立川国際中等教育学校の進学実績はGMARCHが中心!自宅学習を強化して満足度の高い学校生活を送ろう!
立川国際中等教育学校に入学してから、お子様が中だるみで勉強しなくなってしまい、成績が下がっていることに危機感を持っていませんか?
中等教育学校は高校受験などの節目がないため、受験が近づくまで勉強に身が入らない生徒も少なくありません。
特に、立川国際中等教育学校の生徒は全国平均と比較して学習時間が少ないため、そのままでいると大学受験で志望校に進学できない可能性があります。
本記事では、立川国際中等教育学校の進学実績と、高校生の平均的な学習時間との比較、志望校に合格するためにできることを解説します。
GMARCH以上の大学を目指すなど、志望校が明確に決まっている方はぜひ参考にしてみてください。
※学校の指導方針に関する情報は更新される可能性があるため、最新情報を知りたい方はWAYSにお問い合わせください。
このページの目次
立川国際中等教育学校の学習時間は短いが生徒満足度は高い
本章では調査データや立川国際中等教育学校が公開している情報を基に、学習の傾向や学校への満足度について解説します。
学習時間は平均の半分程度
立川国際中等教育学校に通う生徒の自宅学習の時間は、ベネッセ教育総合研究所が調査した同年代の学習時間の半分程度です。
学校が目標として定める学習時間も大きく下回っています。
生徒が実際に学習している時間と学校の目標、調査による平均学習時間は次の通りです。
年次 | 実際の学習時間
(分) |
学校の目標時間
(分) |
ベネッセ調査による
学習時間(分) |
1学年 | 62 | 120 | 98.3 |
2学年 | |||
3学年 | 64 | 150 | |
4学年 | 104.5 | ||
5学年 | 57 | 180 | |
6学年 |
参照:立川国際中等教育学校「令和5年度学校経営報告書」
参照:ベネッセ教育総合研究所・東京大学社会科学研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2023」
立川国際中等教育学校の生徒が自宅学習をする時間は、大学受験を控える5・6学年においても1時間程度となっており、学校が目標とする時間の3分の1以下となっています。
長期休暇中の講習参加率は高い
立川国際中等教育学校では、夏期休暇などの長期休暇に講習を行っています。
同校の令和5年度学校経営報告書によると、2023年度に実施された講座数は、夏期講習で140講座、冬期・春期講習は40講座程度開講されています。
受講者数はのべ2336名で、学校が設定する目標人数1500名を大きく上回りました。
冬期・春期講習いずれにおいても目標人数を超える生徒が受講し、参加率も8割以上と高いです。
このことから、生徒の学習意欲は比較的高い一方、自宅学習の時間を確保することが課題となっているとわかります。
学校運営について生徒・保護者からの満足度は高い
立川国際中等教育学校の学校運営について生徒や保護者からの満足度は高く、令和4年度から開校した附属小学校も多くの期待を集めています。
学校運営に関する満足度は学校経営報告書によると、生徒82.3%(前期生89.1%、後期生79.1%)、保護者93.4%と特に保護者からの満足度が高い結果でした。
学校の目標値は85%で、ほぼ目標値に達していますが後期生の満足度を高めるための取り組みを予定しているようです。
また、令和6年度入学者応募状況によると附属小学校の入試倍率は23.52倍と高倍率であり、多くの人気を集めていることがわかります。
立川国際中等教育学校の進学実績はGMARCH・早慶上理が中心
次に大学進学実績を2024年度3月卒業生の情報を基に解説します。
立川国際中等教育学校の卒業生は、GMARCHや早慶上理を中心に有名私大や難関校に合格しており、学校の目標を上回っています。
国際教育にも力を入れている点にも触れますので、進学実績について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
GMARCH・早慶上理への合格者数はのべ243名
立川国際中等教育学校の2024年3月における、GMARCH・早慶上理への合格者数はのべ243名です。
多くの生徒がGMARCH・早慶上理に合格していることがわかります。
また、2024年3月卒業生140名における私立大学の合格実績は次の通りです。
