塾選びの決め手となる7つのポイントを解説!小中高別の選び方も紹介
お子さんの塾通いを検討している親御さんの中には「どのように塾選びをすればよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
様々な塾の中から、お子さんに合った塾を選ぶのは難しく「塾選びに失敗した」と後悔している方も少なくありません。
そこで本記事では、塾選びの決め手となるポイントや小中高別の選び方を解説します。
お子さんにとって最適な塾を見つけるために、ぜひお役立てください。
このページの目次
塾選びの決め手となる7つのポイント
塾選びの決め手となるポイントを7つ解説します。
- 子どもとの相性
- 目的との整合性
- 口コミ・評判
- 合格実績・指導実績
- 通いやすさ
- 授業料
- サポート体制
【塾選びの決め手となるポイント】1.子どもとの相性
塾選びの決め手は、何よりも子どもとの相性が重要です。
なぜなら、子どもの性格や学習スタイルは一人ひとり異なるからです。
例えば、マイペースでコツコツと勉強したい子どもの場合、個別指導塾が合っているかもしれません。
一方、外交的な子どもの場合、周囲と切磋琢磨できる集団塾が合っているかもしれません。
相性が合わない塾の場合、子どもはストレスを感じてしまい、勉強にも集中しづらくなるでしょう。期待するような成果を見込みにくくなります。
子どもの性格や塾の教え方、在籍講師との相性が良いか吟味した上で塾を選びましょう。
【塾選びの決め手となるポイント】2.目的との整合性
塾に通わせる目的と合致しているかも重要な決め手です。
塾ごとに指導方針や強み、弱みはは異なります。それぞれの塾に向き不向きがあるということです。
例えば、学校の定期テスト対策を行いたい場合や学習習慣を身につけたい場合は、補習塾が良いでしょう。
進学校や難関大学に合格することを目的としているのであれば、受験対策に特化した進学塾がおすすめです。
ただし、目標が難関大学合格だったとしても、現状の学力とギャップが大きい場合は、進学塾ではなく、補習塾の方が適している場合もあります。
現状を把握し、なぜ塾に通わせるのかを明確にすれば、候補の塾を絞り込みやすくなります。
【塾選びの決め手となるポイント】3.口コミ・評判
口コミや評判が塾選びの決め手になったという方も多いです。
実際に塾に通っている子どもや通わせている保護者の意見は、信憑性が高いからです。
一般的に、塾のホームページやチラシなどには、塾に対するネガティブなことは書かれていません。
そこで、実際に塾を利用している人の話を聞くことで、メリットやデメリットを把握した上で判断できます。
塾の評判を知りたい場合は、まずは知人の保護者にヒアリングしてみることをおすすめします。
ネット上の口コミサイトからも情報収集できるものの、匿名であるが故、中には誤った情報が含まれている可能性があるので注意が必要です。
【塾選びの決め手となるポイント】4.合格実績・指導実績
受験対策を目的として子どもを塾に通わせる場合、塾選びの決め手となるのが、合格実績です。
お子さんの志望校に毎年何人の生徒が合格しているのかチェックしてみてください。
もちろん人数は多いに越したことはありません。
可能であれば、合格した生徒が入塾時にどの程度の学力だったのかヒアリングして、お子さんと比べてみるとよいでしょう。
なお、学校の授業を補習する目的で塾に通わせる場合、同じ学校の生徒を指導した実績があるかが重要です。
指導実績が多いほど、定期テストの傾向や進学情報などに精通している可能性が高まるので、成績アップも期待できます。
【塾選びの決め手となるポイント】5.通いやすさ
通いやすさも重要な塾選びの決め手です。
自宅や学校から塾までの距離が遠い場合、通塾時間が負担になるだけでなく、交通費も増えてしまいます。
帰宅時間が遅くなると、安全面でのリスクも生じます。
保護者が送迎せずに、お子さんのみで通塾するのであれば、自宅や学校から30分以内で行ける塾がおすすめです。
「片道30分以上かかるものの、どうしても行かせたい塾がある」といった場合は、早めの時間帯で授業を受け、帰宅時間が遅くならないようにしましょう。
