私立東洋英和女子院中学・高校部の英語/数学について
東洋英和女子院中学部(中高一貫校)は、NHKの朝ドラでも取り上げられた赤毛のアンの翻訳者である村岡花子の出身校です。1884年に設立された歴史の古いキリスト教プロテスタント系の私立学校で、桐朋中学、武蔵高等学校付属中学等と同程度の偏差値を誇る教育校でもあります。また、中高一貫教育を行っているため、高校の入学募集は行っていません。
教育方針と取り組み
東洋英和女子院中学部は、カナダ・メソジスト教会夫人伝導会社から派遣された宣教師ミス・カートメルによって開設された私立学校で、設立当初より「敬神奉仕」を基にしたキリスト教教育が行われてきています。
中高一貫教育をおこなっているため、6年間でひとまとまりとなるカリキュラムを組み、中学2年までの英語、数学等の基礎の教育行程が終了すると、習熟度別の授業が行われ、高校2年からは受験を目指した勉強を行うといった取組を行っています。
中高6年を通して、週に1度聖書の授業があり、総合的な学習の時間において社会奉仕や隣人との関係等についての教育も行われております。さらに、クラブ活動、野外教育、音楽活動も熱心で、語学研修・キャンプ・奉仕活動といった様々なカリキュラムが用意されています。
私立東洋英和女子院中学・高校部の英語について
もともとがカナダの宣教師により設立された学校であり、村岡花子のような翻訳家を輩出した学校だけに、英語教育は特に熱心に行われています。
約20名の少人数で行われる授業では、英単語の習得のために電子辞書を利用することを許可するかわりに長文を自宅学習で読んできて、他の生徒や先生と英会話によるディスカッションや質疑を行うことでスピーキングとリスニング能力を上げる取組を行っています。
さらに、カリキュラムが進むとネイティブの先生による授業が行われるようになり、英語の小説等を一緒に読み進めることで、英文法の習得だけでなく、その国の文化や考え方、風習をも理解しようとする教育が行われます。
また、英語の授業と独立して英会話の授業が週に1から2回組まれており、中3になると希望者は、課外授業として英会話を学ぶこともできるようになっています。
私立東洋英和女子院中学・高校部の数学について
東洋英和女子院中学部は高い教育を目指しており、数学のカリキュラムも6年をひとまとまりとして組んでいます。
一年次(中一)は計算や数式を中心とした代数と図形や空間を中心とした幾何に分け基礎的な授業を行い、二年次(中二)からは20名という少人数クラスでの学習を開始していきます。三年次(中三)になると、基礎課程を修了し、習熟度別の授業に移りさらにきめ細かい内容の学習を進めていきます。
三年次には、高校で習う内容の学習も先取りし、6年間の最後の2年を大学受験を標榜した進路学習に十分にあてられるようにカリキュラムを組んでいます。また、三年次から数学の授業時間も週に1時間増やし、学習時間の充実も図っております。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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