中高一貫校に入学後、塾に通うべき?通塾率やメリットを徹底解説
中高一貫校に子どもを通わせるのが初めての親御さんの中には、入学後から塾に通わせた方がよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
結論、以下のケースに当てはまる場合は、塾を検討した方がよいでしょう。
- 「授業がわからない」と言っている
- 定期テストや小テストの結果が悪い
- 家庭学習の時間を確保できていない
本記事では、通塾率や塾費用に加え、中高一貫専門塾の立場から塾に通うメリットなどを解説します。
我が子を塾に通わせるべきか判断できるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
このページの目次
中高一貫校生の通塾率
私立中学生の通塾率は以下の通りです。
学年 | 通塾率 |
中1 | 51.6% |
中2 | 53.4% |
中3 | 56.7% |
中学1年生の通塾率は51.6%と2人に1人が塾に通っています。
学年が上がるにつれて通塾率は上がり、中学2年生は53.4%、中学3年生は56.7%です。
なお、公立中学の場合、1年生の通塾率は57.8%、2年生が69.2%、3年生が84.0%です。
高校受験があるため、私立中学生よりも通塾率は高傾向があります。
「中高一貫校は授業の進度が速く、難易度が高いため、ついていけなくなる前に塾で対策しておきたい」といった理由から、4~5月から中高一貫専門塾WAYSに入塾する生徒も少なくありません。
WAYSでは、「中高一貫校 新中1スタートガイド」を無料で配布していますので、ぜひダウンロードしてご覧ください。
中高一貫校生の平均的な塾費用
私立中学生の平均的な塾費用は以下の通りです。
学年 | 塾費用の平均額(年間) |
中1 | 24万6000円 |
中2 | 34万円 |
中3 | 38万7000円 |
中学1年生の年間塾費用は24万6000円なので、月額約2万円程度、中学2~3年生は月額3万円程度です。
塾費用は学年が上がるごとに高くなる傾向があります。
これは、高学年になるほど、受講コマ数や通塾回数が増えるからです。
なお、公立中学の場合、1年生の塾費用は年間27万円、2年生が29万4000円、3年生が46万4000円です
中高一貫校生で入学後に塾に通った方がよい3つのケース
中高一貫校に入学後、塾に通うべきかどうかはお子さんの学習態度や授業の理解度によって異なります。
具体的には、以下の3つに当てはまる場合は塾を検討した方がよいでしょう。
- 「授業がわからない」と言っている
- 定期テストや小テストの結果が悪い
- 家庭学習の時間を確保できていない
3つのケースについて、詳しく解説します。
「授業がわからない」と言っている
学校の授業についてお子さんにヒアリングした際に、「よくわからない」と言っている場合は塾を検討すべきです。
中高一貫校では、中学2年生までに中学で勉強すべき内容を終えるため、公立中学よりも授業の進度が速いのが特徴です。
一度遅れを取ってしまうと、勉強がどんどんわからなくなり、追いつけなくなってしまいます。
授業の難易度も高いため、独学で克服するのが難しく、勉強嫌いになるおそれもあります。
事態を悪化させないためにも、早期に対処しなければなりません。
定期テストや小テストの結果が悪い
定期テストや小テストの結果が悪い場合も塾を検討した方がよいでしょう。
公立中学の場合は高校受験が勉強するきっかけになる生徒も多いですが、中高一貫校の場合は高校受験がありません。
定期テストの結果が悪かったとしても、赤点ばかりでない限り高校に進学できます。
とはいえ、ゴールは高校進学ではありません。
せっかく中学受験をして中高一貫校に入学したからには、ハイレベルな大学に進学してほしいと願っている保護者の方は多いでしょう。
大学への内部進学や受験を見据えたときに、基礎学力を身につけるためにも、中学のうちから毎回の定期テストで良い成績を収める必要があります。
勉強についていけずに自信を無くしてしまう前に、塾を活用して対策を行いましょう。
中高一貫専門塾WAYSでは、学校の教材や配布されたプリントに沿って、定期テスト対策を実施しています。
