れている服で大丈夫です。
学校帰りに塾に行く場合は制服のままでもよいでしょう。
また、保護者が塾を訪問する際の服装もカジュアルな普段着で問題ありません。
無料体験は何個ぐらい受ければいい?
無料体験は2件程度受けるのがおすすめです。複数の塾を比較して判断できるからです。
3件以上になると、スケジュール確保や電話・メールでのやりとりが増えるため、保護者の負担が増えます。
また、子どもも慣れない環境に頻繁に行くため、精神的にも負担がかかる可能性があります。
無料体験だけ受けてもいい?
無料体験だけ受けても問題ありません。すぐに入塾するつもりがなくても、早い段階から塾の雰囲気を知っておくことで、余裕をもって塾選びができます。
参考までに、中高生の通塾率を紹介します。
【中学生】
公立中学生 | 70.4% |
---|---|
私立中学生 | 53.9% |
【高校生】
公立高校生 | 33.2% |
---|---|
私立高校生 | 38.3% |
子どもの学習状況や理解度、部活動との兼ね合いを見て、入塾を検討するとよいでしょう。
まとめ
無料体験は塾選びには欠かせない重要なステップです。面談でのカウンセリングを通じて、プロのアドバイスを受けることができ、子どもに合った学習方法を見つける手助けにもなります。
塾と子ども双方からヒアリングを行い入塾するかどうかを判断しましょう。
また、無料体験を子どもに受けさせるかどうか迷っている方は、ぜひ一度「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へご相談ください。
「WAYS」は、私立中学や中高一貫校に通うお子さんを対象とした個別指導塾です。
学習相談・体験指導を無料で実施しているので、お気軽にお問い合わせください。
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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