私立中学で中だるみは当たり前!?原因と陥りやすいタイプをご紹介


私立中学では、入学後「中だるみ」が原因で、成績が下がってしまうお子さんがいます。

一度、中だるみに陥ってしまうと、落ちた成績をもとに戻すのはかなりの努力が必要です。
だからこそ中だるみの原因を追究し、早めに対応する必要があります。

そこでこの記事では、私立中学生が陥りやすい中だるみの原因と、どのようなタイプのお子さんが陥りやすいのか、中だるみが長引くとどうなってしまうのかをご紹介します。

「最近子どもが勉強しなくて、中だるみかもしれない」
「家に帰ってもゲームばかりで勉強しない」

このようなお子さんに悩んでいる保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

私立中学で中だるみする原因

私立中学は、やる気のあるお子さんにとっては学力も伸びやすく大学受験も有利です。
しかし、すべてのお子さんが順調に勉強を進められるわけではなく、中だるみしてしまうお子さんも一定数います。

長期休みに気が緩み中だるみしてしまうケースもありますが、一般的に原因として多いのが次の4つです。

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合格して気が緩んでいる

中学受験で志望校に合格したことによる気の緩みが中だるみにつながることがあります。
とくに中学受験で「勉強しなさい」といわれ続けたお子さんは、合格さえすれば勉強しなくて済むと考えている可能性もあるでしょう。

また入学時はほかの生徒と同程度の学力であることから、安心しきっているケースもあります。
ご家族も「受験を頑張ったから」といつまでも多めに見ていると、気付かないうちに中だるみを助長しているかもしれません。

授業についていけない

中学入学直後は、受験で頑張ってきた知識の蓄積もあり、問題なく授業を理解できるはずです。

しかしその蓄積が徐々になくなってくると、途端に授業が難しく感じるようになります。
そこで陥るのが、中だるみです。

私立中学の授業は大学受験を意識しており、難易度も高くスピーディーに進みます。

とくに英語や数学といった蓄積の科目は一度分からなくなると、そこから先の新しい単元も理解できなくなってしまいます。

また中学受験までの勉強は、親や塾の講師にいわれたことをやっていればよいだけでした。
しかし中学入学後は自分自身で勉強しなければなりません。
どのように勉強すればよいか分からず、授業についていけていない可能性もあるでしょう。

高校受験がない

私立中学の多くは、高校まで試験なしで進級できる中高一貫校です。
中学受験をして入学したお子さんは高校受験の必要がないため、何かに向かって勉強することがなく、中だるみに陥る可能性があります。

高校受験は、内申点や現状の学力を見つめ直すよい機会です。
それがない私立中学は、勉強において変化がなく、だらだらと過ごしてしまうお子さんも少なくありません。

勉強以外のことを楽しんでいる

勉強以外のことを楽しんでいて中だるみに陥っている可能性もあります。

小学校と比べ世界が広がる中学生は、部活動や中学受験で我慢していた趣味やゲームなど、興味を惹くものが数多くあります。勉強とうまくバランスを取れれば問題ありませんが、これまでにご紹介したほかの原因とあいまって、中だるみ状態になってしまうこともあるでしょう。

私立中学で中だるみしやすい3タイプ

ではどのようなお子さんが、中だるみしやすいのでしょうか?
予備軍も含め、中だるみしやすいお子さんは次のような特徴があります。

小学校から勉強が嫌い

小学校から勉強嫌いだったお子さんは、中だるみしやすい傾向があります。

いやいやながらも何とか勉強を頑張って中学受験を突破したからこそ、勉強に対する苦手意識が植え付けられ、中だるみしてしまうのです。

やればできると思っている

趣味や部活動など、好きなことに打ち込んでいるお子さんの中には「自分はやればできるから大丈夫」と思っている人もいるでしょう。

しかし、やる気になるのが遅ければそれだけ挽回するのに時間がかかります。
もっと早くからしっかり勉強しておけばよかったと、後から後悔しても時間は戻りません。

親御さんは、お子さんが早めに気付き、勉強を始めるきっかけ作りをしてあげる必要があります。

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勉強法が分からない

いわれたことだけをすればよかった小学校時代とは違い、中学入学後は自分自身で勉強法や学習スケジュールの管理などを行う必要があります。

すべて自発的にできなければ、中だるみが長引き、さらなる悪循環を呼ぶことにもなりかねません。

私立中学で中だるみが長引くとどうなる?

ご紹介したような原因により、中だるみに陥ってしまうお子さんは少なくありません。
短期間で抜け出せればよいですが、中だるみが長期に及ぶとさまざまな弊害が起こります。

たとえば、「深海魚」になる可能性があります。

深海魚とは、学校内の成績が下位層にあたるお子さんのこと。
中だるみしたお子さんは、徐々に成績が落ち、不本意ながら深海魚の仲間入りを果たします。

一度深海魚になってしまうと、浮上するためには相当な努力が必要です。
しかし深海魚の期間が長く続けば、学校に居続けることもできなくなるかもしれません。

うまく高校へ進学できたとしても、成績が伸び悩めば大学進学にも影響を与えます。
だからこそ、中だるみは早めに抜け出す必要があるのです。

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まとめ

私立中学は、難関私立大学や国公立大学などを目指す人にとっては、難易度が高い授業や大学受験対策もしてもらえるため、非常によい環境です。

しかし私立中学の環境を生かすためには、お子さん自身が中だるみせず、コツコツと勉強を進めていく必要があります。

中だるみの原因は、合格による気の緩みや授業が難しくついていけないことなどが考えられます。
早く抜け出さなければ、今後の進路に影響する可能性もあり、何とかしてあげたいとお悩みの親御さんもいらっしゃるでしょう。

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