定期テスト解き直しの効率的なやり方を5ステップで徹底解説!
「定期テストの答案用紙が返却されたけど、子どもに解き直しさせるべきなのかわからない」
そんな悩みをもっている親御さんもいるのではないでしょうか。
定期テストの解き直しは、成績アップには欠かせない工程なので、時間を確保して取り組むべきです。
本記事では、定期テストを解き直すメリットや、解き直す際の5ステップを徹底解説します。
お子さんの成績アップのためにも、最後まで読んで参考にしてみてください。
このページの目次
定期テストの解き直しは成績アップには欠かせない|4つのメリット
定期テストの解き直しは成績アップに欠かせない工程です。
具体的には、以下4つのメリットがあります。
- わからなかった問題の解法を身に付けられる
- 自分の弱点や苦手分野を把握できる
- 学習内容の定着度が高まる
- 定期テストの出題傾向がわかる
わからなかった問題の解法を身に付けられる
定期テストの解き直しは、テスト中に解けなかった問題の解法を習得し、成績アップにつなげるのに役立ちます。
解答解説を見るだけでは不十分で、自分で問題を解いてみることが重要です。解説を見てわかった気になってはいけません。
解き直しの過程で、自分の力で正解を導き出せるか確認するのです。
また、定期テストの問題は、次の学習内容の基礎となることが多いため、解法を確実に身につけておく必要があります。
つまずいたままでは、後の学習に支障をきたし、成績アップの妨げになってしまうからです。
自分の弱点や苦手分野を把握できる
定期テストの解き直しは、自分の弱点や苦手分野を明確にするのに役立ちます。
間違った問題を把握することで、ケアレスミスが多いのか、そもそも公式を覚えていないのか、などを特定することが可能です。
例えば、英語の長文読解問題で間違いが多かったとします。
解き直しをしてみると、語彙力の不足や、文法の理解不足が原因だったことがわかります。
弱点克服に向けて、重点的に学習する分野が明確になるので、学習計画も立てやすくなるでしょう。
学習内容の定着度が高まる
定期テストの解き直しは、学習内容の定着度を高めるのに非常に効果的です。
テスト前に時間がなくて一夜漬けで詰め込んだ知識は忘れやすいものです。
しかし、解き直しを通して、再度内容を復習することで、知識を確実なものにできます。
例えば、社会の歴史分野で、年号や出来事の暗記に苦労していたとします。
解き直しの際に、教科書や資料集を見ながら、関連する事柄を整理してみましょう。
時代背景を理解することで、断片的な知識がつながり、記憶に定着しやすくなります。
解き直しは学習内容の理解を深め、長期的な記憶に役立つのです。
定期テストの出題傾向がわかる
過去の定期テストを見直してみると、頻出の問題形式などの傾向がわかります。
例えば、理科の問題では、実験の手順や結果の考察を問う問題が多いことがわかったとしましょう。
傾向を踏まえ、教科書の実験の部分を入念に復習したり、実験結果のグラフの読み取り方を練習したりすることで、次の定期テストに備えられます。
「授業で扱ったプリントからよく出題されている」「先生が『ここが重要!』と言った内容は必ず出題されている」なども把握できるでしょう。
解き直しを通してテストの傾向をつかむことで、効果的な対策を立てられるようになります。
定期テストの解き直しを効率的に行う5ステップ
定期テストの解き直しを行う際は、本番と同じように制限時間を設けてすべての問題を解くのがベストです。
しかし、日々の予習・復習や宿題に追われて解き直しの時間を確保するのが難しいのが現実でしょう。
そこで、効率的に解き直しを行う方法をお伝えします。手順は以下の通りです。
- 間違えた問題と偶然解けた問題をピックアップする
- まずは自力で解き直してみる
- 教科書や参考書を見ながら解く
- 何も見ずに自力で解いてみる
- 教科書や問題集の類題で定着を図る
順番に解説します。
1.間違えた問題と偶然解けた問題をピックアップする
定期テストの答案用紙を見直し、間違えた問題と、自信がなかったのに正解できた問題をピックアップしましょう。
これらの問題は、理解が不十分な可能性が高いため、重点的に解き直す必要があります。
赤ペンで印をつけたり、問題番号をノートに書き出したりするのがおすすめです。
ピックアップした問題は、基礎から標準的な問題を優先的に解いていきましょう。
大問の最後の問題は、正答率の低い応用問題であるケースが多いので、後回しにして構いません。
2.まずは自力で解き直してみる
ピックアップした問題を、自力で解いてみましょう。
この際、テスト本番と同じ環境を再現することが大切です。
机の上には必要最低限の物だけを置き、教科書や参考書、ノートは見ないようにします。
周りの雑音が気になる場合は、耳栓を使うのがおすすめです。
集中して問題に取り組み、自分の現在の理解度を確認しましょう。
自力で解けなかった問題は、間違えた箇所や理由を明確にします。
3.教科書や参考書を見ながら解く
自力で解けなかった問題は、教科書や参考書、授業で使っているノートなどを見ながら解き直しましょう。
解答解説を見るだけでなく、問題に関連する公式や考え方、例題などをしっかりと読み込み、理解を深めることが大切です。
重要なポイントは、マーカーで色付けしたり、付箋を貼ったりして、目印をつけておきましょう。
苦手な分野・単元として、総復習する際に優先的に取り組めるので、効率的に勉強を進められます。
4.再び、何も見ずに自力で解いてみる
教科書や参考書で解き方を確認した後、今度は何も見ずに自力で問題を解いてみましょう。
解答解説を見ながら解いても、テストで類題が出題された際に得点できるかわからないからです。
自分の力で解ける状態になるまで、何度も繰り返し解くのです。
つまずいたところは、その都度、教科書や参考書で確認し、弱点を徹底的に潰していきましょう。
自力で解けるようになったら、次は「5分以内に解く」といったように制限時間を設けて解いてみます。
理解度が深まるにつれて解くスピードは自然と上がるので、焦らずに着実に進めることが大切です。
5.教科書や問題集の類題で定着を図る
最後に、教科書や問題集で類題を探し、解いてみましょう。
出題傾向が似ている問題を繰り返し解くことで、理解が深まり、問題への対応力が身につきます。
類題演習は、知識の定着には欠かせない工程です。
つまずきやすいポイントを意識しながら、弱点を克服していきましょう。
苦手な問題は、時間を空けて複数回解くのがおすすめです。
忘れそうになったタイミングで勉強し直すと、記憶に定着しやすくなるからです。
完璧に理解できるまで繰り返し練習し、知識を確実なものにしていきましょう。
自力で解き直せない場合は塾を活用するのがおすすめ
塾の最大の魅力は、わからない問題をすぐに質問できる環境が整っていることです。
質問をすれば、その場で解説してくれるので、効率的に勉強を進められます。
わからない問題を放置して、勉強についていけなくなるような事態を避けられます。
勉強に使える時間は限られているため、つまずきを長引かせることなくスムーズに進めることが重要です。
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まとめ
定期テストの解き直しは、成績アップに欠かせません。
解き直しを通して、わからなかった問題の解法を身につけ、弱点や苦手分野を把握することができます。
また、学習内容の定着度を高め、次の定期テストに向けて出題傾向をつかむことができるでしょう。
「何がわからないかがわからない」「何から手をつければよいかわからない」ような場合は、塾を活用するのが手っ取り早い対策法です。
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