【社会編】中高一貫校生の成績をワンランク上げる勉強法!
歴史や地理・公民など、社会は暗記の科目といわれています。
中高一貫校生の中には、定期テストで社会はいつも一夜漬けで暗記しているお子さんもいるでしょう。
しかし、一夜漬けの知識は定着しません。
また、考察問題が出た場合、応用がきかず回答できない恐れもあります。
模試や大学受験など今後のことを考えると、知識としてしっかり定着させた方が安心です。
一夜漬けに頼らない、普段からできる勉強法とテスト前対策法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
このページの目次
【通常】中高一貫校生の社会の勉強法
定期テスト前は数学や英語などの学習に時間を取られ、社会は前日に慌てて暗記…という方はいませんか?
一夜漬けの暗記は、短期記憶でしかなく、模試や大学受験では再度勉強し直さなければなりません。
また、知識を活用した考察が必要な問題に答えるのは、一夜漬けの知識では難しいでしょう。
長期記憶として残し、応用力を付けるためには、普段から少しずつ学習しておくことが一番の勉強法です。
まずは、その手順をご紹介します。
授業中に用語や出来事・人名を覚える
自宅学習を少しでも減らすために、授業を有効活用しましょう。
歴史は流れとともに覚えるのがもっとも効率のよい覚え方です。
授業では、その流れを重要人物や出来事とともに教えてくれます。
地理は用語に関する背景や原理を学べます。
このように、用語とそれに関する事柄を合わせて授業では教えてもらえるため、なんとなく黒板を写すだけでなく、しっかりとインプットしましょう。
予習で教科書を読み込んでおくと、より覚えやすくなります。
復習でアウトプットする
とはいえ、授業だけですべてを暗記するのは困難です。
少しでも記憶に残すために、授業を受けたその日のうちに、身につけた知識をアウトプットしましょう。
学校で配られたプリントや宿題、もしくは問題集を解いて、しっかりと知識が身についているか確認します。
ほかの科目に時間をかけるために、短時間で済ませることがポイントです。
授業と復習の2ステップを行うことで、定期テスト対策が楽になります。
テスト前までに、同じ問題を何度か繰り返すことで、より定着しやすくなるでしょう。
【テスト前】中高一貫校生の社会の勉強法
「普段からこれだけ知識を身につけておけば、テスト前には何もしなくてもよいのでは?」と思うかもしれません。
たしかにこれだけの知識があれば、ある程度点は取れるでしょう。
しかし、記憶は簡単には定着しません。
テスト前にはこの知識をさらに深める作業をしましょう。
歴史(世界史・日本史)
社会の中でもとくに暗記/span>が多いのが、世界史と日本史です。
歴史に限ったことではありませんが、一説では効率よく暗記するためには、インプットとアウトプットの割合は3:7がベストといわれています。(※)
その割合を意識して学習してみましょう。
(※参考:インプットをスキル転換するには?)
用語や出来事の内容を言えるようにする
授業で用語や人名を覚えていれば、説明を聞けば用語が出てくる状態になっているでしょう。
テスト前には、この知識をより深めるために、年表をみながら時代背景や起こった出来事について、主要人物だけでなく内容も説明できるようにしましょう。
年表で確認することで、前後の史実との流れで覚えられ、知識がより深まります。
問題集でアウトプットする
普段から使っている問題集で構わないため、再度解き直してみます。
学校で小テストが行われていれば、そちらも活用しましょう。
ある程度知識が身についているため、アウトプットメインで進めていきます。
地理
地理は日本史や世界史と比べ暗記量が少なく、その代わりに、知識をもとに考察する力が問われる科目です。
知識だけに頼って思考力を鍛えなければ、成績は上がりません。
テスト前には普段身につけた知識を使って、考察問題が解けるようにしましょう。
教科書やプリントの資料を見返す
地理では、写真やグラフ・分布図といった資料を見て答える問題がよく出題されます。
教科書や学校で配られたプリントの資料に再度目を通しましょう。
資料の注目すべきポイントを確認し、すぐに答えられるようにします。
地図帳と問題集を一緒に使う
地理は、与えられた資料を分析し、答えを導き出す問題が出題されることがあります。
そのためには、思考力を鍛えなければなりません。
テスト前には多くの問題を解き、思考力を養いましょう。
答え合わせの際には、地図帳を一緒に見ながら行うと、頭に残りやすくなります。
学校で渡されている問題集は、その中から出題される可能性もあります。
テスト範囲は必ず何度か解いておきましょう。
公民
公民は、普段使わないような難しい用語があり、苦手意識をもつ人もいるでしょう。
しかし、現代社会の政治・経済に直結する話もあるため、将来的にも覚えておいて損はありません。
公民も、授業と復習をベースとして、テスト前にはその知識が定着しているか確認しましょう。
分かりやすい言葉に置き換える
難しく覚えにくい言葉は、自分なりに分かりやすい言葉に訳してみましょう。
また、関連語句を図に表し、その図をそのまま覚えておくと、内容を把握しやすくなります。
覚えられたところで、問題集に取り組んでください。
問題集は、テスト前までに2~3回は解けるように頑張りましょう。
日常のニュースと照らし合わせる
日常のニュースをこまめにチェックしておきましょう。
学んだ部分と時事問題につながる部分があれば、テストで出題される可能性があります。
ニュースは見るだけでなく、その背景も含めて把握する癖をつけておくことがおすすめです。
まとめ
中高一貫校のテスト対策として、社会はできるだけテスト前に時間をかけずに、ほかの教科に重点を置きたいものです。
ただし、一夜漬けの暗記はおすすめしません。
普段から少しずつ知識を増やし、定期テスト前の学習量を減らす方法がもっとも効率のよい勉強法です。
とはいえ、日常的にそこまで学習する習慣がないという人もいるでしょう。
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投稿者プロフィール
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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