塾へ行く意味は?塾へ行く必要がない人はいるの?独学で勉強する際の注意点も解説


「親に塾へ行くようにいわれた。塾へ行く意味って何?」
「塾へは行きたくない。通信教育ではだめなのかな」

親に塾へ行くようにいわれても、あまり気乗りしない人もいるでしょう。

塾以外にも、通信教育や家庭教師といった選択肢もあります。
むしろ独学の方がよい人もいるのではないでしょうか?

この記事では、塾へ行く意味、塾が必要ない人、独学で勉強する際の注意点についてご紹介します。

塾へ行くべきかどうか悩んでいる人は、ぜひ解決の糸口を見つけてください。

塾へ行く意味とは

誰かに塾へ行くようにいわれても、とくに独学でも問題ないと思っている場合、やる気になれないですよね。

塾へ行くのは、成績アップや志望校合格を目指す場合などです。
しかし成績アップ以外にも、塾にはさまざまな意味があります。

すぐに質問ができる

独学では問題が分からないと、手が止まってしまいます。
無駄に時間ばかりが過ぎて、十分な勉強ができない可能性もあるでしょう。

しかし個別指導塾であれば、分からない部分はすぐに質問できます。
予備校や進学塾でも、講義後に質問のチャンスがあるでしょう。

分からないことをその場で解決できるのは、大きなメリットです。

スケジュール管理をしてもらえる

定期テストや受験など、学生時代の勉強はスケジュールを立てる必要があります。
さらにそのスケジュールどおりに行動できる意志の強さも必要です。

個別指導塾の中には、一人ひとりに合った勉強スケジュールを立ててくれるところがあります。
スケジュール管理をしてもらえることで、勉強習慣も身に付けやすくなるでしょう。

入試などの最新情報が入手できる

高校受験や大学受験のように自分の目的に合った塾であれば、必要な情報を仕入れることもできます。

とくに大学受験は近年、入試制度の変化が激しく、前年と試験方法や内容が大きく変わる大学もあります。

大学受験は情報戦です。
個人では仕入れにくい最新情報を入手できるのは、ありがたいですね。

同じ目標の仲間ができる

塾へ行けば、同じ目標をもつ仲間ができます。

とくに進学塾や予備校には、自分と同じ境遇の生徒が周囲に大勢います。
その生徒たちとは切磋琢磨しながら成長していけるでしょう。

独学ではどうしてもモチベーションが維持しにくいデメリットがありますが、塾では仲間やライバルがいることで、モチベーションを維持しやすくなります。

塾へ行く必要がない人はいるの?

塾は成績アップのために有効な手段です。
しかし中には、塾へ行く必要がない人や、むしろ塾へは行かない方がよい人もいます。

次の5つに当てはまる場合は、独学で頑張ることを考えてみてもよいでしょう。

独学でも問題集を理解できる

独学でも、問題集をスラスラ解けるような人は、塾は必要ないでしょう。

塾へ行かずに通信教育で勉強する人もいますが、通信教育だけで勉強ができる人は、ある程度勉強の仕方を理解している人です。
通信教育をやっていても、分からない問題があったり解法を見ても理解できなかったりする場合は、塾へ行った方が、成長が早いかもしれません。

自己管理ができる

独学に必要なのは、勉強習慣が身に付いていることと、スケジュールを組み立てその通りに実行できる力です。

受験生はとくに、毎日机に向かって勉強する必要があります。
勉強習慣が身に付いていなければ、長時間勉強することは難しいでしょう。

また独学は、モチベーションが落ちるとなかなか元に戻れない難点があります。
そのようなことも気にせず、勉強を続けられ自己管理ができる人なら、塾は必要ないでしょう。

独学で先取り学習ができる

大学受験は、学校の勉強が終わるのを待っていては対策が間に合わないことがあります。
とくに難関大学の受験は、先取り学習をして勉強を進めておかなければなりません。

中高一貫校や進学校のように、授業スピードが速い学校は問題ありませんが、そうでない場合は自分で先取り学習が必要です。
独学で先取り学習ができて、内容を理解できているのであれば、塾なしでも大丈夫でしょう。

自己流で勉強したい

自己流で勉強したい人は、塾は向いていません。

予備校や進学塾など大勢で同じ講義を受ける場合、コースの選択肢は合っても、やりたい勉強を常にできるわけではありません。個別指導塾では、勉強法について指導を受けることも多くなります。

塾であれこれ指導されても聞かず、自分のやり方で勉強したい人は、塾へ行っても成績アップは難しいでしょう。

心理的に塾へ行きたくない

元々塾へ行きたくない人、塾をそこまで信頼していない人も塾へ行く必要はないでしょう。

自主的に塾へ行くのではなく、親や友達など、身近な人から行くように勧められた人は、もともとやる気がありません。
その結果、塾へ行くことだけで終わってしまい、勉強につながりません。

塾へ行くだけで、集中して勉強するわけではないため、成績アップもできないでしょう。

塾へ行かずに独学で勉強する際の注意点

もちろん、塾へ行かなくてもしっかり成績を残している人もいます。
しかし、塾へ行かないということは、塾で得られるメリットが受けられないということです。

独学で勉強する人は、次のことに注意しましょう。

情報量が少なくなりがち

独学は勉強に関する情報量が少なくなりがちです。
とくに大学受験の勉強を独学でする場合は、情報量が少ないことが命取りになってしまうことも。

学校の先生や友人・ネットなどから情報をこまめに仕入れることが必要です。

この際重要なのは、ネットの偽情報に騙されないようにすること。
情報源が、信頼に足るかどうかをしっかり判断しなければなりません。

モチベーションの維持がしにくい

独学は、モチベーションの維持が困難です。

短期間で終わる定期テスト対策はよいかもしれませんが、大学受験のように勉強が長期間に渡る場合は「同じ大学を目指す仲間を見つける」「短期目標を決める」など、モチベーションを維持しやすくなる方法を見つけましょう。

計画的にできない可能性がある

勉強は、決められた期間内に決められた分量をこなさなければ、スムーズに進みません。

しかし独学の場合、スケジュール管理ができず計画倒れしてしまうことも。

計画倒れの原因は、自分ができるだけの分量を理解できていないことや、基礎が身に付いていないのにいきなり応用を解こうとしているといったことが考えられます。

塾にはそのようなことを指導してくれる講師もいます。
しかし独学は、学習計画や問題集の選定などすべてを自分で行わなければなりません。

まとめ

塾へ行く意味は、勉強を教えてもらうことだけではありません。

すぐに質問ができることや予定の管理をしてもらえるといったメリットもあります。

しかし中には、独学でも問題集を進められたり、先取り学習ができたりと塾が必要ない人もいます。
自分自身が独学できるタイプかどうかを見極め、自分自身の目標を叶えるために必要かどうかで判断しましょう。

投稿者プロフィール

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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