明治大学への内部進学の選抜基準を徹底解説!進学実績や学部ごとの進学者数も紹介
努力して明治大学の付属校に入学したのであれば、他大学を受験することなく、明治大学に内部進学させたいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
実際に、付属校からの内部進学率は80~90%と高く、ほとんどの生徒が明治大学に内部進学しています。
本記事では、2500人以上の中高一貫校生の内部進学をサポートしてきた立場から、明治大学付属の中高一貫校3校の選抜基準や内部進学率、学部ごとの進学者数を解説します。
このページの目次
明治大学付属校の内部進学の選抜基準
2026年4月1日には、明治大学付属世田谷中学校・高等学校が誕生する予定ですが2024年現在では付属校は以下の3校です。
- 明治大学付属明治高等学校・中学校
- 明治大学付属中野中学・高等学校
- 明治大学附属八王子中学・高等学校
内部進学の選抜基準をそれぞれ解説します。
明治高等学校・中学校
明治高校は、中野・中野八王子とは異なり、一定の成績があればほぼ全員が内部進学できます。
2022年度の推薦基準は以下の通りです。
- 高1~高3までの総合推薦成績が平均60点以上
- 英語検定(英検)2級以上とTOEIC450点以上の取得
- 行動評価が「良」以上
明治高等学校・中学校では、海外での語学研修や国内で英語研修など、英語教育に力を入れており、英検やTOEICも選抜基準で重視されています。
※内部進学に関する情報は更新される可能性があるため、最新情報を知りたい方は中高一貫専門塾WAYSへお問い合わせください。
WAYSでは明大明治、明大中野、明大八王子のいずれの学校に対応しています。
中野中学・高等学校
明治大学中野高校の内部進学者の選抜方法は、高校3年間の総合成績が大きく影響します。
高1〜高3までの学年総合成績を2:3:4の比率で換算し、3年分の総合成績を算出し決定。
2年次に1回と3年時に2回行われる「明治大学推薦テスト」の結果も、成績に加算されます。
注意すべきは、主要5科目だけでなく総合成績が加味されることです。
人気のある学部を目指すのであれば、バランスよく良い成績を取っていく必要があります。
参照:明治大学付属中野中学・高等学校「高等学校卒業後の進路状況」
中野八王子中学・高等学校
明治大学中野高校と同じように、高1~高3までの成績と「明治大学推薦テスト」の結果が重視されます。
さらに推薦権を得るためには、次の2つの条件をクリアしなければなりません。
- 高校3年間の評定平均が6.5以上
- 英語検定(英検)2級もしくはTOEIC400点以上
希望する学部の推薦を獲得するためには、上記の条件をクリアするだけでなく、3年間にわたり、平均的に良い成績を取る必要があります。
明治大学付属校の内部進学者率(2023年度)
明治大学付属校の内部進学率と学部ごとの進学者数は以下の通りです。
明大明治 | 明大中野 | 明大八王子 | |
---|---|---|---|
法学部 | 15 | 41 | 45 |
商学部 | 60 | 58 | 47 |
政治経済学部 | 53 | 60 | 48 |
文学部 | 6 | 25 | 20 |
理工学部 | 24 | 34 | 28 |
農学部 | 13 | 17 | 16 |
経営学部 | 14 | 38 | 38 |
情報コミュニケーション学部 | 16 | 20 | 23 |
国際日本学部 | 5 | 10 | 8 |
総合数理学部 | 10 | 15 | 11 |
合計 | 216 | 318 | 284 |
内部進学率 | 85.7% | 80.1% | 90.7% |
明治大学明治高校では、商学部と政治経済学部への進学者が多く、いずれも50名を超える生徒が進学しています。
明治大学中野高校も商学部と政治経済学部が人気で、法学部、経営学部、理工学部への進学者も多いです。
明治大学八王子高校は、政治経済学部と商学部、法学部の3学部が人気です。
明治大学の付属校には国公立大学併願制度がある
通常、付属大学への推薦入学資格を有している場合、他大学を受験することはできません。
しかし、明治大学の場合、資格を保有したまま、国公立大学の一般選抜を受験できます。
各付属校が定める条件を満たす必要があるため、併願を希望する場合は、担任の先生に確認しておきましょう。
希望の学部に内部進学するなら定期テスト対策が最も重要
明治大学への内部進学の合否は、高校3年間の成績によって決まります。成績の大部分を占めているのが、定期テストの結果です。
そのため、希望する学部に内部進学するためには、毎回の定期テスト対策が何より重要です。
具体的には、予習・復習を行い授業内容を理解し、着実に知識を確保させましょう。
テスト前に問題集を繰り返し解いて苦手分野を克服することも大事です。
定期テスト対策は内部進学の成功率を高めるだけでなく、明治大学推薦テストの対策にもなる、まさに一石二鳥の取り組みなのです。
明大付属・系属校の成績アップ事例
明治大学付属明治中3年生:英数で58点アップ!
