大学受験に漢字の勉強は必須!始める時期と効果的な勉強法をご紹介
「大学受験に向けて、漢字の勉強はいつから始めたほうがよい?」
と疑問をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
漢字の勉強は、志望校により出題率が異なるため、過去問などを参考に出題傾向をつかんでおくことが大切です。
この記事では、大学受験に向けて漢字の勉強をいつから始め、どのような勉強をしたらよいかをご紹介します。
漢字の勉強を始める時期や勉強方法に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験に漢字の勉強が必要な理由
大学受験に向けて漢字の勉強をするか迷う方は多いでしょう。
入試に漢字の読み書き自体が出題されなくても、記述問題やほかの教科に関わるため、勉強しておくことが必要です。
漢字問題で点数をかせぐため
漢字問題で点数をかせぐために、勉強は必要です。
大学により漢字の出題率が高かったりするため、志望校でどの程度出題されているか確認しておくことをおすすめします。
漢字は覚えてさえいれば読み書きができ、勉強しておくことで点数アップにつながりやすいです。
大学により漢字の配点が高いところがある一方、低いと「漢字の勉強をするならほかの教科に時間をあてたい」と思うかもしれません。
しかし、たかが1点でも合否が分かれることがあるため貴重でしょう。
大学受験において1点で後悔しないためにも、漢字の勉強をしておくことをおすすめします。
国語以外の教科に影響するため
漢字を勉強しておくことは、国語以外の教科においても効果を発揮します。
小論文では、課題文を読み取り意味を探ったうえで自分の考えを述べなければなりません。課題文の漢字の意味が分からないと、問題の意図からはずれた回答になってしまうからです。
また、理科や社会の記述問題で漢字を書いたり、資料から読み取ってヒントを得たりする場合があります。
「漢字=国語」だけでなく、国語以外の教科で点数をかせぐためにも漢字の勉強は欠かせません。
語彙力を鍛えることで現代文の成績アップのため
漢字の勉強は、語彙力の向上にも役立ちます。
漢字の読み書きだけでなく、意味を一緒に覚えることで語彙力を鍛えることになり、現代文の読解力の向上にもつながります。
また、熟語や慣用句などの漢字も覚えておくとさらに語彙力が上がるため、現代文の成績アップにつながりやすいです。
大学受験のための漢字はいつから勉強するべき?
大学受験のための漢字の勉強は、高1から始めることがおすすめです。
膨大な数の漢字は、入試直前にあわてて勉強しても記憶に残りません。
漢字は繰り返し書いて覚えることが大切です。
高1の早い時期から漢字の勉強を始め、反復練習をしておくことで定着します。
大学受験に向けての漢字の勉強法
大学受験に向けて、漢字の勉強が大切だと分かりました。
ここでは、大学受験に向けての具体的な漢字の勉強法を5つご紹介します。
ぜひ早めに取り入れてみてください。
一冊の参考書で徹底的に解く
漢字の勉強は、一冊の参考書を繰り返し解いて完璧にすることで定着します。
さまざまな種類の漢字の参考書が出回っていますが、大学受験用を購入することをおすすめします。
大学受験用は漢字検定用などと異なり、受験でよく出る漢字がまとまっているからです。
また、自分に合った難易度で志望校の出題傾向に似ている参考書を選ぶことがポイントです。
参考書の解き方として、間違えた漢字にチェックをつけ、何度も繰り返し勉強することでしっかり覚えられるでしょう。
スキマ時間を利用して毎日少しずつ進める
漢字の勉強は、毎日のスキマ時間を利用して少しずつ進めることをおすすめします。
漢字は反復学習で身につくため、毎日繰り返し継続することが大切です。
一日に長時間の漢字の勉強でイヤになるよりは、短時間で無理なく続けることが効果的です。
たとえば「一日10分」「一日30個」と自分で決め、理科と数学など勉強時間の間や勉強に飽きたときなどのスキマ時間に進めることでイヤにならず継続できるでしょう。
模試や過去問のプリントを使う
漢字の勉強は、模試や過去問、学校や塾から渡されたプリントを使うことも効果的です。
プリントは渡されたときだけ解いて終わらせがちです。
しかし、模試や過去問は入試に出る可能性が高いので、頻出漢字を自分なりにまとめておくとよいでしょう。
参考書と同様に、間違えた漢字はプリントにチェックをつけ、繰り返し解くことを意識しましょう。
自分でノートを作る
漢字の勉強は、自分でノートを作ることも効果的です。
一度でも間違えた漢字はノートに書き留め、洗い出しておきます。
洗い出した漢字を繰り返し読み書きすることで定着していくでしょう。
自分専用のノートを作り漢字をまとめておくことで、記憶に残りやすくなります。
アプリを上手に活用する
漢字の勉強は書いて覚えることが必要ですが、通学時などスキマ時間を利用して手軽に覚えたいときはアプリを活用することがおすすめです。
漢字アプリは、クイズ形式や手書き機能、書き順を提示するものなど多岐にわたるため、自分に合って楽しみながら覚えられるものを見つけるとよいでしょう。
ゲーム感覚でできるので勉強の気分転換にもなります。
ただし、アプリだけでは漢字の勉強は不足するので、あくまで補助的に使うことを意識してください。
スマホを使うため、つい違うサイトを開いて気を散らさないよう自己管理できる方に向いているといえます。
まとめ
漢字の勉強は、高1から始め、繰り返し続けることで効果を発揮します。
各大学の出題傾向をつかみ、志望校に合わせた勉強をすることが大切です。
たかが漢字一つですが、それで大学に合格できる可能性があるため勉強は必須です。
毎日漢字の勉強を継続することで、入試当日に自信をもって会場まで向かうことができるでしょう。
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