【英語編】この参考書があなたを救う!おすすめ3選!

英語 参考書 サムネ

「英語の問題集は多すぎてどれがいいかわからない…」

「自分が今やるべきなのはどんな問題集なの?」

英語の参考書は数が多く、種類が豊富です。
そのため、どれを選ぶべきか迷ってしまう人もいるでしょう。

英語の参考書を選ぶ基準として、自分のレベル目標があります。

今回は、単語編・文法(インプット編)・文法編(アウトプット編)・長文編の4つのジャンルと目標ごとに、おすすめの参考書を紹介します。

これから英語の参考書を選ぶ人は、参考にしてみてください。

単語編

英語参考書 単語

英語を学習するにあたって、単語の暗記は必須です。
単語を覚えていないことで、授業で出てくる例文の意味を理解できない、といったつまづきが起こるからです。

さらに、単語を覚えていなければ、文法を覚えても役に立たないおそれがあります。

中学英単語をひとつひとつわかりやすく。改訂版(学研プラス)

教科書に出てくる単語の意味をまったく覚えていない…という人におすすめの参考書です。
1500語を収録しており、中学生が必ず覚えておくべき単語が網羅されているため、単語数を増やしたい人に向いています。

特徴は分野ごとに単語がまとめられている点です。
「身の回りのもの」「交通」のようにまとめられているため、分野ごとに関連づけて覚えれば、一気に語彙力を強化できるでしょう。

また、ほぼすべての単語にイラストがついている点も特徴の一つです。
単語の意味を覚えずに勉強してきた人でも、イラストのイメージによる暗記が可能になります。

速読英単語 中学版 改訂版(z会出版)

教科書の単語は覚えてるけどテストでわからない単語が出てくる…という人におすすめの参考書です。
教科書レベルを超える2300語を収録しており、定期テスト対策だけでなく受験対策にも使えます。

特徴は単語の後に英文が記載されている点です。
単語が使われている文章を読むことで、単語だけでなく用法も習得できます。
多くの文章を読めるため、未知の文章が出題されるテスト対策に適しています。

さらに、載せられている英文のストーリーの中身が面白く、楽しみながらテスト対策ができる単語帳です。

でる順ターゲット 中学英単語1800 四訂版(旺文社)

入試に頻出する単語が知りたい!という人におすすめの参考書です。
1800語を収録しており、高校入試の対策に適しています。

特徴はレベル別に単語がまとめられている点です。
「公立高校」「公立ハイレベル」「私立高校・国立高校」「難関校」など、志望校のレベルに応じて設定されています。

とくに、レベルの高い高校の入試には難しい単語が出題されるため、入試対策に特化して語彙数を増やしたい人におすすめです。

なお、単語帳と合わせて使えるアプリもリリースされています。
意味の三択問題やリスニング問題など、さまざまな機能がついており、より徹底して入試対策したい人におすすめです。

文法(インプット)編

英語参考書 文法in

文法ができれば、中学英語を制したといっても過言ではありません。
学校の授業では、文法に比重を置く傾向があるからです。

反対に、中学英語でつまづいている人は、文法が理解できていない傾向があります。
「文法に自信がない」「テストで文法のミスが多い」という人は、文法を重点的に勉強しましょう。

なお、文法の勉強の基本はインプット→アウトプットの繰り返しです。
まずはインプット、すなわち文法の知識を頭に入れる際におすすめの参考書を紹介します。

ニューコース参考書(学研プラス)

教科書の文法問題がまったくわからない…という人におすすめの参考書です。
「中1」「中2」「中3」と3冊に分かれているため、現在の自分の学年ではなく、わからない分野を基準に選んでください。

ニューコースはカラフルなレイアウトに特徴があります。
カラフルな色や文字を使うことで、教科書よりも読み進めやすくなるよう工夫されています。
さらに、文法事項の説明を詳細かつ簡略化することにより、初学者にも理解しやすい仕組みです。

なお、ニューコース参考書には、英語が苦手な中学生が主人公のマンガも載せられており、ストーリーと自分を重ねながら学習を進められます。
教科書とは異なる形式で、楽しく英語の力をつけていける参考書です。

中学英文法 Fine[改訂版](z会)

入試に向けて細かい文法事項を頭に入れたい!という人におすすめの参考書です。
1項目ごとに見開き完結で、それぞれ「解説」と「確認問題」が記載されています。

Fineは、中学3年間の文法事項は一つにまとまっている点に特徴があります。
82の項目で中学3年間の文法を凝縮しているため、入試対策を始める頃には忘れがちな過去の内容をすぐに参照可能です。
さらに、文字だけでなくイラストも付いているため、広範な分野を扱っているにもかかわらず、負担なく読み進められる工夫がされています。

なお、Fineは、3年間の文法事項を網羅しているため、辞書のように使えます。
英和辞典の解説に不足を感じている人には、わからない文法事項が出てきた際にFineの目次から該当箇所を読んで理解する、という使い方がおすすめです。

とことんわかりやすく解説した中学3年分の英語(べレ出版)

難関校を受験するつもりだという人におすすめの参考書です。

特徴は、独自のメソッドで教えている点です。
たとえば、序盤から「a/this/that/the」の使い分けのような、比較的細かい内容を解説しています。
従来の中1→中2→中3という順にはとらわれず、体系的に学べる仕組みです。

また、「ここを間違える」といった勘違いが起こりやすい用法が記載されています。
「この文章では“be able to”ではなく“can”を使わなければならない」など、英作文で減点の対象となる部分をカバーできます。