大学名 | 現役合格者数(名) |
早稲田大学 | 30 |
慶應義塾大学 | 16 |
上智大学 | 24 |
東京理科大学 | 18 |
学習院大学 | 6 |
明治大学 | 37 |
青山学院大学 | 13 |
立教大学 | 30 |
中央大学 | 38 |
法政大学 | 31 |
成城大学 | 5 |
その他私立大学 | 222 |
合計 | 470 |
参照:立川国際中等教育学校「令和6年度大学合格状況」
国公立大学にも多くの生徒が合格しており、その合格実績は次の通りです。
大学名 | 現役合格者数(名) |
東京大学 | 5 |
一橋大学 | 4 |
東京外国語大学 | 4 |
東京農工大学 | 3 |
筑波大学 | 3 |
お茶の水女子大学 | 3 |
大阪大学 | 2 |
東京工業大学 | 2 |
その他国公立大学 | 21 |
合計 | 47 |
合格者割合 | 33.57% |
参照:立川国際中等教育学校「令和6年度大学合格状況」
国公立大学には47名が現役合格しており、卒業生140名に占める割合は33.57%と、約3人に1人です。
東京大学や一橋大学といった難関大学にも卒業生を輩出しており、高い実績を誇っています。
2024年の進学実績は立川国際中等教育学校が定める重点目標をクリア
立川国際中等教育学校の令和5年度学校経営報告書によると、難関国公立大学と難関私立大学の合格者数について、進学実績における重点目標をクリアしています。
難関国公立大学(東大・京大・一橋大・東工大・国公立大医学部)の現役合格者数は、目標値10名に対して、合格者は15名でした。
難関私立大学(早慶上理)の現役合格者数は、目標値70名に対して、合格者89名と大きく上回りました。
また、国公立合格者数についても目標値50名に対して、合格者47名とほぼ目標に達しています。
令和5年度の進学実績は目標値を上回る結果であったことがわかります。
海外の大学を目指すのにも適している
立川国際中等教育学校は海外の大学を目指す方にも適しており、令和6年度入試結果では2名の生徒が海外大学へ現役合格しています。
同校は、グローバル人材の育成において先進的な取り組みを推進しており、東京都教育委員会の「GE-NET20」に指定されています。
立川国際中等教育学校からGMARCHへの進学を目指す方法
立川国際中等教育学校では、GMARCHをはじめとする有名私大への進学をサポートするための体制が整っています。
本章では、成績に不安のある生徒が成績アップのためにできることを、学校の講習や取り組みを中心に紹介します。
長期休暇中の講習を利用する
前章で紹介した夏期講習などの長期休暇中の講習を有効活用して苦手科目の克服と、得意科目の発展的内容への挑戦に取り組んでみましょう。
夏期講習は2023年度に140講座とたくさん実施されているので、レベルに合った講座を見つけて積極的に受けることが大切です。
教科書や問題集の基礎・標準問題をマスターする
教科書や問題集の基礎・標準レベル問題を完璧に身につければ、定期テストで高得点が狙えます。
立川国際中等教育学校のテスト問題は、たとえば数学では基礎から標準まで典型的な問題を中心に出題されることが多いです。
英語においても、高校段階になると大学入試問題など教科書に載っていない長文が出題されることもあります。
しかし、教科書に載っていない長文を予想するのはできないため、授業で習った範囲の教科書・問題集をやり込んで基礎学力を高めた状態でテストに臨めば、高得点を獲得できるようになります。
英検取得に挑戦する
国際教育の一環として、立川国際中等教育学校では生徒の英検取得に力を入れています。
令和5年度学校経営報告書によると、英検1級は学校全体で5名の取得を目標としていましたが、実際に取得したのは6名。準1級は目標30名に対して、64名が取得、2級・準2級は目標100名に対して406名が取得しています。
いずれも目標値を上回っていることもあり、同校の学校評価において「学校は国際教育に積極的に取り組んでいるか」という質問に対して、82.6%の保護者が「取り組んでいる」と回答しました。
英語は積み上げ式の科目であるため、苦手意識を持っている生徒は英検取得をきっかけに中学レベルから復習してみるとよいでしょう。
学習塾を利用する
ここまで紹介した学校の取り組みや教材を活用して学習を進めるのが第一ですが、自宅での復習も大切です。
