中1最初の定期テストは気を抜かないで!好成績がとれる勉強法
中には、これまで「テストのために何日も前から勉強をする」経験をしたことがなく、勉強法も確立していないお子さんもいるでしょう。
しかし、中1最初の定期テストは、今後の勉強をスムーズに進めるためにも非常に重要です。
この記事では、中1最初の定期テストが重要な理由と、高得点をとるための勉強法をご紹介します。
1人で勉強することにまだ慣れていないお子さんには、保護者の方が勉強法を教えてあげる必要があります。
ぜひこの記事を参考に、親子で高得点を目指しましょう。
このページの目次
中1最初のテストが重要な理由
中学入学後1年生の最初の定期テストは重要です。
ほかの学年でもいえることですが、1学期最初のテストは、今後1年間の勉強のゆくえを左右します。
その理由は、3つあります。
今後のモチベーション維持に関わる
中学1年生の最初の定期テストでしっかり対策をして高得点が取れると、これだけ頑張ればしっかり結果が出せるのだと分かります。
1年生の最初のテストは、範囲も狭く比較的取り組みやすい内容。
高得点も取りやすいため、本人のモチベーションを上げるにはぴったりです。
次のテストの基準となる
最初の定期テストで高得点をとることで、無意識に自分自身の中で、次回以降の定期テストでも同じくらいの点を取ろうと目標が定まります。
学校の定期テストは徐々に難易度が上がっていきます。
本人も授業を受けて実感するはずです。
高いレベルの基準を作っておくことで、次回以降の定期テストでは、いっそう頑張って対策をすべきだと気づくでしょう。
「できる人」と印象付けられるかが決まる
最初の定期テストでよい点を取ると、周囲から「この人は勉強ができるから、次のテストもよい点を取るだろう」と期待されます。
それが好影響をあたえ、期待通りの成果を上げられる可能性があります。
これは「ピグマリオン効果」と呼ばれるもので、教育業界でもよく使われるものです。
中1最初の定期テスト対策法
中学1年生の最初の定期テストからスタートダッシュを決めるためにも、まずはテスト範囲を確認し、学習計画を立てましょう。
初めての定期テストのため、早めにテストの1カ月ほど前から対策を開始します。
次にご紹介する勉強法を順に進められるように、教科ごとにスケジュールを立てましょう。
学習の流れは「基礎理解→弱点克服→演習」です。
教科書・ノートを見直す
テスト範囲が確認できたら、該当箇所の教科書やノートを見直してみましょう。
英語なら、文章をすべて日本語にできるか・単語は覚えているかなど、数学なら例題は問題なく解けるかといったことをチェックします。
基礎の知識は、すべての教科の土台です。
しっかり身につけましょう。
弱点を克服する
教科書をチェックして、分からなかった箇所は克服が必要です。
教科書の練習問題などを解き、完璧にできるようにしましょう。
とくに、数学や英語は、積み上げの科目といわれます。
一度分からなくなると、次に進めなくなってしまうため、弱点は早いうちに克服しておきます。
問題集を最低3回解く
学校で配られているワークや自身で購入した教科書対応の問題集は、定期テストまでに最低3回は解きましょう。
2週間から10日前ぐらいまでにまず1回目、4~5日前ぐらいまでに2回目、残りの期間に3回目に取り組みます。
時間がなくすべて解けない場合は、2回目・3回目は、1回目にできなかった問題だけ取り組みましょう。
暗記は毎日継続する
英単語や英文法・漢字といった、暗記が必要なものは、本来は普段からやっておくべきものです。
もしできていないようであれば、1カ月前から毎日取り組みましょう。
一度覚えたと思っても、時間が経てば忘れてしまいます。
継続的に暗記をし、長期記憶として頭に残るようにしましょう。
定期テスト対策をスムーズに進めるポイント
ご紹介した勉強法を、スムーズに進めるためには、その前から日常的に習慣づけておくべきことがいくつかあります。
3つご紹介しますので、ぜひ実践しましょう。
生活のリズムを整える
中学に入学すると、部活動や学校活動などで、帰宅時間が遅くなります。
小学校の頃のようにゲームや漫画に時間を使っていては、寝る時間が遅くなり、朝起きるのも辛くなります。
授業にも集中できないでしょう。
不摂生をしていては、勉強にも支障が出ます。
規則正しい生活を心掛け、心身ともに健康に過ごしましょう。
勉強習慣をつけておく
中学・高校と今後も続く定期テストや高校受験・大学受験など、いざというときに点数をとるためには、勉強習慣をつけておく必要があります。
最初は、そこまで勉強しなくてもある程度点が取れるかもしれませんが、付け焼刃ではテストで点が取れなくなる日が来るでしょう。
そうならないためにも、普段から毎日机に向かって勉強する癖をつけておきます。
まずは、授業の予習復習から始め、慣れてきたら、同時進行で問題集にも取り組みましょう。
暗記はスキマ時間を活用する
暗記を、ほかの勉強より後回しにする人がいます。
しかし、記憶に定着させるためにも、継続的に暗記するしかありません。
時間がない場合は、寝る前の数分やお風呂の時間・登校時間など、スキマ時間を活用させましょう。
まとめ
中1最初の定期テストで高得点をとれれば、今後の勉強に対するモチベーションや進め方によい影響を与えます。
最初はそこまで難しい問題は出題されないため、ぜひ高得点を狙いましょう。
とはいえ、急に自分でスケジュールを立てて、集中して長時間勉強するのは難しいもの。
心配な場合は、塾で勉強するのもひとつの方法です。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、定期テスト対策指導を開講しています。
- 一人で集中して勉強できない
- 自分に合った勉強法が分からない
- 勉強しても定期テストの点が上がらない
中高一貫校のお子さんが、上記のようなお悩みをおもちの方は、ぜひ「WAYS」にご相談ください。
無料体験授業・学習相談も行っております。
お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
学校紹介2024年12月4日【宝仙学園理数インター中学・高校の保護者の方必見】定期テストの傾向や進学実績を解説 学校紹介2024年12月3日【東京都市大学付属中学・高校の保護者の方必見】定期テストの特徴や進学実績を解説 学校紹介2024年12月2日【芝中学・高校の保護者の方必見】定期テストの特徴や進学実績を解説 学校紹介2024年11月30日【横浜共立学園中学・高校の保護者の方必見】定期テストの傾向や進学実績を解説