【中高一貫校】東海大学菅生高等学校・中等部の教育・評判を徹底解明
東海大学菅生高等学校・中等部は、東京都あきる野市にある私立の中高一貫校です。東海大学の提携校という位置づけで、多くの生徒はエスカレーター式に東海大学へ進学することができます。カリキュラムの中では、東海大学に関連する現代文明論の授業を行う点が大きな特徴です。
このページの目次
東海大学菅生高等学校・中等部の基本情報
沿革
学校法人の多摩児童学院が1983年に設立した教育機関で、当初は東京菅生高等学校という名称でした。これは男女共学の普通科高校という位置づけとなっていました。その後、既存の普通科に加えて普通科体育コースを設置、1989年に東海大学菅生高等学校に改称し、現在に至ります。中等部が開校したのは1995年です。
教育理念
「若い時に思想や智能、体を鍛えて希望や夢を星につなげ」という教育理念を掲げ、充実した教育環境の中で個性や感性を育てる教育を提供しています。変化し続ける時代の中で、気迫を持って強くたくましく生きられる人材の育成を目指し、世界標準という高いスタンダードで学生たちと向き合います。STEM教育の実践に加え、グローバル教育やキャリア教育など、多方面から学生の夢をサポートしています。
施設
校舎は地下2階、地上6階建てで、キャンパス内には付属の小学校も設置されています。キャンパスの広さは東京ドーム1.2個分と広く、豊かな自然も多く、恵まれた環境の中に建つ「学びの城」で学生生活を送れます。体育館は大小2つあり、観客席には電動折り畳み式のロールバックチェアも完備するなど、設備も充実しています。
校則
校内でのスマホ使用は禁止となっている他、割りばしの持ち込みも禁止されています。制服をはじめ、キャンパス内で必要なアイテムはすべて学校指定のものを使うことが推奨されています。制服や持ち物検査が徹底しており、風紀を乱すような服装の生徒はほとんどいません。
東海大学菅生高等学校・中等部の教育
未来を見据えた教育カリキュラムを提案
東海大学菅生高等学校・中等部では、次世代に焦点を当てた教育カリキュラムやプログラムが充実しています。
オーストラリアの姉妹校とグローバルな交流
東海大学菅生高等学校・中等部は、オーストラリアのシドニーにある菅生学園武道館を姉妹校として開設しました。東海大学提携校の中でも、こうしたグローバルな展開をする機関は珍しく、他の提携校から注目されています。
施設に設置した太陽光発電設備も学習教材
現在ではシステム不具合によって運用を一時的に中止しているものの、キャンパス内校舎に太陽光発電システムを設置し、次世代型の学校運営を試みた実績があります。STEM教育に力を入れているため、学生は再利用可能な資源のメカニズムについて体験できるというメリットがあります。
学生の進路希望に合わせたコース選択が可能
東海大学菅生高等学校・中等部では6年間の中高一貫校の特徴を生かし、早い段階から学生の希望に合わせたコース選択を推奨しています。医学部や難関大コースを目指す学生なら、中学1年生から学習の土台作りができます。学習をサポートするプログラムも、チューター制度やオンライン英会話などが充実しています。
グローバル教育
ケンブリッジ英語力検定試験を目指した学習をはじめ、オンライン英会話などを日常的に行えます。オンライン英会話では、ネイティブの先生と1対1で英会話を学びます。
また、国際交流プログラムとして、3年生にはオーストラリアへ、5年生にはヨーロッパへの修学旅行を実施しています。学期ごとのターム留学制度もあり、多くの学生が利用しています。
進学実績
東海大学菅生高等学校・中等部は東海大学への進学を視野に入れた教育を行っており、学生の87%以上は東海大学に合格しています。国立大学や私立大学へ進学する生徒も多く、海外の大学へ進学した実績もあります。
進学においては、進路相談やカウンセリングなどを行うことにより、生徒に適した進路先をアドバイスしています。
東海大学菅生高等学校・中等部の学校生活
部活動
東海大学菅生高等学校・中等部では、クラブ活動が盛んです。クラブ活動はもう一つの教科書だと考えており、多くの生徒が参加しています。中でも、硬式野球部においては甲子園への出場経験を持ち、吹奏楽部は全国大会へ出場するほどの実績があります。
ユニークな部活動としては、中等部に理科実験同好会やチアダンス部、エコクラブなどがあります。
イベント
年間を通して、数多くのイベントや行事が開催されています。校外学習が充実しており、野草観察や郷土学習なども行事として定期的に行われています。夏には海外への語学研修がある他、秋には英語検定や漢字検定などの各種検定に向けた特別講習を開催するなど、文武両道を目指したイベントが豊富です。1月には、ボランティア活動も行事として行っています。
東海大学菅生高等学校・中等部の評判
キャンパス内で使用するアイテムはほぼ学校指定のため、悪目立ちする生徒がおらず、この点で学生や保護者から高評価です。いじめなどは少なく、教師が素早く対応してくれる点も好評です。強豪と呼ばれる部活が多くあってスポーツ推薦枠が充実している点もまた、学生から好評の理由となっています。
投稿者プロフィール
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