【中高一貫校】立命館中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
立命館中学校・高等学校は、京都府長岡京市に立地している学校です。
学校法人立命館が運営している中高一貫校ですが、実質的には小学校も含めた、小中高一貫教育のための教育機関となっているのが大きな特徴です。
このページの目次
立命館中学校・高等学校の基本情報
沿革
1905年に設立された清和普通学校をルーツとしています。
当時は京都法政大学の付属校でした。
1913年、財団法人立命館が設立されたのを機に、名称を立命館中学校に改称します。
1988年には男女共学性を導入するとともに、学校の規模を大幅に拡大し、深草校舎へ移転しました。
2014年、現在の長岡京キャンパスに移転しています。
教育理念
生徒の個性と能力を最大限に開花させるための教育を理念として掲げ、生徒ひとりひとりの人格を重視した上での育成を目指しています。
学力はもちろんのこと、国際性や人間性の養成も重要な柱としており、これからの国際社会・グローバル社会で通用する人材を輩出するための学習環境の充実が図られています。
施設
校舎には中高の教室だけでなく、小学校向けの教室も設置され、特別教室、多目的教室、さらに生物実験室や課題研究室などもあります。
他に、大会議室、大小のホール、オープンスペースのアトリウムなども用意されているようです。
体育・スポーツ用の施設も充実しており、グラウンドは第1〜第3まであります。
体育館は5階建てで、トレーニングルームや武道場、さらには屋上にテニスコートを擁しています。
校則
校則はそれほど厳しくなく、スマホやSNSの利用も認められています。
服装や頭髪に関する規定も緩く、かなり自由な環境です。
アルバイトに関しては限定的に認めるという形をとっていますが、それほど厳格ではなく、行っている生徒も多いようです。
立命館中学校・高等学校の教育
生徒の可能性を伸ばす教育環境・カリキュラムが充実
小学校から大学まで見据えた一貫教育を行っていることもあり、受験対策だけでなく、人間性や創造性の育成を重視した教育環境が充実しています。
小学教育も含めた上で、中1・中2を「セカンドステージ」と位置づけ、幅広い教養と見識を身につけるための「CLコース」と、大学受験を見据えた「ALコース」の2種類のコースから選択できる環境を用意。
さらに、中学3年からは「サード・ステージ」と位置づけ、医学部や難関大学への合格を目指す「MSコース」と、多彩な分野で活躍するための広い視野を身につけるための学習が行われる「コアコース」から選択する環境が用意されます。
高校になるとコアコースがさらに細分化されながら、生徒の適性や志向に合わせた専門性を磨いていくコースが用意される仕組みとなっています。
サードステージの後期となる高2・高3では、アジア学生交流会議や模擬国連といった、後述するグローバル教育にも関連してくる企画に積極的に参加するなど、実体験を通した国際的な感覚を身につける機会が多く用意されていることも大きな特色です。
土曜日も授業がある週6日制のカリキュラムや立命館大学や立命館アジア太平洋大学と連携した授業も、見逃せない同校の魅力として挙げられるでしょう。
グローバル教育
グローバル教育に関しては、先述した企画への参加の他、「グローバル・リーダー」の育成を目的とした取り組みが積極的に行われています。
さらに海外提携校や独自の教材を活用した英語教育以外に、「貧困」や「災害」といった重要なテーマにも基づく海外の調査・研究なども日常の授業の中で取り入れられています。
海外研修にも積極的です。
進学実績
立命館大学の付属校としての位置づけにあるだけに、生徒の多くが立命館大学へ進学しています。
基本的に、生徒はそのまま立命館大学に進学できる環境にあります。
他大学への合格者も多く、ライバルの同志社大学への合格者も輩出しているほか、京都大学などの国公立大学、さらに医学部への進学者も少なくありません。
立命館中学校・高等学校の学校生活
部活動
クラブ活動は、体育系・文化系ともに盛んに行われています。
体育系では、サッカー部、野球部、スキー部、陸上部、ホッケー部、ソフトテニス部、バスケットボール部、バレーボール部(女子のみ)、空手部、剣道部、水泳部などがあるようです。
文化系では、吹奏楽部、美術部、演劇部、サイエンス部、情報メディア部、書道部があります。
イベント
学校行事では、球技大会が中2・中3と高1が5月に、高2が6月に開催されています。
同じく6月には、中学・高校それぞれの芸術祭も行われ、9月には体育祭と文化祭、中1・中2は水泳大会と、イベントが多く見られます。
その他、11月にはスーパーサイエンスフェア、中1の合唱コンクール、1月には中学のマラソン大会とかるた大会(中1)、2月には高校のマラソン大会なども実施。
立命館中学校・高等学校の評判
一貫教育校で、問題がなければ立命館大学まで進学できることもあって、生徒・保護者の双方から、安定した環境で学べるとの高い評価を得ているようです。
また、新校舎が完成してまだそれほど経っていないこともあって、施設の充実を評価する声もよく聞きます。
グローパル教育や大学との連携による学習の機会の充実なども評判として挙がっています。
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