【私立海城中学・高等学校】塾講師が定期テストや内部進学対策を解説!

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海城中学・高等学校は、東京都内でトップクラスの進学実績を誇る中高一貫校です。
「どんな授業をやっているの?」「どんな教育方針なの?」など、気になっている人もいるでしょう。

この記事では、塾講師が海城の英語・数学・理科について解説します。
あわせて定期テスト対策のポイントや内部進学情報を解説するため、海城に通いたい人やすでに通っている人は、参考にしてみてください。

海城中学・高等学校の英語について

海城中学・高等学校の英語は、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能について、総合的に伸ばすことを目標としています。
英語をコミュニケーションの手段として使いこなせる人材の育成が目的です。

中学高校の6年間を2年ずつに分割し、それぞれの段階に合わせて指導を行います。

中学1・2年で基礎の定着を図る

海城中学校の1・2年の英語では、基礎を確実に身につけることを重視して、6年間の英語学習を支えていく土台を時間をかけて指導しています。
より強固な土台作りのため、さまざまな副教材やオリジナル教材を併用しているようです。

また、週に一度の英会話の授業では、クラスを二分割して、ネイティブスピーカーが指導にあたります。
教材や英会話の授業に工夫を凝らし、楽しく効果的に学習できると評価されているようです。

中学3年・高校1年は基礎から発展へ

中学3年・高校1年は、それまでに身につけた内容を土台にして力を伸ばしていく時期です。
「4技能を総合的に扱う授業」「文法を系統的に学びながら英語で表現する力を養う授業」の2本柱で授業を行います。
なお、語彙力の強化のため、単語帳などの市販教材を活用しています。

高校2・3年は受験に向けた指導が中心

海城高等学校の2・3年は、受験を意識した総まとめを中心に、言語運用能力を向上させる指導を行います。
高度な入試問題にも対応できる力を養うため、高校3年時は演習中心の内容です。

また、自由英作文の指導では、ネイティブスピーカーと日本人教員によるチームティーチングが行われます。
きめ細やかな指導で、入試対応だけにとどまらず、英語をコミュニケーションの手段として使いこなす力をつけていきます。

英語の授業で使用する教材

海城中学・高等学校の英語で使用する教材の例です。

【中学】
・ワンワールド(教育出版)
・ニューリスニングプラス
・キーワーク(教育開発出版)
・ペンマンシップ(正進社)

【高校】
・インスパイア(文英堂)
・ジーニアス(大修館)
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

公立の中学校でも使う検定教科書『ワンワールド』や、教科書対応の問題集『キーワーク』を使用していることから、基礎を重視していることが伺えます。

海城中学・高等学校の数学について

海城中学・高等学校の数学は、難しい問題にも粘り強く考えていける「意欲の源」を育むことを目標としています。
基礎から発展、高校卒業後も役立つ知識まで、段階を踏んで指導していきます。

中学1・2年で中学校数学を習得

中学1・2年の段階は、中学の内容を習得することを目標として、代数と幾何に分けて授業を進めます。

代数の授業では、数式の扱い方とともに、関数による数式と図形との関連性、整数や場合の数の考え方の基礎を養う指導が行われます。
幾何の授業では、論証力をつけることを目指して、定義や公理を踏まえた指導が中心です。そのため、中学2年生からは、1クラスを2つに分割して少人数で進められます。

中学3年・高校1年は基礎から発展へ

中学3年・高校1年では、高校数学の基礎から始まり、徐々に発展的な内容に移っていきます。

中学3年次に扱うのは、2次関数や三角比、確率といった内容です。
高校1年になると、三角関数や指数・対数関数、ベクトルなどの内容に発展します。
さらに、数学への探究心を養うため、生徒が興味ある数学上のトピックを研究して発表する「プレゼンテーション授業」を行うようです。

高校2・3年は進路に合わせた指導

高校2・3年になると、文科・理科コースに分かれて進路に特化した指導が行われます。

文科コースの授業は、高2の1学期までに数ⅡBの範囲を網羅できる進度で進められます。高2の2学期以降は、複数の分野にまたがるような応用力を要する大学入試問題の演習が中心です。
理科コースの授業は、高2の終了時までに数学Ⅲの範囲が終わるような進度で進められます。高3からは発展的な入試問題の演習が中心です。大学入学後を意識して、大学初年級の解析や線形代数の内容にも触れます。