【塾選びの決め手となるポイント】6.授業料
授業料を塾選びの決め手にするケースもあります。
文部科学省の令和3年度子供の学習費調査によると、中学生、高校生ともに学習塾費を年間で40万円以上支払っている割合が最も多いことがわかっています。
決して安くない費用なので、予算と相談した上で、塾を選ぶとよいでしょう。
なお、以下は個別指導塾と集団指導塾の一般的な月額費用です。
週2コマ受講した際の月額授業料(目安)
個別指導塾 | 集団塾 | |
小学生 | 補習塾:1万2000〜3万円 | 補習塾:補習:1万〜2万5000円 |
中学受験塾:3〜6万円 | 中学受験塾:2~4万円 | |
中学生 | 2~4万円 | 1万5000〜3万円 |
高校生 | 3~5万円 | 2万5000〜4万円 |
月額授業料がリーズナブルだったとしても、追加のオプション費用で高額になるケースもあります。
比較する際は「年間でいくらかかるのか」を基準にするとよいでしょう。
【塾選びの決め手となるポイント】7.サポート体制
サポート体制の充実度も重要な決め手の1つです。
以下のようなサポートがあるか確認してみてください。
- 自由に使える自習室を完備している
- 勉強のやり方やスケジュールの立て方を教えてくれる
- 進路や受験校選びを相談できる
特に、受験生の場合はストレスやプレッシャーがかかりやすいものです。
授業を提供するだけでなく、親身になって相談に乗ってくれる塾を選ぶとよいでしょう。
【小中高別】塾選びのポイント
小学生・中学生・高校生に分けて、塾選びのポイントを解説します。
小学生
小学生が通塾する目的の多くは、中学受験対策または学校の補習です。
中学受験対策を行うのであれば、中学受験専門塾から選ぶのが鉄則です。
まずは、志望校に応じたコースが設けられているか確認しましょう。
また、塾によって得意な領域が異なります。私立中高一貫校対策が得意な塾もあれば、国公立中高一貫で実績が豊富な塾もあります。この点は、合格実績から判断することが可能です。
学校の補習を目的に通塾するのであれば「子どもとの相性」が特に重要な決め手となります。
小学生の場合、まだ学習習慣が身についていないお子さんも多いです。
まずは勉強に慣れ親しんでもらうためにも、楽しくコミュニケーションをとってくれる塾を選ぶとよいでしょう。
中学生
中学生の場合、部活や習い事と両立できる塾を選ぶのポイントです。
無理なスケジュールを組んでしまうと、子どもへの負担が大きくなってしまうので注意しましょう。
個別指導塾であれば、希望に合わせてカリキュラムを組めるのでおすすめです。
また、高校受験では中学の内申点が評価されるので、毎回の定期テストで好成績を残していく必要があります。
そのため、定期テスト対策を実施している塾を選ぶのがポイントです。
なお、難関校を目指している生徒で、受験に特化した勉強をしたい場合は、進学塾が適しているでしょう。
高校生
高校生の場合、定期テスト対策を実施している塾を選ぶのがポイントです。
プロのサポートを受けながら、定期テストの勉強を行うことで、大学受験に必要な知識を定着させられるからです。
また、定期テスト対策は学校推薦型選抜(旧推薦入試)にも欠かせません。
学校推薦型選抜で評価される評定平均の対象は、高校1年生の1学期から高校3年生の1学期までです。
評定は主に定期テストの成績をもとに付けられます。
定期テスト対策を実施していれば、一般選抜に加えて、学校推薦型選抜の選択肢をもって、受験に臨めます。
まとめ|塾選びの決め手を解説しました
塾選びの決め手は重視するポイントによって人それぞれですが、何よりも重要なのはお子さんと塾の相性です。
数か月から数年間にわたって通う場所なので、お子さんが少しでも楽しくストレスなく通える塾を選びましょう。
なお「中高一貫専門塾WAYS」では、中高一貫性に特化して指導を行っています。
定期テスト対策や大学受験対策も実施しているので、お子さんの成績や進路でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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