中高一貫校の定期テストで1位を取る生徒はココが違う!9つの特徴と勉強法とは?
「中高一貫校の定期テストで1位を取るような子はどのような生活をしているのだろう」
お子さんのテストの成績が思わしくないと、考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「1位を取るような子は、勉強時間がほかの子よりも多いの?」
「それとも、もともと天才肌だから?」
実は1位を取る子には、共通する特徴と勉強法があります。
勉強ができる人をまねることは、成績アップの方法のひとつ。
ぜひ今回ご紹介する、「1位を取る子の特徴と勉強法」をうまく取り入れられるよう、お子さんにアドバイスしてあげてください。
このページの目次
中高一貫校の定期テストで1位を取る生徒9つの特徴
中高一貫校は、中学受験をして入学してきたお子さんばかり。
そのため、もともとの学習レベルに、それほど差がありません。
時間がたつにつれ、成績の差が顕著になるのはなぜでしょうか?
中高一貫校の定期テストで1位を取るお子さんには、いくつかの特徴があります。
ひとつずつ確認してみましょう。
自分に合った勉強法を確立している
1位を取るお子さんは、自分なりの勉強法を確立しています。
たとえば暗記ひとつとっても、書いて覚える人もいれば、読んで覚える人もいます。
数学が苦手な人はいきなり応用問題を解いてもできないのは明らかでしょう。
苦手なら、基礎問題にじっくり取り組むのが一番です。
1位をとるお子さんは、自分自身の弱点や強みを分かっており、それに合った勉強法を進めています。
人と自分を比べない
他人のテストの成績や順位に、振り回されていないでしょうか?
誰かと比較して一喜一憂するのは、時間の無駄です。
1位を取るお子さんは、人と自分を比較しません。
では、誰と比較するかというと「自分自身」です。
1年前・1カ月前・1日前の自分から、明らかに今の自分が成長できているのか?
そのことを考えながら、学習をしています。
時間のやりくりがうまい
中高一貫校生は、遠方から通学する生徒や部活に精力的に取り組む生徒など、自宅での学習時間を確保しにくいことがあります。
ただしそれは、定期テストで1位を取る生徒も同じです。
1位をとる生徒は、時間の使い方が上手です。
電車やバスの通学時間や、お風呂の時間といった細切れの時間(スキマ時間)も有効活用し、学習しています。
小テストをおろそかにしない
定期テストで1位を取る生徒は、暗記に力を入れています。
毎週英語の授業で単語の小テストがある学校もあるでしょう。
その小テストにどの程度力を入れているでしょうか?
暗記は、毎日の積み重ねです。
テスト前に一夜漬けで覚えたところで、記憶に残るのはほんのわずかでしょう。
小テストを馬鹿にせず、毎回満点をとる気持ちでなければ、定期テストの暗記問題で高得点をとることはできません。
暗記だけに頼らない
かといって、暗記だけに頼っていては、応用問題や思考問題は解けません。
これらの力をつけるためには、基礎力を養ったうえで、複数の問題に取り組む必要があるでしょう。
暗記と問題演習の配分は3:7がベストとされています。(※)
アウトプットを増やすことで、知識の定着も期待できます。
(※参考:インプットをスキル転換するには?)
ミスが少ない
当然のことですが、中高一貫校で1位を取る生徒は、ミスが少ないです。
それは、ミスをしたときに必ず確認し、ミスの原因を探っているためです。
その原因によって、「基礎に立ち返る」「ケアレスミスをしないよう、見直しを1回から2回に増やす」など対策を考えます。
先生の助言をうまく取り入れている
定期テストで1位を取る生徒は、学校の先生や塾の講師に言われたことを、うまく取り入れています。
学校の先生や塾の講師は、多くの経験を積んだ勉強のプロです。
その助言をしっかり取り入れて勉強しているからこそ、着実に学力がアップします。
向上心がある
常に成績がよい状態を維持するためには、モチベーションを高く保ち続けなければなりません。
定期テストで1位を取るお子さんは、行きたい大学やなりたい職業など、高い目標を叶えるために常に向上心があります。
1位であることに満足せず、さらにその先をみているからこそ頑張れるのです。
体調管理ができている
成績がよいから、テスト前も徹夜で頑張っているのでは?と思うかもしれませんが、実は逆です。
テスト前は睡眠をよく取り、万全の状態でテストを受けられるようにしています。
また体調管理に関しては、食生活など保護者の方も協力できる部分でもあります。
不必要な口出しはせず、そのような手助けを率先してあげるとよいでしょう。
中高一貫校の定期テストで1位を取る生徒の勉強法
では、中高一貫校の定期テストで1位を取る生徒は、実際どのような勉強をしているのでしょうか?
1位の生徒は、さまざまな方法を試した結果、自分に合った効率のよい勉強法を見つけています。
真似できる部分はぜひ真似をして、勉強法を身につけましょう。
予習・授業・復習で知識を深める
成績を上げようとすると必然的に、授業はおろそかにはできません。
授業時間を無駄にしないためには、予習・復習も欠かさず行いましょう。
予習は教科書を読む・分からない言葉の意味を調べるなど、教科によってさまざまです。
授業では予習で分からなかった箇所を理解し、知識を深めます。
復習は宿題や問題集を解き、知識の定着を図りましょう。
まずは、できることから少しずつ始めてみましょう。
後から授業内容を思い出せるようにノートをとる
生徒の中には授業中、板書を写しただけで満足している人がいます。
1位を取る生徒は、授業で学習内容をしっかり理解するために、ノートは板書を写すだけでなく、さまざまな工夫をしています。
「先生の言葉で重要だと思った部分はメモしておく」「図解の途中経過を細かく書き留める」など、後から見返したときに授業内容を思い出せるノートの取り方をしているのです。
授業中に書くノートは、復習やテスト前に見返したとき、授業内容を思い出すためのものです。
それを意識して、ノート作りをしましょう。
テスト3週間前からスケジュールを立てる
中高一貫校は授業スピードが速いため、一般の公立校と比べテスト範囲が広くなります。
中高一貫校生の中には、2週間ほど前から定期テストの勉強に取り掛かる人がいますが、1位を取る生徒は、もう少し早くからスケジュールを立て学習を始めています。
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まとめ
中高一貫校の定期テストで1位を取る生徒は、それだけで満足していません。
定期テストの1位は、通過点だと考えています。
さらに、勉強の仕方が上手です。
しかし、自分に合った勉強法を見つけることは試行錯誤の連続。
時間もかかるでしょう。
効率よく勉強法を見つけたい場合は、プロの手を借りることも考えてみましょう。
学校の先生に相談するのもよいですし、塾の講師に聞くのもおすすめです。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」でも、お子さん一人ひとりに合った勉強法を個別に指導しています。
成績を伸ばすためには、本人に合ったカリキュラムで学習するのが効率的です。
また、中高一貫校オリジナルの教材にも対応しているため、定期テストの勉強もスムーズに進みます。
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投稿者プロフィール
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中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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