数学の授業で使用する教材

海城中学・高等学校の数学で使用する教材の例です。

【中学・高校】
・未来へひろがる数学(啓林館)
・システム数学(啓林館)
・システム数学入試必修問題集 練磨(啓林館)
・授業プリント
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

河合塾と啓林館が共同で手がける『システム数学』や授業プリントを活用して、発展問題まで対応できる力を養うことができます。

海城中学・高等学校の理科について

海城中学・高等学校の理科は、物理・化学・生物・地学それぞれの専門教員を配置し、専門性を生かした授業が行われます。
科目間の連携もしっかりと行われており、理科に対する興味を育むことが目的です。

中学1・2年で興味を育む

海城中学の1・2年では、4科目を広く学びながら、理科に対する興味や関心を育みます。

この時期は、基礎力を身につけるカリキュラムが中心です。
興味や関心を育てて基礎を定着させるために、観察や実験を多く行う傾向があります。

中学3年・高校1年で基礎を深める

海城中学の3年・海城高校の1年次には、中学2年生までに身につけた基礎を深める指導が行われます。
観察や実験で体験したことをもとに、なぜその現象が起きるのかを学ぶカリキュラムです。

また、将来について考えるきっかけを与える目的から、年に数回、研究機関の見学会が行われます。
最先端の研究の現場見学や専門家との対談は、高校2年以降の文理選択に役立つでしょう。

高校2・3年は進路に合わせた指導

高校2・3年からは、数学同様、文科・理科コースに分かれて進路に特化した指導が行われます。

文科コースでは、物理・化学・生物・地学から2科目を選択して履修します。
理科コースでは、物理、化学、生物の3科目です。

高校3年次は、大学入試に向けた授業に変わります。
さらに、高校卒業後を視野に入れた知識を身につけるため、身近なトピックから専門的な内容まで幅広く扱う傾向があります。

理科の授業で使用する教材

海城中学・高等学校の理科で使用する教材の例です。

【中学・高校】
・未来へひろがるサイエンス(啓林館)
・系統的に学ぶ中学化学
・海城中学 化学実験書
・系統的に学ぶ中学地学
・授業プリント
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

公立中学校で使う4科目が統合された教科書とは違い、中学のうちから4科目を意識して学ぶ海城中学校ならではのテキストが見られます。

WAYSに在籍する生徒の事例

個別指導塾WAYSには、海城中学・高等学校の生徒が在籍しています。
ここでは、2人の生徒の成績アップ事例をご紹介します。

【数学】早稲田中学3年生

中学2年の12月に入塾した生徒です。

この生徒は、入塾直前の2学期中間テストで、数学Aが12点、数学Bが26点という成績でした。
しかし、入塾から5ヶ月後の1学期中間テストでは、数学Aが63点、数学Bが52点まで上がりました。

入塾前、成績が振るわなかった原因は、演習量の不足にありました。
学校教材の『システム数学』を1周も終わらせることなくテストに臨んでいたため、標準問題どころか基礎問題にも苦戦していたのです。

演習の質と量の改善で成績アップ

具体的な改善内容として、1コマ2時間のWAYSに通って演習量を確保しました。この生徒のように日々の演習時間がほとんどない場合は、勉強できる場所を作ってあげることが大切だからです。

また、入塾前は、問題をただ解くだけで終わっており、演習の質に問題がありました。
質を改善させるため、間違えた問題を5回以上解くことを徹底して、問題の解き方や考え方を定着させました。

問題演習の質と量を改善した結果、成績アップを達成できました。

【数学】早稲田高校2年生

高校2年の6月に入塾した生徒です。

この生徒は、入塾直前の1学期中間テストで、数学Ⅱが24点という成績でした。
しかし、入塾から2ヶ月後の1学期期末テストでは、数学Ⅱが82点まで上がりました。

入塾時に成績が振るわなかった原因は、習った内容が定着していなかった点にありました。
テスト前になって学校の課題を1周解き、なんとなく分かったつもりでテストに臨んでしまっていたのです。

できるまで反復練習をして成績アップ

具体的には、1周しか解いていなかった問題集を計画的に進めるよう指導しました。
テスト前になって慌てて始めるのではなく、テスト1週間前までに2周、テスト1週間前には3周目に取り組めるよう徹底指導したのです。

