大学受験に不安を感じたらやるべき対処法5つと本番前の対処法をご紹介
大学受験に向けて勉強しなければならない中で「もし大学に受からなかったらどうしよう」と不安を抱えていませんか?
大学受験に対して不安を抱えるのは、自然なことです。
大切なのは自分自身が抱える不安を受け入れ、大学合格の糧にすることです。
この記事では、不安への対処法5種類と、大学受験の本番直前にできる不安解消法3種類をご紹介します。
大学受験に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
まずは大学受験が不安になる原因を突き止めよう!
まず、不安になる原因から探っていきましょう。
不安になる原因には以下のような例が挙げられます。
・思うように成績が伸びない
・友達の受験対策が順調に見える
・「親の期待に応えなければならない」といったプレッシャー
成績が伸びない焦りや、周囲の反応を見てプレッシャーを感じてしまうことが多い傾向です。
不安の原因を突き止め、原因の元から対処していく必要があります。
大学受験への5つの不安対処法
大学受験への不安が大きくなるにつれて「勉強に集中できない状態」になってしまってはつらいですよね。
次の項目では、不安に対処する方法についてご紹介します。
将来どうなりたいかを考える
まず、気持ちを切り替えるためには「将来自分はどうなりたいか?」について考えてみてください。
受験勉強に取り組む理由をあらためて見つめなおすことでモチベーションが上がり、ポジティブな思考へ切り替えることができます。
将来像について考える際には「志望校に通ってどんな生活を送りたいのか」「どんな活動に取り組みたいのか」など具体的に挙げてみましょう。
具体化すれば、モチベーションを向上させるとともに、理想の実現に向けて取り組みやすくなります。
選択肢はいくらでもあると考える
「今の志望校に落ちたら終わりだ」と思っていませんか?
「自分にはここしかない」と視野を狭めた状態で自分自身を追い詰めることは、新たな不安を作り出す原因にもなり得ます。
選択肢が無数にあると思えば視野は広がり、不安も軽減されるでしょう。
実際、あなたには多くの可能性があります。
不安に押しつぶされそうなときには「この志望校ではなくても、夢の実現には違う道もある」と考えてみませんか?
ネガティブ思考に対するアクションを用意しておく
ネガティブ思考に対して、気持ちを切り替えるためのアクションを用意しておくのがおすすめです。
あえて受験とは関係のないことをすることで、ネガティブな気持ちを切り替えることができます。
ときには体を動かしたり好きなおやつを食べたりするなど、自分をいたわることも大切です。
ネガティブな感情に対するアクションを決めておくことで、不安を感じても「すぐに対処ができる」という安心感につながるでしょう。
不安を言語化して客観視してみる
不安な気持ちに対処するには、今あなたが抱えている不安を洗いだして、どうすべきかを考えることが重要です。
まず、あなたの不安をノートに書き出してみましょう。
モヤモヤした感情をノートに書いて言語化することで、不安や恐怖をやわらげることができます。
言語化した不安を客観視することで、対処すべき部分が見えてくるでしょう。
また、不安なときに実行した対処法まで書いておくと、後で見返したときに「つらい状況を乗り越えられたから大丈夫」と励みになります。
次に同じような壁を乗り越える際に「そういえばこの方法で解決できたな」といった参考にもなるため、おすすめです。
目標を成し遂げるための「小さな目標」を複数立てる
やるべきことが曖昧になっていると、本来なら考えなくてもいい不安まで抱えてしまう原因になります。
漠然とした不安を感じたら、大きな目標と小さな目標を立てるのがおすすめです。
まず「志望校に合格する」「次の模試で判定を上げる」など大きな目標を定め、その目標を成し遂げるために必要な小さな目標を複数立てます。
たとえば「1日に英単語を〇個覚える」、「朝起きたら問題を〇個解く」といった、1日で達成できる小さな目標を立ててみましょう。
集中して目標達成のために取り組むことで、不安について考えこむ機会を減らす効果が期待できます。
大学受験本番前の3つの不安対処法
大学受験の本番前は、後戻りできない緊迫した状況のように感じてしまうかもしれません。
そこで、手軽にできる「不安」や「緊張」に対処する方法をご紹介します。
ゆっくり大きく息を吐く
私たちの体は、息を吐くときに副交感神経が優位になります。
ゆっくり大きく息を吐くことで、リラックス効果が期待できるでしょう。
息を吐く際に口をすぼめて吐くと、肺の外側にある胸郭内の圧力が高まるため、より多くの息を吐きだせるでしょう。
口をすぼめながら10秒ほどかけてゆっくり大きく息を吐き、そのあとは自然に呼吸します。
この工程を3回程度繰り返してみてください。
筋弛緩法を取り入れる
おもにあがり症などの改善に用いられる「筋弛緩法」は、大学受験の不安解消にも有効です。
腕や肩を中心に全身の筋肉を5秒間ほど硬直させたあと、ゆっくり息を吐きながら力をゆるめます。
筋肉のゆるみと連動して、心の緊張もやわらぐといった効果が期待できます。
手のツボ「合谷」を強めに押す
手をマッサージするときには「合谷」と呼ばれるツボをマッサージするのがおすすめです。
合谷は脳や自律神経につながっており、ストレス・緊張緩和に効果を発揮するツボです。
合谷は手の甲側、親指と人差し指が交わる骨からやや人差し指寄りの部分にあります。
「少し痛いかな」と感じる程度に力を込めてマッサージすることで、不安やストレスを解消する効果が期待できるでしょう。
まとめ
大学受験へ不安を感じたら、「将来どのようになりたいか」を見つめなおし、自分自身を追い詰めないことが大切です。
不安に駆られてしまいそうなときはノートに不安を書き出し、客観的に見てみましょう。
落ち着いて行動することで、不安へ対処するための糸口が見えてくるはずです。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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