【中高一貫校】國學院大學久我山中学校・高等学校の教育や評判を徹底解明
國學院大學久我山中学校・高等学校は國學院大學の付属校として安定的な人気があるとともに、高校野球の甲子園常連校の1つとして有名な学校です。
中高一貫で学ぶことの特色について見ていきましょう。
このページの目次
國學院大學久我山中学校・高等学校の基本情報
國學院大學は国史・国文・国法を攻究するために明治15年に創設された皇典講究所を前身とする歴史ある大学です。
その付属校としての國學院大學久我山中学校・高等学校の基本情報をご紹介します。
沿革
國學院大學久我山中学校・高等学校は2022年で創立78周年を迎えます。
創立者は岩崎通信機株式会社社長の岩崎清一氏です。
昭和13年8月に工場を開設するとともに、岩崎通信機青年学校の設置を文部科学省に申請し、昭和14年6月に認可されました。
昭和18年1月には財団法人岩崎学園設立と久我山中学校設立の認可を申請し、同年9月に認可されています。
戦後の昭和27年8月に学校法人國學院大學理事会、学校法人久我山学園との合併を決定し、9月10日に校名を國學院大學久我山高等学校・國學院大學久我山中学校と改称しました。
教育目標
忠君孝親・明朗剛健・研学練能という学園三箴を旨とします。
施設
美術教師であった前島隆宇先生のデザインのもと、正門から約80mのインターロッキング学びの道が形成され、理科会館や自習室やCALL教室、カフェテリアや図書館が備わった学習センターなどが完備されています。
國學院大學久我山中学校・高等学校の教育
近年は少子化の影響で男子校が共学になる場合や男女別クラスだった学校が共学になるケースが多いですが、別学の久我山を貫いているのが特徴です。
別学の久我山
男女それぞれテーマを掲げ、伝統的な精神のもとで教育が行われています。
男子部の特色は心身を鍛え、心を育むことです。
中1で柔道、中2で剣道、中3以降はいずれかを選択します。
高2・高3では成果発表の舞台として武道大会が開催されます。
中3・高2で実施される寒稽古は、冬の風物詩です。
女子部の特色はキャリア教育で、中2ではグループごとに企業訪問を行い、職業レポートを作成します。
中1でことば、中2で華道、中3で茶道、高1で能楽、高2で日本舞踊、高3でマナーを学ぶ、日本文化を通して教養を培う年間プログラムがあるのも特徴です。
また、イングリッシュ サマー キャンプやグローバル リーダーシップワークショップなど日本の伝統文化に根ざした異文化交流も実施されます。
留学
高1語学研修をはじめ、アメリカの学生とアクティビティを通して英語の楽しさを学ぶ宿泊を伴うイングリッシュ サマー キャンプ、日本文化発信コースと呼ばれるニュージーランドへの修学旅行などで海外学習が可能です。
進路状況
國學院大學の付属校として優先入学推薦制度があり、文学部・経済学部・法学部・神道文化学部・人間開発学部・観光まちづくり学部の枠があります。
法学部志望者は他大学との併願もできる、大学入学共通テストを利用した有試験選抜の受験が可能です。
短大希望者は國學院大學栃木短期大学、國學院大學北海道短期大学部の優先入学制度もあります。
國學院大學への推薦入学者と他大学進学者は1:9と他大学への進学が圧倒的に多いです。
最難関国公立大学や医学部医学科といった難関校に挑戦するための、STクラスも設けられています。
國學院大學久我山中学校・高等学校の学校生活
日本の伝統を重んじながら、清廉で上品な学生生活を旨としています。
男子の制服は黒の詰め襟、すべて黒ボタン、夏服は白の開襟シャツにグレーのスラックスとシンプルです。
女子はオフホワイトの伝統的なセーラー服で中学生はエンジのスカーフ、高校生は黒タイです。
イベント
5月1日の國學院大學神殿鎮座記念祭や久我山祭をはじめ、国際交流イベントも豊富です。
部活動
運動系、文科系さまざまな部活動が盛んですが、中でも、野球部、サッカー部、ラグビー部やバスケットボール部は全国大会出場など、成果を上げています。
國學院大學久我山中学校・高等学校の評判は?
國學院大學久我山中学校・高等学校の評判を見ていきましょう。
「バスケット、サッカー、野球、ラグビー、長距離陸上は全国大会の出場実績が豊富で5強と呼ばれており、設備も整っているので、これらの部活動で頑張りたい方には特におすすめです。」
「教員のレベルが高く、付属校でありながら、難関校も十分に狙えるレベルです。」
「いじめの話をほとんど聞いたことがなく、安心して通わせられます。」
「制服一式揃えると高額になるのが大変です。」
「校則や校風が厳しすぎる印象です。駅からの通学路も決められており、朝は登校指導の先生が制服のチェックやカバンの持ち方まで指導が入ります。」
「学習センターや冷房の入った体育館など設備は充実していますが、生徒の人数の割にグラウンドが狭い印象です。」
中高一貫校専門 個別指導塾WAYSでは、國學院大學久我山中学校・高等学校をはじめとする中高一貫校生が、テストの点数を跳ね上げています。
その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
中高一貫校に精通した講師陣が、各学校に合わせた指導を行うことで、難化した中高一貫校のテストにも効率よく対応できるようになっています。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
定期テスト2024年10月29日テスト前日・当日の勉強のコツを解説!1点でも点数を上げるために必要な3つの視点 コラム2024年10月28日中高一貫校生に合った個別指導塾の7つの条件|塾選びの決め手を徹底解説! 大学受験2024年10月26日塾と予備校の違いは? 中高一貫校生にあった大学受験のための塾選びを解説 大学受験2024年10月26日大学受験を控える高校生に冬期講習は必要? 判断のポイントを中高一貫専門塾が解説
國學院大學久我山中学高等学校