また、一人でできるようになるために、解説の読み込みや先生への質問を習慣化しました。
できるようになるためには、わからなかった問題の答えではなく、解き方を理解する必要があるからです。

一人でできるようになるまで反復練習を徹底した結果、成績アップを達成できました。

定期テスト対策で重要なポイント

海城中学高等学校の定期テストは、授業で扱った問題を確実に理解していれば解けるように作られています。
授業で解説された内容を参考に、どの教材から出題されるかを予測した上で勉強することが効果的です。

英語の定期テスト対策

英語の定期テストは応用問題が少ないため、教科書や問題集を繰り返し演習して、習った内容を定着させることが重要です。
定着させるためのポイントは、以下の2点です。

教科書を音読する

「教科書の本文をどう勉強していいかわからない」という生徒がいますが、本文の学習には音読がおすすめです。
繰り返し音読をすることで、本文の内容の定着だけでなく、速読力の向上や単語・熟語の定着を図れます。

問題集を3周解く

問題集の場合は、やはり演習量が最も重要です。
一度解いて理解できたつもりにならずに、できるようになるまで繰り返しましょう。

数学の定期テスト対策

数学の定期テストは、発展的な問題が頻出します。
発展的な難しい問題に対応するためには、授業で習った内容をきちんと理解しておくことが重要です。

解説を読む

解き方がわからなければ、次も同じ問題でつまづくおそれがあります。
そのため、演習問題の解説を読み込み、解き方を理解することが重要です。
解き方を理解できていれば、他の問題にも応用できるようになるでしょう。

繰り返し解く

繰り返し解いて解説を読み込むことで、解法の理解を深められます。
解法の理解を深めれば、初見の問題にも対応できる実力をつけられます。

内部進学について

中学から高校に上がる際、中学3年生全員に対して、進学の資格があるか認定が行われます。
認定では、原則中学3年の1学期までの成績で判定されます。

教育方針と取り組み

海城中学・高等学校は、建学の精神として「国家・社会に有為な人材の育成」を掲げています。
「グローバル化」が進んだ現代で活躍できる「新しい人間力」と「新しい学力」をバランスよく兼ね備えた人材の育成が目標です。

グローバル教育

海城中学・高等学校のグローバル教育は、これからの国際社会においてリーダーシップを取れる人間の育成に重きを置いています。
具体的な取り組みは、アメリカ研修やイギリス研修、イングリッシュキャンプなどです。

アメリカ研修とイギリス研修は、それぞれ中3と高1、2年時に実施される研修で、実際にホームステイ先に滞在する海外語学研修です。
また、中学2年時に3泊4日で行われるイングリッシュキャンプは、ネイティブの先生を招いた国内語学研修です。

それぞれの研修は、現地の生きた英語を学ぶことを目的としています。

新しい人間力の育成

海城中学・高等学校の「新しい人間力」とは、対話的なコミュニケーション能力とコラボレーション能力を兼ね備えた力を指します。
新しい人間力を育成するため、プロジェクトアドベンチャーやドラマエデュケーションが行われています。

まず、中学1・2年の学習に取り入れられているプロジェクトアドベンチャーは、立木や丸太、ロープなどを使い、チームで課題に挑む活動です。
課題への取り組みを通して、コミュニケーション能力やコラボレーション能力、創造力を育む目的があります。

次に、ドラマエデュケーションは、ドラマ(演劇)の手法を用いて体験的に行われる教育プログラムです。
中学1年の「安全ワークショップ」、2・3年の「コミュニケーション授業」など、それぞれの学年で行われます。
演劇の創作、発表をする中で、想像力や対話的コミュニケーションの力、プレゼンテーション力を鍛えることが目的です。

新しい学力の育成

海城中学・高等学校の「新しい学力」とは、課題設定・解決能力です。
新しい学力を養うため、社会科や理科の授業に探求型・参加型の学習が取り入れられています。

社会科では、自らテーマを設定してレポートにまとめる探求型の総合学習が導入されています。
医療制度や商業戦略といったさまざまなテーマについて、中学3年時の1・2学期をかけて、原稿用紙30〜50枚に相当する卒業論文を書きあげます。

理科では、生徒たちの知的好奇心を刺激する目的で、実験・観察・野外観察を多く取り入れた生徒参加型の授業・講習等が行われます。
とくに中1次には、年間半数程度の授業に、体験を伴った実験・観察が取り入れられています。

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個別指導塾WAYS

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