大学受験に合格するために必要な時間は合計○○時間!今からでも間に合う?


大学受験で志望校に合格するためには、勉強時間を多く確保する必要があります。

しかし高校生は学校もありますし、部活やプライベートなど非常に多忙な毎日を過ごしているはず。
これまであまり勉強してこなかった人にとって、合計でどれくらいの勉強時間を確保すれば大学に合格できるか、気になるところでしょう。

この記事では、大学受験のために高校3年間で必要な勉強時間を詳しくご紹介します。

これから本格的に受験勉強を始めようと考えている方は、スケジュールを立てる参考にしてください。

大学受験に必要な勉強時間は合計3,000~4,000時間

一般的に、大学受験に必要な勉強時間は、高校1年生から3年生まで合計で3,000時間。さらに難関大学を受験するとなると必要な勉強時間は4,000時間にもなるといわれています。

たとえば、高校3年生の4月から共通テスト前の12月まで毎日勉強した場合、1日当たり約11時間必要です。
難関大学を目指す場合、1日14.8時間勉強しなければなりません。
こなすには膨大な量です。

多くの受験生が本腰を入れて受験勉強を始める高校3年生では、およそ1,500~2,000時間ほどの時間を確保する必要があるでしょう。
そのため高校1年生から2年生の終わりまでに必要な勉強時間は、3,000時間の場合1,000~1,500時間、4,000時間の場合2,000~2,500時間です。

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学年ごとの1日に確保すべき勉強時間

高校3年生で2,000時間勉強すると仮定します。
高校1年生と2年生で残りの1,000時間を分けると、1日当たり何時間勉強する必要があるのでしょうか?

たとえば高校1年生の1月から受験勉強を始めたとします。

1カ月当たり25日間勉強するとして、1月から3月まで75日、さらに高校2年生の12カ月が300日。

1日に1年生が2時間、2年生が3時間勉強すると
75日×2時間+300日×3時間=1,050時間

これで必要な1,000時間を確保できます。
果たして、大学進学を目指すすべての高校生がこれだけの時間を確保できるでしょうか?

必要な時間は人によって異なる

実際、人によって合格するために必要な時間は異なります。
もともと予習復習や定期テストの勉強など毎日コツコツ取り組んでいる人や進学校に通っている人は、何もしていない人に比べて基礎知識が身についています。
その分勉強時間は少なく済むでしょう。

また偏差値を40から50に上げることに比べて、偏差値を60から70に上げるのは困難です。
そのため、偏差値が高くなればなるほど、偏差値を1上げるためには長時間勉強する必要があります。

このように、目指す大学や現状の成績などによって、必要な勉強時間は異なります。
大学受験に必要な勉強時間とされる3,000時間は、あくまでも参考値と考えましょう。

ではなぜ大学受験では、これほど勉強時間の確保が重要だといわれるのでしょうか?

なぜ大学受験は勉強時間を長く取る必要があるのか?

中学受験や高校受験は、ライバルがそれほど多くありません。
しかし大学受験ともなると、ライバルは全国にいます。

ライバルの中には、進学校の生徒や中学から大学進学を目指して頑張っている生徒もいるでしょう。
そのような人たちと対等に戦うためには、勉強時間の確保が必要なのです。

本気で受かりたいのであれば、最低3,000時間勉強したほうが当然合格率は上がります。

しかし、どんなに勉強時間を確保しても、なかなか成績が上がらない人もいるでしょう。
成績が上がらない原因は、勉強法が間違っているからかもしれません。

基礎力が身についていないにもかかわらず応用問題に手を出している、問題集は解いたら解きっぱなしなどの勉強法では成績は上がらないのです。

勉強時間以外に大学受験に必要なことは?量と質を意識して計画を立てよう

志望校に合格するためには、もちろん勉強時間を多く確保する必要があります。
しかし、勉強時間さえ確保すれば合格できるわけでもありません。

合格のためには、勉強時間とあわせて勉強の「量」と「質」が重要です。
では実際、何をすればよいのでしょうか?

勉強方法を見直す

効率よく勉強できているか、勉強方法を見直してみましょう。

たとえば英単語の暗記がうまくできていなければ、暗記方法を変えてみる、問題集が難しすぎてスムーズに進まないのであれば、もう少し難易度を落とした問題集に変えてみるなど。

勉強していても成績が上がらないのであれば、その原因を突き止め、効率的に勉強できる方法を見つけましょう。

勉強のできる友達や先生に勉強法を教わるのもおすすめです。

スケジュールを立てる

大学受験のための学習スケジュールを立てましょう。

先にスケジュールを立てることで、日々何をすればよいか悩むことがなくなるうえ、質のよい勉強ができるようになります。

スケジュールを立てるコツは、休息日を設けることとこまめに見直すこと。
週に1回程度休息日を設けていれば、予定通りに勉強できなかった場合でも調整が可能です。

また勉強していくうえで弱点が見つかったり、思った以上に勉強が効率よく進んだりすることがあります。
そのようなときには、スケジュールを柔軟に調整しましょう。

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隙間時間を活用する

できるだけ勉強時間を確保するために、隙間時間を活用しましょう。

学校への通学時間や食事前の数分・寝る前の30分など、案外有効活用できる時間が見つかるはずです。

細切れの時間は、暗記やちょっとした正誤問題などができます。
短時間であれば集中しやすく、思った以上に成果が出るかもしれません。

まとめ

大学受験に必要な勉強時間は、高校3年間で3,000時間ほどといわれています。
高校1年生の頃からコツコツ勉強しなければ、なかなか達成できない数字です。

ただし大学受験は時間を確保すれば必ず受かるものではありません。
量と質にこだわり自分に合った勉強法でなければ、十分な効果を発揮しないでしょう。

勉強方法を入念に検討し、スケジュールを立てて効率的に勉強することが、志望校合格への最短ルートです。

とはいえ「長期間のスケジュールなんて立てたことがない」「どの参考書や問題集が向いているか分からない」といった人もいるでしょう。

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