中高一貫校あるあるを知りたい!生徒たちの本音をご紹介
「中高一貫校のあるあるって何?」
「中高一貫校に通ったとしたらどんな学校生活になるのか知りたい」
中高一貫校に通うか悩んでいる場合、実際に通っている生徒の声が知りたいと思いませんか?
中高一貫校は、大学受験に向けてしっかりとしたカリキュラムが組まれている点が特徴です。
しかし、3年制の学校と比べると特殊な部分があることも事実です。
メリット・デメリットを把握すれば、後悔のない選択ができるでしょう。
本記事では、実際に中高一貫校に通っていた生徒の声を元に、中高一貫校のあるあるについてまとめました。
このページの目次
【中高一貫あるある】中高一貫校の強みとは?メリットを解説!
本項目では、中高一貫校の卒業生の声を元に「中高一貫校の強み」についてまとめました。
3年制の中学とはまた違う、中高一貫校のメリットをご紹介します。
大学受験に向けたカリキュラムが受けられる
中高一貫校の授業では、中学生から大学受験に向けたカリキュラムで授業を受けられることがメリットです。
実際のコメントの一例を、下記にまとめました。
- 中学で高校の教科書を使う
- 頑張った分良い大学に行く子が多かった
上記のように、中高一貫校では、大学受験を目標にし、余裕を持った準備ができます。
勉強に集中しやすい環境が整っている
「中高一貫校は、勉強に集中しやすい環境が整っていた」と感じる卒業生も、少なくありません。
以下のような意見がありました。
- 女子校(男子校)だと、異性がいないため勉強に集中できた
- 音楽やスポーツにも没頭できた
上記のように感じている人も、少なくありません。
女子校(男子校)の場合だと、異性がいないことで気を散らさずに勉強ができるようです。
勉強以外でも、音楽やスポーツに没頭できるため音大・体育大など専門的な大学に進むこともできます。
同級生との絆が強くなる
同級生との絆が強くなったと感じている卒業生は、大勢います。
中高一貫校は、6年間の学生生活をほとんど同じメンバーで過ごすことで、強い友情が生まれるからです。
実際のコメントの一部を、下記にまとめました。
- 大学の友達より中高の友達と今でも親しくしている
- 一生の友達ができる
貴重な青春時代を共にし、苦楽を一緒に過ごしてきた同級生に対する思いは格別なものであることがうかがえます。
環境の変化によるストレスを感じない
中高一貫校は、環境の変化によるストレスを感じにくいこともメリットです。
卒業生のコメントの一部を、次に紹介します。
- 周りも受験がないからのんびりおっとりしてい
- 高校受験がなくてストレスが少なかった
受験がないことや、新しく高校生活を始めなくてよいことがメリットであると分かります。
【中高一貫あるある】中高一貫校の弱みとは?デメリットを解説
中高一貫校に通ったからこそ、苦労したり、思わぬ問題にぶつかったりすることもありえます。
本項目では、実際に中高一貫校に通った人たちが中高一貫校のデメリットだと感じた点についてご紹介します。
卒業生の本音を参考にし、中高一貫校に通うかどうかを決められるとよいでしょう。
環境に飽きることがある
中高一貫校は6年間同じ校舎・友達・制服(場合によっては)のため、環境に飽きることもあります。
中高生の時期は自分の自我が芽生えてくる年齢でもあるため、途中で「自分の通いたい学校ではない」と感じることも珍しくありません。
実際の声の一部を、下記にまとめました。
- 女子校の環境がつまらなくて共学に通ってみたくなった
- 途中で新しい刺激が欲しくなった
とくに冒険心の溢れる人や、いろいろなことに興味を持つ人は、別のことにチャレンジしたくなる場合があります。
進路を早く決めなればならないプレッシャーがある
中高一貫校だと、進路を早く決めなければならいことに対するプレッシャーを感じることも少なくありません。
卒業生の声の一部を、下記にまとめました。
- 中学入学してすぐ志望大学を聞かれた
- 大学のレベルと自分のレベルを理解せずに志望校を書いた
上記のように「大学受験」という具体的なイメージが湧かないうちや「自分が本当に何をしたいのか分からない」時期に、志望大学を決定しなければならないこともあるのです。
勉強が中だるみする可能性がある
中高一貫校だと、高校受験がないため、勉強が中だるみする可能性があることもデメリットだといえるでしょう。
実際のコメントを、次に紹介します。
- 高校受験という目標がなくなって中だるみした
- 中学受験が一番勉強した
高校受験のストレスがないことがメリットになる一方で、中だるみする可能性があることは弱みになります。
授業についていけないことがある
中高一貫校では、ハイレベルな授業についていけないこともあります。
大学受験に向けて特別なカリキュラムを組んで授業を進めるからです。
毎年留年する生徒が出る
授業のスピードが早く、周囲のレベルも高いので、勉強についていくことが難しいことも考えられるでしょう。
授業についていけない時の対策については、下記の記事を参考にしてみてください。
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当項目では、中高一貫校あるあるについて、さらに卒業生の本音をご紹介します。
地元の友達が少ない
中高一貫校だと、地元の友達が少ないと感じることも少なくありません。
地元から離れた学校に、登校することが多いからです。
実際のコメントを、ご紹介します。
- 成人式が楽しみでなかった
- (楽に進学できるので)「ずるい」と言われがち
公立の中学・高校に通っている人に比べて、地元の友達が少ない傾向にあります。
しかし、中高一貫校で絆の深い友情が芽生えるメリットを考えると、仕方がないといえるでしょう。
「中高一貫校に通うことは本当にずるいこと?」と感じる方は、下記の記事を参考にしてください。
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【中高一貫性が「ずるい」といわれる理由|環境を活かせるかは本人次第!】
中学生の卒業式の感動がない
中高一貫校だと、中学生の卒業式の時の感動がない場合も珍しくありません。
中学卒業後、同じメンバーで高校に進学するため、感動的な別れをする必要がないのです。
実際の声を、下記にまとめました。
- 中学の卒業式で1人も泣いていなかった
- 「卒業式必要?」って思った
卒業式の存在意義を疑うほどに、あっさりとした卒業式を迎えることも少なくありません。
海外研修または修学旅行が海外のこともある
中高一貫高校だと、海外研修・海外の修学旅行・ホームステイなど、インターナショナルな経験ができる可能性も高くなります。
とくにグローバル化を意識している中高一貫校では、英語に力を入れているためです。
実際のコメントを、ご紹介します。
- ホームステイに行く子が多かった
- アメリカで短期ホームステイをした
学生の時期に実際に海外経験ができることは、貴重な機会だといえるでしょう。
大学入学後に新しい環境に戸惑った
大学入学後の、新しい環境に戸惑うこともあります。
実際のコメントは、下記のとおりです。
- 勉強以外のノリについていくのが難しかった
- 馴染むのに時間がかかった
6年間過ごしてきた環境を離れるのですから、無理もありません。
中高一貫校だと、急な変化への対応に時間がかかるようになる可能性も考慮に入れておきましょう。
まとめ
中高一貫校はメリット・デメリットを含めて、特殊な部分があることは否めません。
中高一貫校だからこそ起こり得る独特なあるある事情を、欠点と考えるか利点にするかは自分次第です。
性格・目標・能力などをよく考え、家族でよく話し合って決定しましょう。
中高一貫校の内部進学は、楽なのでしょうか?
実態について知りたい方は、下記の記事を参考にされてください。
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投稿者プロフィール
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