どうしても自宅学習が難しい場合は、学習塾を利用して強制的に学習時間を確保するのも有効な手段になります。
学習時間の確保を目的とするなら授業を受ける集団指導塾よりも、宿題や問題集を解きながら、わからない部分を隣にいる先生に質問できる個別指導塾が目的に合っています。
立川国際中等教育学校の生徒が個別指導塾を選ぶ場合、中高一貫教育に特化した塾を選ぶのがおすすめです。
公立学校の生徒を主な対象に設定している一般的な個別指導塾では、独自の一貫教育カリキュラムに対応できず、思うように成績を伸ばせない可能性があるからです。
WAYSでは中高一貫校生を専門に指導しており、500校以上の実績があります。
中高一貫校専門塾と一般的な個別指導塾の違いは以下の記事で詳しく解説していますので、もっと詳しく知りたい方は併せてご覧ください。
立川国際中等教育学校の成績アップ事例&卒業生の声
立川国際中等教育学校の生徒が、中高一貫校専門の個別指導塾WAYSに通って成績アップした事例と、同校で勉強に励んだ卒業生の声を紹介します。
WAYSに通って短期間でどのようにして成績を伸ばしたのか、知りたい方は参考にしてみてください。
立川国際中等教育学校3年生:1ヶ月で幾何23点から52点にアップ
まずは立川国際中等教育学校3年生が、1ヶ月間で数学の成績を伸ばした事例を紹介します。
元々自宅での学習時間がほぼゼロで、宿題の提出状況もあまり良くありませんでした。
WAYS入塾前は、学校教材である4STEPの解答解説が詳しくないため、理解できず挫折していたそうです。
入塾後は、4STEPのレベルA問題をテスト前までに2周やり込むと決め、わからない問題は先生から詳しい解説を受け、理解しながら学習を進めました。
学習計画についても、毎日どれだけ進めればテストまでに2周取り組めるか先生と考えながらスケジュールを立てたことで、計画通りにこなせました。
その結果、代数25点→45点、幾何23点→52点と数学の点数が短期間で大幅にアップ。
自分の力で問題が解けるようになったことがモチベーション向上にもつながり、次は全科目で60点以上を取ることを目標にするなど、自ら勉強に取り組めるようになりました。
立川国際中等学校卒業生は勉強を頑張って良かったとの声が多い
立川国際中等教育学校の卒業生紹介ページには、同校で勉強を頑張って良かったとの声が紹介されています。
東京大学大学院で地質や地震を学んでいる卒業生の方は、国際学会での発表や論文投稿に取り組んでいますが、学習姿勢の根本は立川国際中等教育学校で養われたとのことです。
また、一橋大学商学部へした卒業生の方は、穏やかな雰囲気でありながらも同級生と高いレベルで学力を競ったり、自分の興味関心を追い求めたりできる充実した環境だったと言っています。
卒業生の声からも、立川国際中等教育学校にはサポート体制や高め合える同級生など、勉強に打ち込むための環境が整備されていることがわかります。
立川国際中等学校の生徒が学習時間を確保するならWAYSがおすすめ
立川国際中等教育学校は、GMARCHや早慶上理への進学実績が豊富で、生徒・保護者からの満足度も高い学校です。
一方で学校外の学習時間が平均と比べて短いというデータもあります。
受験競争の中で志望校へ合格するには、立川国際中等教育学校が目標に掲げる1日120分程度の学習時間を確保し、全国平均に並ぶことが最低条件といえます。
WAYSでは、授業時間を1コマ120分に設定し、演習を中心に進めることで、お子様の主体的な学びをサポートします。
塾からの宿題は出さず、塾で先生に教わりながら学校の学習に取り組めるので、自宅学習が苦手なお子様にぴったりです。
一般的な学習塾と同じ料金で、約4倍の学習時間が確保できる中高一貫校専門の個別指導塾WAYSの指導法について、具体的に知りたい方は今すぐ請求できるWebパンフレットをご覧ください。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
内部進学2024年11月20日【青山学院中等部・高等部の保護者の方必見】内部進学を徹底解説 - 一貫教育コンパス2024年11月19日中高一貫校生の生活実態を徹底解剖!勉強、睡眠、スマホ利用に関するリアルな声
- 勉強法2024年11月19日中学数学のつまづきやすい単元一覧|解き方・教え方がわかる事典
- 一貫教育コンパス2024年11月17日Z世代の流行り調査!2024冬Ver.
東京都立立川国際中等教育学校