明治大学付属明治中学校3年生の生徒は、11月の中間テストで英語が58点、英文法が54点、代数34点(60点満点)、幾何24点(40点満点)と苦戦していました。
WAYSに入塾後、テスト範囲の提出物を早めに仕上げ、授業内で解き直しをすることで疑問点を残さないようにしました。
英語では本文の和訳や文法問題集を2周以上解き、間違えた問題にチェックを入れて苦手な部分を重点的に復習。
数学では、1度目に解けなかった問題を中心に繰り返し解き、理解を深めました。
その結果、わずか1ヶ月後の期末テストでは、英語が81点、英文法が70点、代数44点(60点満点)、幾何33点(40点満点)と、受講した全ての科目で大幅な点数アップを達成しました。
WAYSでの指導により、勉強習慣が身につき、家庭学習でも勉強法を実践できるようになったことが成績向上の要因です。
明治大学付属中野中3年生:英語2科目で33点アップ!
明治大学付属中野中学校3年生の生徒は、11月に入塾した際、2学期中間テストの英語(1)が34点、英語(2)が40点と低迷していました。
WAYSでは、週4回の通塾で学習習慣を身につけるとともに、定期試験前に「全範囲テスト」を実施しました。
全範囲テストとは、定期試験の範囲全てから問題をランダムに抜粋したテストのことです。
試験範囲を問題集ごとに日割りでスケジューリングし、試験の2~3日前に実施。
特に、整序問題と和文英訳に課題が見られたため、本番までに該当箇所を集中的に学習しました。
その結果、わずか1ヶ月後の2学期末テストでは、英語(1)が53点、英語(2)が54点で大幅な成績アップを実現したのです。
明治大学附属中野高校2年生:英語が33点アップ!
明治大学附属中野高校2年生の生徒は、9月入学した際、1学期末テストの英語表現が17点と低迷していました。
この生徒は入塾時学習習慣がなく、文法問題などに苦戦していたので、WAYSでは、まず負荷の少ない単語暗記から始めることで、徐々に英語の基礎力を身に着けていきました。
明治大学付属中野高校の英語表現では、教科書『New Favorite』の「文法」の文章を暗記することで高得点が取れる問題が多くあります。
WAYSでの指導により、単語力をつけたことで、英文暗記の効率が大幅アップ。
入塾から5ヶ月後の3学期末テストでは英語表現が50点と33点アップを達成しました。
WAYS生の保護者の声を知りたい方は、ぜひインタビュー記事もご覧ください。
まとめ|明治大学への内部進学を目指すなら専門塾の活用を!
明治大学の付属校3校の内部進学率は80~90%と非常に高いのが特徴です。
学校ごとに内部進学者の選抜方法や条件が異なるため、早めにチェックし、定期テストや「明治大学推薦テスト」など早めの対策を心がけましょう。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、中高一貫校生向けの内部進学対策用の学習を行っています。
これまで内部進学をサポートした生徒は2500人以上で、その成功率は98.5%です。
もちろん明治大学の付属校の生徒の指導経験もあるため、内部進学で不安のある方は、WAYSにお任せください。
「確実に明治大学に内部進学させたい」「希望の学部に内部進学させたい」とお考えの保護者の方は、お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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