数学の定期テストで100点を取るには?勉強法とテスト中に心がけること
「子どもが、数学が苦手で定期テストでいつも足を引っ張っている」
「数学のテストで100点を取る人は、どのように勉強しているの?」
数学のように知識の積み上げが必要な科目は、一度苦手意識をもつと、克服することが難しいといわれます。
しかし正しい勉強法を身につけることで、時間はかかりますが着実に成績を上げることも可能です。
この記事では、数学の定期テストで100点を目指す勉強法やポイント、テスト中に気を付けることについてご紹介します。
お子さんの数学のテストの点がもう少し上がってほしいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
数学の定期テストで100点を目指す勉強法
定期テストの勉強で、数学に多く時間を割いているお子さんも多いのではないでしょうか?
どのように勉強するかによって、理解度や定着度が異なります。
定期テストに限らず、どのような勉強も基礎理解から始めることがポイントです。
勉強の流れを確認しておきましょう。
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教科書の例題を解く
定期テストに限らず数学の勉強は、基礎知識として公式の暗記・理解が重要です。
どのような難問でも、基礎知識を活用できなければ解けません。
まずは教科書の例題を解き直してみましょう。
スラスラと解けるようであれば、次に進んで構いませんが、解けないようであれば、授業で取ったノートと教科書の解説に目を通します。
それでも分からなければ、完全に理解できるよう、数学の先生や塾の講師に確認しましょう。
教科書ワークや基礎問題集を解く
基礎が理解できたら、次は基礎知識をアウトプットしていきます。
学校で配られているワークや基礎問題集に取り組みましょう。
間違えた問題は解法を確認し、必ずその場でもう一度解きなおしてください。
テスト範囲が一通り終わったら、間違えた問題やあてずっぽうで答えた問題を再度解きなおします。
テスト範囲はすべて解けるまで繰り返しましょう。
定期テストの難易度に合わせて応用問題を解く
定期テストの範囲は、基本的に教科書レベルの問題が出題されます。
しかし中には、応用問題や教科書の範囲外から難易度の高い問題が最後に出題される学校もあるでしょう。
これまでの出題傾向を考慮しながら、応用問題にも挑戦しましょう。
定期テストで出題されない場合でも、高校受験や大学受験対策として、応用問題を解くのもおすすめです。
こちらも、間違えた問題は解けるまで繰り返しましょう。
【定期テスト】数学で100点をとるための勉強のポイント
定期テストの勉強は基礎固め→応用問題の流れで進めますが、この際、少しの工夫でより100点に近づけます。
次にご紹介する5つのポイントに注意しながら、勉強を進めていきましょう。
スケジュールを立てる
定期テスト前には、学習スケジュールを立てましょう。
ほかの科目と勉強のバランスを考慮しながら、1日ごとに何を勉強するのかできるだけ詳しく計画を立てます。
100点を目指すのであれば、日ごろから勉強に取り組んでおくことが理想です。
部活動や課外活動など何かと忙しい場合は、2週間ほど前から取り組めるように計画を立てるとよいでしょう。
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分からない問題をそのままにしない
問題を間違えたときが、学力アップのチャンスです。
分からない問題はそのままにせず、必ずその場で理解しましょう。
この際のポイントは、解法を見て理解した後に、一度自分で解きなおすことです。
「分かる」と「できる」は違います。
「理解したつもりでも、実は解いてみるとできなかった」ということは少なくありません。
その場で「分かる」まで解くことが、100点へ近づく最短ルートの勉強法です。
途中の式をすべて書く
途中式を省かずに、すべて記入することもポイントです。
途中式をしっかり書き留めておくことで、間違えた際に計算ミスなのか公式が違っているのかなど、原因が明確になります。
原因が分かることで、次回からは同じ間違いを避けられるでしょう。
解法を見てほかの解き方がないか確認する
数学は、答えは一つでも解き方が一つとは限りません。
とくに高校数学は、複数の解き方があるケースもあるため、答え合わせの際に正解だったとしても、解法を確認する癖をつけましょう。
複数の解き方を知っていることで、解ける問題の幅が広がります。
時間を計る
問題を解く際に、時間を図って解くのもポイントです。
定期テストは時間が限られています。
「じっくり時間をかければ解ける」だけでは、定期テストで時間がなくなってしまう恐れがあります。
解けるようになったら、次はなるべく短時間で解けるよう練習をしましょう。
数学で100点をとるために定期テストの試験中に気を付けるべきこと
数学で100点を目指すために、定期テストの際にも少し工夫が必要です。
次の2つは難しいことではないため、実践できるよう、お子さんにアドバイスしてあげましょう。
最初にすべての問題に目を通す
まずテスト問題が配られたら、すべての問題にざっと目を通しましょう。
テスト勉強の際に時間を図って勉強していれば、どの問題に時間がかかりそうだということが判断できます。
チェックができたら、確実に得点できる問題や、短時間で解ける問題から手を付けていきましょう。
この際、回答欄を間違えないように注意してください。
見直しの時間を作る
テストが終わると、顔を伏せて寝て待つお子さんがいますが、非常にもったいないです。
100点を目指すのであれば、最後の1分までテストに向き合います。
問題は時間が許す限り見直しをし、ケアレスミスや問題の読み間違いなどがないか確認しましょう。
見直しは、非常に面倒な作業なので、見直しをしないお子さんが多くいます。
だからこそ、見直しすることで差が出てきます。
まとめ
いくら定期テストが教科書問題から出題されるといっても、100点を取るのは決して簡単なことではありません。
テスト前の勉強では答え合わせの際に解法を確認することや、同じ問題を何度も解きなおします。
また、実際のテストの時に解き終わった後に見直しをすることは非常に面倒な作業ですが、高得点を目指すのであればこれらは必要な作業です。
これまで数学の得点が伸び悩んできたお子さんには、ご紹介した方法で取り組めるよう提案してみましょう。
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