【受験生・親御さん必見】大学受験の併願とは?メリット・デメリットも徹底解説!
「併願とはどのような意味?」
「複数の大学を受験するメリットは?」
上記のような疑問を抱いている受験生や親御さんも、いらっしゃるのではないでしょうか。
近年では複数の大学を受験する併願が一般的です。
しかし、受験生や親御さんにとって併願のメリット・デメリットは、わかりにくいのではないでしょうか。
この記事では、多くの生徒に大学受験指導をしている「個別指導塾WAYS」が、併願の意味からメリット・デメリットまで解説します。
受験生の方、お子様の大学受験を応援したい親御さんは、ぜひご一読ください。
このページの目次
大学受験における併願とは
大学受験における併願とは、複数の大学を受験することです。
たとえば、将来の選択肢が複数ある受験生の場合、複数の大学を受験することにより選べる進路の幅が広がります。
また、公募推薦の場合も、併願が認められているケースがあります。
公募推薦は、大学側の出願条件を満たす生徒に高校の校長から推薦を得て受験する入試方法です。
一般選抜・公募推薦問わず、複数の大学を受験することを併願といいます。
大学受験における併願のメリット
複数の大学を受験する併願は、受験生・親御さんのどちらにもメリットがあります。
ここからは、大学受験における併願のメリットを解説します。
万が一の事態に備えられる
複数の大学を受験する併願は、万が一の事態に備えられます。
第1志望校に受からなかった場合でも、併願校に合格すれば進路に悩む受験生は少なくなります。
また、第1志望校に受からなくても併願校に合格すれば、親御さんもとりあえず一安心できるでしょう。
このように、併願は受験生・親御さんのどちらにもメリットのある選択となります。
不安や緊張を軽減できる
また、不安や緊張を軽減できるのも、併願の利点です。
大半の受験生は初めての大学受験に、不安や緊張を抱いているものです。
複数の大学を受験することは、試験会場や試験自体に慣れ、不安や緊張を軽減できます。
場数を踏めば第1志望校の試験にリラックスして挑めるため、本来の力も発揮できるでしょう。
併願は受験生の不安や緊張を軽減し、第1志望校の試験に万全な状態で挑むための練習でもあるのです。
大学受験における併願のデメリット
メリットの多い併願ですが、デメリットもあります。
ここからは、大学受験における併願のデメリットをご紹介するので、同時に対処法も練っておきましょう。
受験料がかさむ
当然ですが、複数の大学を受験すれば受験料がかさみます。
「公益財団法人生命保険文化センター」が公表している資料によれば、大学入学共通テストにかかる費用は1万8,000円(3科目以上の場合)です。
たとえば、標準的な国公立大学志願者の場合、共通テスト、国公立大学の前期・後期日程、私立大学3校(共通テスト利用1校、個別方式2校)を受験すると、合計して約14万円の受験料が必要となります。
つまり受験する大学が増える分、親御さんの負担が増えるという明確なデメリットがあります。
しかし、受験生に金銭の話をするのは、避けたいものです。
お子様の将来の選択肢の幅を広げるためにも、第1志望校受験時の不安や緊張を軽減するためにも、複数の大学を受験できる環境を整えてあげましょう。
試験勉強の時間が増える
試験勉強の時間が増えるのも、併願のデメリットです。
第1志望校と併願校で受験科目が異なれば、その分の勉強時間は増えます。
具体的には、私立大学の一般選抜の基本は3教科ですが、文系学部・理系学部などの学部や受験する大学によって試験科目は異なるのです。
併願校ごとに試験科目が異なれば、試験対策も変わってくるため勉強時間は増えるでしょう。
試験勉強の時間が増えるのを回避するためには、試験科目の似ている併願校を受験することです。
ご家庭でよく話し合って、併願校を選定するとよいかもしれません。
また、併願に不安を抱えている受験生や親御さんは、個別指導塾や家庭教師の力を借りるのも検討しましょう。
大学受験における併願のポイント
ここまで併願のメリット・デメリットを記述してきましたが、併願のポイントを把握し、第1志望校への合格を目指しましょう。
ここからは、大学受験における併願のポイントを解説します。
試験日時を確認する
複数の大学を受験する場合、それぞれの試験日時を確認しましょう。
お子様自身で確認しているかと思いますが、親御さんも再度確認しておきたいものです。
連日試験が続くようなスケジュールは、受験生の体力や精神に負担がかかります。
また、第1志望校の試験に万全な状態で挑むためにも、早い時期に試験を実施している併願校を選ぶのがおすすめです。
合格圏内の大学であるか確認する
合格圏内の大学であるか確認するのも、併願のポイントです。
併願校は、いわゆる滑り止めです。
万が一、併願校の受験結果がよくなければ、お子様の不安やプレッシャーが大きくなるかもしれません。
合格圏内の併願校を受験し、自信をつけることにより不安やプレッシャーから解放されるはずです。
通っている高校や個別指導塾の先生と相談して、合格圏内の併願校を受験するのが好ましいでしょう。
また、高校や個別指導塾の保護者面談の場を活用して、お子様の併願校の相談をするのもおすすめです。
第1志望校と受験科目が同じか確認する
第1志望校と併願校の受験科目が同じであるか、確認するのも重要なポイントです。
複数の大学を受験する場合、試験科目が多いと受験生の負担は増えます。
たとえば、併願校が私立大学の場合、2科目で受験できるところを選ぶのもよいかもしれません。
試験科目の少ない併願校であれば、試験対策にかかる時間は削減できるため第1志望校の受験勉強に専念できます。
また、第1志望校と同じ受験科目の場合、お子様の負担も軽減されるでしょう。
すべての大学の資料を取り寄せる
複数の大学を受験する場合、すべての大学の資料を取り寄せましょう。
試験勉強に専念しているお子様に代わって、親御さんが大学の資料を取り寄せるのもよいかもしれません。
また、資料を見て第1志望校よりも併願校に魅力を感じる受験生もいらっしゃるかと思います。
すべての大学の資料を取り寄せれば、お子様が通う可能性のある大学の情報が把握できます。
通う大学は受験生である基本的にはお子様自身で決定しますが、親御さんも大学の教育方針や理念などを確認しておきましょう。
まとめ
大学受験における併願の意味から、メリット・デメリットまでご紹介しました。
併願とは、複数の大学を受験することです。
受験生にとっては、第1志望校受験時のシミュレーションができるメリットがあります。
また、親御さんにとっても、お子様の大学受験に対する不安や緊張を軽減できる利点があります。
第1志望校への合格を目指すためにも、併願を検討してみてはいかがでしょうか。
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