大学受験の出願の流れや注意点を確認しよう!気持ちに余裕を持った早めの提出を
大学受験において出願は、全て自分で行わなければなりません。
しかし願書の内容や提出方法は大学ごとに多種多様です。
受験する大学数が多ければ多いほど、作成する願書が多くなり、混乱しがちになってしまいます。
締め切り間際に焦って作成すればミスを起こしかねないため、余裕を持って早めに提出しましょう。
この記事では、大学受験で志望校に出願する流れやweb出願の方法、出願時の注意点についてご紹介します。
万が一間違った書類を提出したり、納期が間に合わなかったりすれば受け付けてもらえず、受験できなくなってしまいます。
出願方法を正しく把握して、ミスなく切り抜けましょう。
このページの目次
大学受験の「出願」は自分で行おう!願書の入手方法
志望校に願書を提出する「出願」は、願書の取り寄せから発送まで全て自分で行う必要があります。
願書を入手する方法は、主に4つです。
・大学のホームページから取り寄せる
・進学サイトに請求する
・志望校で直接入手する(大学の窓口や入試説明会など)
・書店で購入する(取り扱いがない書店もある)
願書の多くは無料で入手できますが、1,000円前後かかる大学や送料がかかるケースもあります。
願書の取り寄せは、私立大学が10月、国公立大学が12月ごろになるとできるようになります。
受験が確定していなくても、可能性がある大学はなるべく早めに取り寄せておきましょう。
大学受験の出願の流れを把握しよう!
願書の取り寄せから、出願までの流れも把握しておきましょう。
<➀願書を取り寄せる>
切羽詰まってからでは、ミスをしがちです。
早めに取り寄せましょう。
<②必要な書類を揃える>
高校に作成を依頼しなければならない書類もあるため、余裕を持って先生に依頼します。
<③受験料を振り込む>
出願の際に、収納証明書や領収書が必要です。
必ず取っておきましょう。
<④書類を作成する>
提出書類は大学によって異なりますが、「推薦書」「志望理由書」「卒業(見込み)証明書」「資格証明書」などが挙げられます。
募集要項にしっかり目を通し、出し忘れのないようにしましょう。
<⑤書類を郵送する>
締切までに間に合うよう、全ての書類をそろえて発送しましょう。
このように郵送で出願する以外にも、近年はwebで出願する方法もあります。
大学受験のweb出願とは?
インターネットの発達により、web出願を取り入れる大学が多くなっています。
願書を取り寄せる手間が省け、スピーディーな出願が可能です。
紙の願書のみ扱う大学もありますが、web出願のみ受け付ける大学も増えており、今後はますます取り入れる大学が増えていくでしょう。
エントリーは、各大学のホームページから行います。
必要書類や顔写真のデータを用意しておく必要があるため、事前に募集要項を読み込み、書類を用意しておきましょう。
ただしweb出願は、全てがインターネット上で完結するわけではありません。
提出が必要な書類は、エントリー後に郵送する必要があります。
発送した書類が受理され、出願手続きが完了したかどうかは、ホームページ内のマイページなどで確認可能です。
マイページのパスワードは今後もしばらく使うため、忘れずにメモしておきましょう。
またクレジットカードで受験料の支払いができる大学も多くあります。
保護者の方と一緒にエントリー作業を行いましょう。
大学受験の出願に関する注意点
大学受験の出願は、一つでも間違えてしまうと受験できなくなってしまう恐れもあります。
願書を間違えずに書くことはもちろんですが、次にご紹介するポイントにも注意が必要です。
願書の発送方法を間違えない
願書を発送する場合、大学によって送り方を指定していることがあります。
簡易書留が必要なケースや、速達で発送しなければならない場合などさまざまです。
必ず入試要項を確認し、指定された方法で発送しましょう。
また、願書の締切にも注意が必要です。
「〇日必着」と指定されている場合は、必ずその日に大学に届かなければなりません。
「当日消印有効」は、その日までに発送し、消印が押されていれば問題ありません。
どちらにしても、余裕を持って対応しましょう。
願書の写真は私服で撮る
願書には本人確認用に写真を添付する欄があります。
その写真は、私服で撮るとよいでしょう。
まだ高校生だからと、制服で撮ることを考えるかもしれませんが、実はこの写真が大学入学後の学生証となるケースが案外あります。
全ての大学で学生証に使われるわけではありませんが、意識しておくとよいでしょう。
受験方法や試験日を確認する
各大学にはさまざまな受験方法があります。
特に私立大学では、共通テスト利用方式や通常の受験方式など複数あり、間違えやすくなっています。
出願時には、これらの中から受験したい方法を選択することになるため注意しましょう。
また複数の大学を受験する場合は試験日にも注意が必要です。
それぞれの試験日が重ならないようにすることはもちろんですが、試験会場が遠方で宿泊を伴う場合、あまりにも密な日程では移動に無理があることもあります。
受験期間中に体調を崩さないためにも、ゆとりを持ったスケジュールを心掛けましょう。
受験票を自分で印刷する
近年は受験票を自分で印刷しなければならないケースが少なくありません。
従来通りに郵送される大学以外は、マイページ上やメールで送られたデータをダウンロードして印刷する必要があります。
自宅にプリンターがない場合は、コンビニでプリントアウトも可能です。
学校で先生に印刷してもらえないか相談してもよいでしょう。
まとめ
大学受験の出願は、大学ごとに提出書類や出願方法が異なります。
提出書類の不備や締切までに到着しないなど問題があれば、志望校の受験ができない可能性もあるため、1校ごとに募集要項をしっかり確認したうえで手続きしましょう。
受験する大学が多ければ多いほど、手続きの手間は増えます。
手続きのミスをしたり受験勉強に支障が出たりしないよう、早めに願書の取り寄せや書類の準備を行ってください。
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