なお、レイアウトが簡素なため、とくにカラフルなFineが苦手という人におすすめです。

文法(アウトプット)編

英語参考書 文法out

頭の中の知識を自分のものにするには、知識を実際に使うこと、すなわちアウトプットが必要です。
問題を解くことはアウトプットに該当するため、実際の定期テストや入試問題で文法の知識を使う練習になります。

これまでに紹介したインプットの参考書はアウトプットとして不十分なため、ここからはアウトプットにおすすめの参考書を紹介します。

インプットとアウトプット両方を使用して、文法事項の学習効率を高めてください。

英文法パターンドリル(文英堂)

定期テスト対策のために文法の練習をしたい!という人におすすめの参考書です。
中学1年、中学2年、中学3年、全範囲の全4冊にわかれています。

特徴は、さまざまなパターンの問題を練習できる点です。
文法の内容ごとに、選択問題・並び替え・英作文の3種類の問題が記載されているため、多種多様な問題が出題される定期テストの練習に適しています。

英語 標準問題集: 3ステップ式(増進堂・受験研究社)

入試対策に文法をある程度習得して、問題数をこなしたい!という人におすすめの参考書です。
中学1年、中学2年、中学3年の3冊にわかれています。

特徴は、基本・標準・実力と難易度ごとにステップに分かれている点です。
ステップに合わせて問題を解くことで、定期テストから入試レベルへスムーズに移行できる仕組みです。

また、学年ごとに分かれており、自分のレベルを確認するのに適しています。

さらに、文法の解説も記載されているため、テストや入試など、試験直前の確認にも利用できます。

塾で教える高校入試 英語 塾技63 改訂版(文英堂)

応用問題が多い難関校を受験する人におすすめの参考書です。
約1300問が収録されており、とくに難易度の高い問題が記載されています。

特徴は、塾で教えている英語のテクニックが記載されている点です。
z会の講師が執筆しており、難易度の高い入試問題に対応できるテクニックが60ほど紹介されています。

さらに、問題に加えて例題や例題の解説、入試問題を網羅しているため、「例題→解説→問題の順で進めていき、準備をして入試問題に挑む…」といった進め方がおすすめです。

ただし、全体的に高めのレベルに設定されているため、文法の勉強を一通り終えた人でなければついていけないおそれがあります。

長文編

英語参考書 長文

単語、文法の学習が終わったら、長文問題にチャレンジしましょう。

長文問題は、単語や文法を含めた総合的な知識を求められるうえ、長い文章を読み続けるのに慣れが必要なため、積極的に練習しておくことをおすすめします。

なお、問題集を解いた後は、読んだ文章を音読しましょう。
正しい音読を取り入れれば、長文問題の速読力が向上します。
音読の詳しいやり方については以下の記事で紹介していますので、併せて参照してください。
【大学受験・英語】正しい音読のやり方!速読力を伸ばす最強の勉強法

ハイパー英語教室中学英語長文1 改訂版[基礎からはじめる編](桐原書店)

文法はわかるけど、長文になるとできない…という人におすすめの参考書です。
60語程度の短い文から始められるため、長文問題が苦手な人でも取り掛かりやすくなっています。

特徴は音読トレーニングとディクテーションが可能な点です。
音読用に工夫されたページがあり、長文が苦手な人でも速読を練習できます。
また、音声アプリとの連携によって、リスニング対策にもなるディクテーション(聞き取った文章の書き取り)を練習できるページがあります。

中学 英語長文 標準問題集(増進堂・受験研究社)

定期テストや入試で出題される初見の文章を読めるようになりたい!という人におすすめの参考書です。
「読解のテクニックの練習」と「ジャンル別の対策」の2部から構成されています。

特徴はレベルごとに3ステップに分かれている点です。
100語程度の文章が並ぶステップ1、語数や問題数を増やしたステップ2、本番レベルの長文を扱ったステップ3、といった形式に分けられています。
幅広いレベルに対応しており、定期テスト平均点レベルから入試レベルまでのつなぎに適しています。

また、長文問題とは別に、問題のジャンル別の対策も収録されています。
会話文、図・グラフを扱った文、説明文などに触れることで、定期テストや入試で出題されるさまざまな形式の問題に対策可能です。

最高水準問題集 特進 中学英語長文(文英堂)

難しい長文が多い難関校を受験するという人におすすめの参考書です。
演習中心の問題集であり、基礎だけでなく難問も含まれています。

特徴は国立・私立の難関校の入試問題が集められている点です。
高校入試を徹底的に分析し、奇問を省いた良問だけを記載しています。
解説も充実しており、重要事項や入試情報などのまとめ付きです。

また、入試によく出る問題には「頻出」マーク、とくに難しい問題には「難」マークがついています。
「頻出」マークがついている問題だけをピックアップすれば入試のパターンを把握できるため、効率的な入試対策が可能です。

おわりに

参考書を進めていくうえで重要なことが2点あります。

一つは冒頭で示した「自分に合ったレベルを選ぶ」こと、もう一つは「1冊をすべて理解するまでやる」ことです。

12冊の参考書をすべて購入する必要はありません。
あれこれと手を出すのではなく、1冊を何度も繰り返しましょう。
理解度が高まり、成績が向上しやすいからです。

まずは、今回紹介した中から、分野ごとに自分のレベルや目標に合う1冊を選んで繰り返しましょう。

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英語、数学をメインに指導を行っています。

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