私立東京家政学院中学校・高等学校の英語/数学について
東京家政学院中学校は、東京都千代田区にある女子学校で、1939年にグラバー商会に勤務した父を持つ大江スミにより創立されました。知性(Knowledge)・特性(Virture)・技術(Art)のKVA精神の育成を掲げる学校の偏差値は、校正学園中学校、桐朋女子中学校と同程度になります。
教育方針と取り組み
私立東京家政学院中学校は、高校からの入学生も受け入れる併設型の中高一貫校です。KVA精神の理念を下敷きとした教育目標に「生きる力を身につけ自尊の心を育む」ことを設定し、クラブ活用や学校行事と学習を両立して学ぶことを念頭に置いたカリキュラムを用意しています。
中学2年までは、英語、数学、国語、社会、理科といった主要5科目の基礎の習得を目的とした繰り返し学習をおこない、中学3年からのさらに高度な学習へ備えます。
入学時より、目的に応じて総合進学コースと特別進学コースに分かれ、それぞれのカリキュラムが組まれていきます。また、特別進学コースではより高いレベルの学習を行うことができるよう、検定教科書に加えオリジナルのテキスト「ChangeWorks」を用いた学習を行っています。
私立東京家政学院中学校・高等学校の英語について
英語は中学1年から中学3年まで週に6時間の授業を設定しています(特別進学コースは中学3年時のみ週7時間)。中学1年時は、まだ入学したてで学習姿勢も確立されていない時期ですので、反復練習により英単語や英文法の習得をすすめ、高校から入ってくる英会話力(スピーチ・リスニング)を学習するコミュニケーション英語の教程へむけた基礎づくりをします。
計画的な学習を習慣づけるため、1週間の学習計画をChallengeSheeにまとめます。ChallengeSheetは、生徒の父母も書き込みを行うため、学習状況の把握と生徒・父母とのコミュニケーションにも生かされています。
また、朝5分間のテストを行い、1時限目への導入を図るとともに、苦手部分の把握と復習による基礎学力の定着を図ります。さらに10人以下の少人数で行われる補習で遅れの出ないような指導と、英語検定等の対策を行います。
私立東京家政学院中学校・高等学校の数学について
数学は、総合進学コースにおいては、週に5時間設定しています。そのうち、週の4時間を共通の授業とし、週の1時間を習熟度別クラスでの学習とします。クラスは定期試験毎に変更し到達度に応じて高い目標を持った学習ができるようにします。また、遅れが出ないように、指名制による補習も行います。
特別進学コースにおいては、週5時間の授業時間のうち3時間を計算や関数を学ぶ代数に、2時間を図形や空間を学ぶ幾何に割り振っています。定期試験においては、代数、幾何それぞれの試験が行われ単元別により多くの問題演習ができる環境を提供します。また、中学のうちに数学検定5級の取得をめざし学習します。
家庭学習を定着させるために、総合進学コースでは1ページの復習ノートの作成を課し、特別進学コースでは学校オリジナルのチャレンジドリルを課し、それぞれ担任が点検・添削を行い先の学習へ役立てます。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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