定期テストの出題傾向や難易度といった学校独自の情報も蓄積しているので、点数に直結する指導を実現しています。
WAYSについて詳しく知りたい方は以下から資料をご請求ください。
家庭学習の時間を確保できていない
「中学受験のときはあんなに勉強していたのに、入学してからめっきり勉強しなくなった」
保護者の方と面談している際に、よく言われる言葉です。
同じように思ったことがあるならば、塾を検討してみるとよいでしょう。
中高一貫校に入学後は、部活が始まり勉強に充てられる時間が小学生のときよりも少なくなります。
新しい友だちもできて、遊びに夢中になる子もいるでしょう。
親が「勉強しなさい」と言って、素直に聞いてくれる年頃でもなくなります。
塾に通わせれば、定期的に勉強する時間を確保できます。
まずは塾で勉強することで学習習慣を身につけ、徐々に家庭学習の時間を増やしていくのが理想です。
中高一貫校生が入学後に塾に通うメリット
中高一貫校では、授業の進度が速く、難易度も高いため、最初につまずかないことが大事です。
入学後に塾に通うメリットは以下の通りで、スムーズに中高一貫校の勉強に対応できるようになります。
- 学校の授業がわかるようになる
- 学習習慣を身につけられる
- 定期テストの対策ができる
塾に通うメリットについて、詳しく解説します。
学校の授業がわかるようになる
塾で予習を行い、学校で習う内容を先取りすれば、学校の授業がスムーズに理解できるのがメリットです。
「塾で予習し、学校の授業で確認する」といった流れで勉強することで、学習内容の定着率も高められます。
なお、塾には様々な形態がありますが、中高一貫校生の場合は、個別指導塾が適しています。
教材やカリキュラムが学校ごとに異なるため、集団指導塾のような一斉指導ではきめ細かなサポートが難しいからです。
一般的な個別指導塾の主な対象は公立中学生なので、中高一貫校生を指導するノウハウをもった専門塾がおすすめです。
学習習慣を身につけられる
塾に通えば、強制的に勉強時間を確保できるので、生活リズムの中に「勉強」を組み込めます。
塾なしで頑張ることも可能ですが、「部活で疲れた」「今日は友達と遊ぶ」といった理由から勉強が疎かになり、習慣化できずに中だるみしてしまうお子さんも少なくありません。
入学後から週に3日も4日も通塾する必要はないですが、中学受験で身につけた学習習慣を途絶えさせないためにも、週に1日は塾に通うことをおすすめします。
定期テストの対策ができる
塾に通えば、定期テストの対策を行うことが可能です。
テスト範囲の中でわからない問題を講師に質問できるだけでなく、勉強計画のアドバイスを受けられます。
大学受験で志望校に合格するには、中学生のときに基礎学力を定着させておく必要があります。
内部進学で希望の学部に進学するにも、定期テストでよい成績を収めなければなりません。
毎回の定期テストで出題範囲の勉強を行い、知識を蓄えていくことが将来の大学進学にもつながっているのです。
中高一貫専門塾WAYSは、定期テスト対策を強みとしており、以下のように多くの生徒の成績アップをサポートしてきました。
これまでに450校の中高一貫校生を指導してきたノウハウをもとに、お子さんに合わせたカリキュラムで成績アップを目指します。
WAYS生の保護者の声を知りたい方は、ぜひインタビュー記事もご覧ください。
まとめ|中高一貫校に入学後、塾に通うなら専門塾がおすすめ
中高一貫校は授業の進度が速く、難易度も高いため、最初につまずかないことが大事です。
入学後、「学校の授業についてけるかわからない」「定期テストでよい成績を取れそうにない」と不安を感じているようであれば、週1日でも通塾するのがよいでしょう。
塾を検討する際は、中高一貫校生向けの個別指導塾がおすすめです。
一般的な個別指導塾の主な対象生徒は公立中学生なので、中高一貫校に関するノウハウをもっていない場合があるからです。
中高一貫校にお子さんが入学後、勉強面でつまづいてほしくないとお考えの方はぜひ当塾を検討してみてください。
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