都立・区立の中高一貫校生も塾が必要なケースがある!4つのチェックポイント&選び方

ガッツポーズをしている女子中学生

充実した教育環境が魅力の中高一貫校ですが、学校外=家で勉強をしない・できない場合には、学習塾が必要になるケースがあります。

なぜなら、一般に中高一貫教育の強みは、中高6年間の学習をおおむね5年で終わらせ、余裕のできた約1年を大学入試対策にあてる先取りカリキュラムにあります。

1.2〜1.5倍の授業スピードについていくためには、学校の授業だけでは不十分で、家庭学習(学校から出される宿題や、自主的なテスト勉強)が欠かせません

先取りカリキュラムを採用しない学校の場合でも、小学校までとは異なり、学習内容が難しくなりますので、習った内容を定着させるためにやはり家庭学習が必要です。

どうしても家で勉強ができない場合には、個別指導塾が解決策となります。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」なら、塾から宿題を出さないので、家で勉強できなくても大丈夫。

1コマ120分指導で、中高一貫校のカリキュラムに沿って成績アップを実現する定期テスト対策はこちら。

統計:中高一貫校生の中学生の約半数が学習塾を活用している

文部科学省の統計によれば、私立中学生(大半は中高一貫校生)の通塾率は、5割前後です。

都立中高一貫校の生徒に限ったデータはありませんが、学習塾の必要性を考えるにあたって、教育システムでは共通する部分が多いため、参考になる数値です。

学年 公立中学校 私立中学校
1年生 52.7% 50.9%
2年生 66.3% 47.3%
3年生 78.4% 55.6%

参照:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」

偏差値で最上位の御三家「小石川・武蔵・両国」だけでなく、どの都立中高一貫校も、小学校のトップクラスが集まる中で偏差値55を超えているため、難関校と言えます。

中高一貫校では、難関大学を目指すにあたって授業内容が物足りないということはほとんどなく、この点で学習塾や予備校が必要とされるケースは稀です。

一方で、学習の難易度の高さや、先取りカリキュラムを採用する学校の場合は授業スピードに対応できず、成績が低迷してしまう場合に、学校の授業・定期テストにしっかり対応するための補習塾=個別指導塾が必要とされるケースが多くあります。

個別指導塾が必要な都立中高一貫校生|4つのチェックポイント

以下の特徴に当てはまった場合、塾に通った方が良いでしょう。

  1. 学校以外でほとんど勉強しない
  2. 中高一貫校の授業についていけていない
  3. 定期テストで平均点以下の科目がある
  4. 目指している大学と現状の学力のギャップが大きい

1.学校以外でほとんど勉強しない

中高一貫校に通う多くの生徒・保護者は、学校の授業だけで大学合格に必要な学力が身につくと考えがちです。

しかし、学校で習った内容を定着させるためには、実際に問題を解いて、演習を重ねる必要があります。

授業を聞いただけでは、そのときは理解できても、「テストになると解けない」という状況が多発します。

詳しく知る:

最低限、学校から出されている宿題・課題にしっかり取り組んでいるかを確認してください。

「しっかり取り組む」とは、期日までに提出することではなく、問題を解いているかということです。解答を写して提出しているだけであれば、成績は低迷します。

また、定期テスト前の自主的なテスト勉強も同様です。少なくとも定期テスト2週間前からは、解けない問題をリストアップして、不明点を解消し、定着するように演習を重ねる必要があります。

詳しく知る:

 

2.中高一貫校の授業についていけていない

都立の中高一貫校は、高い学力を持つ生徒が集まる、競争の激しい環境です。

授業の進みが速く、内容も難しいため、一度ついていけなくなると、リカバリーが非常に難しい特徴があります。

家で勉強をしており、宿題・課題にしっかり取り組んでいるようなのに、授業についていけない場合は、要点をおさえた効率の良い勉強法を知る必要があります。

これも個別指導塾の得意分野です。

3.定期テストで平均点以下の科目がある

英語・数学など積み上げ教科では、平均点を下回っているなら早急な対策が必要

定期テストは、現在の学力を知る重要な指標です。

平均点を下回る科目があるということは、その分野の理解・定着が不十分であることを意味します。

特に、英語や数学など、前の単元の内容が、次の単元の理解の前提となっている積み上げ教科では、平均点を下回っているなら早急に対策をしてください。

基礎をしっかり固めていかなければ、この先、成績を上向かせるのは難しいためです。

「どのような勉強をすればいいのかわからない」「計画を立てて実行するのは難しい」なら、個別指導塾の出番です。

個別指導塾で学習内容を定着させ、平均点を突破できた事例|東京都立三鷹中学2年生:数学52点→62点、理科60点→75点

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」での、東京都立三鷹中学校2年生の事例です。

入塾前の中学1年生の2学期期末テストでは、数学が52点、理科が60点と、やや苦戦をしていました。

原因は、演習量が足りず、一度理解できた問題がテスト時には解けなくなってしまっていたためです。

そこでWAYSでは、問題集を一通り解き、指導時間内に間違えた問題の解き直しを行うのはもちろん、定期テスト前にも解き直しを行い、万全の状態でテストに臨めるようにしました。

結果、中学2年の1学期期末テストでは、数学が62点(+10点)、理科が75点(+15点)と、成績をアップさせることができました。

詳しく知る:

