テスト後にやるべきことは?テスト後の何を見直せばいいの?
そろそろ中間試験が返ってきた頃合いだと思います。みなさまいかがだったでしょうか。最悪の結果だったと嘆く方もいれば、いつもよりかなり良くできた、と喜ぶ方もいらっしゃると思います。
文化祭や体育祭も大方終わり、やっと学校行事のゴタツキも落ち着いてきた時分なのでは、と、お察しいたします。
さて、今回は、試験が終わった直後、どのように勉強していけば良いのかについてご説明致します。
テストや行事終わりの「十月病」の皆さま、息抜きも結構ですが、学生の本分をお忘れなさってはいけませんよ。
テスト直後に暗記科目はご法度。
テスト直後の勉強、皆さま何をしているでしょうか。人によってやる科目は様々だとは思いますが、一応すべての科目について、見直しをしておいたほうが良いです。
学校の中には、テストの直しをレポートにして持ってこさせるようなところもあるそうなので、どれだけテスト後の見直しが大切か、ということが分かります。
ただ、歴史科目や理系の記憶科目について。
勿論間違えたところを一瞥して、一旦確認することは非常に重要なことですが、それ以上のことをする必要はありません。
というのも、「記憶というのは忘れるものです。」いや、そんなのみなさんもご存知ですよね。そりゃそうなんですけど。
「テスト後の確認~」なんていう軽いノリで記憶をしようとしても、下手すりゃ30秒後には忘れてるんです。
しっかり記憶をするのであれば、間違えたところをリストアップして、それを箇条書きにして、忘れるところにチェックをして……
そんなスポ根残ってないですよね。そういったものは期末テスト期間になってからやってください。時期が違いますよ、時期が。
数学英語を中心に。
んじゃあ、テスト直後は何の見直しを重点的にやればいいか、ということですが、数学英語です。
単純に数学や英語って、記憶をしなければならない部分もございますが、考えなければ解けない問題が多いんですよね。というかほとんどそうですね。
テスト直後でぼーっとしていると、ただ眺めるだけの暗記科目にしちゃおう、とか思ってしまうかもしれませんが、残念ながら、ただ眺めるだけでは暗記はできません。
はい、アウト。
ですので、いやでも手を動かさなければならない数学や英語を重点的に取り組んでみてください。とりあえず手を動かしていれば、自然と勉強スタイルになっていく経験、皆さんにもあると思います。
やる気のないときは数学英語。テスト期間に限らず、この法則は覚えておくと今後便利ですよ。
テスト直しの際の視点
テスト直しをする際、どういったことに気を留めるか、についてご説明します。
他の問題集をやる際には、おそらく分からなかった問題を見て、その問題の答えをみて、分かるようにする。ここまでで終わってしまっていると思いますが、テスト直しの場合はそこからさらにもう一歩踏み込んでみてください。
それは「どの問題集・どの教科書・どのプリントから出たか」ということです。
テストの問題は、学校から支給された問題集や教科書、プリントから出題される問題が、かなりの割合を占めているのです。あるいは、全く知らない初見の実力問題なのだとしたら、そういった初見問題がどの程度テストの点数の割合を占めているのか計算してみるのです。
すると、テストへの傾向と対策が分かってきます。それは、次のテストの勉強をする際に大きく役立ちます。
それと、もう一つ、あなたは大きな気付きを得られると思います。
それは、「学校で配られているものをしっかりやれば、まあまあの点数を取ることが出来る」ということです。
なんやかんやで、相当意地悪な先生でもない限り、授業でやったところから出ます。渡された教材から出ます。
しっかり、先生に言われたことをやり、問題集を二週は解き、次のテストに備えましょう。
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英語、数学をメインに指導を行っています。