【中高一貫校】同志社香里中学校・高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説

2023年12月21日

学校紹介

同志社香里中学校・高等学校は、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」という3つの主義に基づいて、隣人愛の精神と自立心、国際社会での共生の心を持つための教育を実施しています。学びへの探究心を育てる指導体制が整っており、幅広い知識と深い思考力を身につけることが出来ます。

このページの目次

1 同志社香里中学校・高等学校の内部進学について
2 同志社香里中学校・高等学校の内部進学制度
- 2.1 内部進学の基準
- 2.2 他大学への受験
3 同志社香里中学校・高等学校の内部進学対策

同志社香里中学校・高等学校の内部進学について

系列大学

毎年多くの生徒が、系列大学である同志社大学と同志社女子大学へ進学しています。同志社大学は1875年に設立され、14の学部と34の学科、16の研究科を持ち、同志社女子大学は1876年に設立され、6つの学部と11の学科、1つの専攻科と5つの研究科を持つ総合大学です。

内部進学できる学部

同志社大学には、さまざまな分野の学部があります。神学部や文学部、法学部や経済学部などの文系学部以外に、理工学部や生命医科学部など科学技術を学べる学部もあります。

同志社女子大学も幅広い分野の学部で構成されており、学芸学部や現代社会学部、薬学部、また看護学部や表象文化学部、そして生活科学部があります。

内部進学率

毎年95%の生徒が、同志社大学と同志社女子大学へ内部進学しています。具体例を挙げると、2023年には卒業者295名中276名が同志社大学、7名が同志社女子大学へ進学し、2022年には卒業者296名中278名が同志社大学、11名が同志社女子大学へ進学、2021年には卒業者285名中272名が同志社大学、13名が同志社女子大学へ進学しました。

同志社香里中学校・高等学校の内部進学制度

内部進学の基準

内部進学の実施については、次のような基準を置いて行われています。まず1つめは「さまざまな知識を有し、建学の精神や教育理念に基づいて進学後も功績をあげられる優れた生徒」という点です。次に「キリスト教を深く理解し、常に誠実さや道徳心に基づいた行動ができる生徒」、そして「自分だけではなく他者の自由も大切にしながら、さまざまな場面で意思決定力を発揮できる生徒」、「国際社会の中で実力を発揮して活躍するための教養を持っている生徒」という4点が重要視され、推薦されます。

他大学への受験

内部進学以外の過去5年間の進学先としては、大阪府立大学や大阪公立大学、大阪薬科大学や京都薬科大学など近畿圏の大学を始め、早稲田大学や慶應義塾大学、立教大学や明治大学、大分大学や久留米大学などへも進学しています。また総合大学以外に、大阪芸術大学や京都美術工芸大学、武蔵野芸術大学、大阪音楽大学などといった芸術分野へ進学した生徒や、大阪体育大学へ進学した生徒もいます。更に、ハンガリー国立大学やノース・アラバマ大学など、海外の大学へ進学実績もあります。

同志社香里中学校・高等学校の内部進学対策

学校の定期テスト対策

自治自立を育てるという、生徒1人1人の個性を大切にした指導が行われているため、定期テスト対策についても、自分に合わせた勉強計画を立てて進めていくというスタイルが取られています。各科目のポイントを自分でノートにまとめたり、朝早く学校に来て単語を覚える生徒もいます。また普段から補講や特別講座などで分からないところを無くす取り組みがなされており、授業では理解度を確認できる小テストも行われるため、自然と予習や復習をする習慣が身につき、力を伸ばせます。

学校独自の試験や外部の模試対策

定期テストの難易度は標準的で、基本的に授業内で学んだ内容から出題されることから、しっかりと授業を聞くことが対策の大前提となります。例えば英語であれば、プリントと教科書からの内容がほとんどだったり、数学は問題集からの出題がほとんどだったりと、授業内容が理解出来ていれば、良い点数を狙うことが出来ます。1年で4回行われる外部模試も、内部進学の選考基準に含まれるため、内部進学を目指すのであれば、定期テストと外部模試の両方で良い点を取り内申点を上げることが求められます。外部模試自体は大学受験用の一般的な内容なので、日頃の努力の積み重ねで点を取ることが出来ます。また、検定の取得にも力を入れており、数学では中学に数検3級と高校で2級（文系）か準1級（理系）を、英語では高校2年次・3年次にTOEICを受検するなどの取り組みも行われています。

他大学の入試対策

大学進学に向けて、高校の3年間で計画的に学べるよう、指導を行っています。目指す進路に合わせて2年次に文系と理系に分かれ、専門科目を学んでいきます。内部進学が例年95%を占めており、それに合わせたレベルの学力が身につけられるようカリキュラムが組まれていますが、希望する学部が無いなどの理由で他大学へ進学する生徒もいます。その場合、先生の協力やアドバイスを受けながら、塾や予備校などで各大学へ合わせた学習をすることも必要となります。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。