指導ラスト30分の解き直し&次回指導冒頭の確認テストで、基礎を一つずつ定着できる「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」。

82.9%の塾生の成績をアップさせてきた定期テスト対策の詳細はこちら。

4.目指している大学と現状の学力のギャップが大きい

難関である中学受験を突破して、都立中高一貫校に入学したわけですから、多くは難関大学への進学を目標としているはずです。

順調に良い成績を取れていれば良いのですが、問題は、目標とする大学の合格に必要な学力と、現状の学力との間に、大きなギャップがある場合です。

学力のギャップを埋めるために、具体的にどのような勉強を進めていけばいいか、イメージできるでしょうか。

生徒本人や、ご家庭だけで対応するのが難しいと感じる場合は、個別指導塾で解決できます。

詳しく知る:

都立中高一貫校生の塾の選び方:中高一貫校に個別対応できる専門ノウハウがあることを確認

1.成績低迷への対応が得意なのは個別指導塾

大前提として、成績低迷からのリカバリーを得意とするのは、お子さん一人ひとりの状況に合わせて指導ができる、個別指導塾や家庭教師です。

昔ながらの集団指導塾は、居残りテストや補習を行ってくれるケースもありますが、講師1人が多数の生徒に講義を行うシステム上、限界があります。

そもそも、入塾テストに合格できる学力がないと、入塾を断られる場合もあります。

個別指導塾は、講師1人が1〜数人を指導するシステム上、どうしても集団指導塾に比べて費用はかかりますが、お子さんの状況に合わせて、苦手分野を克服したり、学校の授業に合わせて指導内容を調整したり、ということが得意です。

2.通っている中高一貫校の教材、定期テストに対応できる

中高一貫校では、各学校で独自の価値観・メソッドの元で、創意工夫を凝らしてカリキュラムを構築し、使用教材も様々です。

中高一貫校ではない一般的な公立中高生が8割・9割を占める個別指導塾では、都立中高一貫校に対応できない可能性があります。

学習塾を探す際は、必ず、お子さんが通う中高一貫校の指導ノウハウを持ち、成績向上の実績があるかどうかを、よく確認してください。

3.自宅や学校から通いやすい

都立の中高一貫校は通学区域が広いため、通学時間が長い生徒も少なくありません。

そのような生徒にとって、学校と反対方向にある塾に通うのは大きな負担となります。

自宅や学校から近い場所にある塾を選ぶことで、無駄な移動時間を削減できます。

また、学校と自宅の中間地点に位置する塾なら、部活動の後や休日の学習にも便利です。

都立中高一貫校生が個別指導塾を活用して成績アップを実現!事例紹介

「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績があり、ノウハウをシステムで一元管理しています。

都立・区立の中高一貫校にも対応でき、実際に成績アップを実現できた事例が多数あります。

東京都立立川国際中等教育学校2年生:代数56点→81点(+25点)

中学1年の7月に入塾した生徒の事例です。入塾前の1学期期末テストでは、代数が56点と、やや苦戦をしていました。

原因は、部活動が忙しく、演習時間を十分に確保することができていなかったためです。

そこでWAYSでは、次のように指導を行いました。

  • 学校の授業が理解できるようになることを目標に、まずは問題集のA問題のみを確実に定着させる
  • 定期テスト前は、学校で配布されたプリントや問題集の間違えた問題を、繰り返し演習し、定着させた上でテストに臨む

結果、3学期の学年末テストでは、代数81点(+25点)と、大きく成績をアップさせることができました。

詳しく知る:

千代田区立九段中等教育学校2年:数学38点→61点(+23点)

中学2年の3月に入塾した生徒の事例です。入塾前の中学1年生3学期期末テストでは、数学が38点と大きく低迷していました。

原因は、スマートフォンやテレビの誘惑に勝てず、家で勉強ができていなかったためです。

そこでWAYSでは、次のように指導を行いました。

  • 1コマ120分指導×週4コマを活用し、集中して勉強できる時間を確保
  • 思い込みで解く場面が散見されたため、しっかり丁寧に読んで取り組むよう指導

結果、3ヶ月後の1学期中間テストでは、数学61点(+23点)と大きく成績をアップできました。

詳しく知る:

どうしても家で勉強できないなら「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」で解決を

勉強をしなくてはいけないのは、お子さんも分かっているでしょう。

しかしそれでも家で勉強できないようであれば、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。

一般的な個別指導塾よりも長い1コマ120分指導で、宿題を出す必要がないため、家で勉強ができなくても成績アップが可能です。

勉強方法も一から指導しますので、中学受験時代の学習習慣と実力を取り戻せます

WAYSは、500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績があるため、各学校のカリキュラムに沿って、定期テスト対策を進めながら、大学入試に合格できる地力の養成を得意としています。

お子さんの通う中高一貫校の個別対策も可能な、WAYSの定期テスト対策の詳細はこちら。

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
自宅で勉強しない・できないケースもOK!中高一貫校生の82.9%の成績アップを実現する個別指導塾です。学校ごとに違う使用教材やテストの傾向に対応し、定期テストの点数に直結する指導を行います。一般的な個別指導塾と比較して3〜4倍の指導が受けられる、料金のリーズナブルさにも自信があります。

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