【成蹊中学・高校の生徒・保護者向け】内部進学の実態と進学実績を徹底解説！

成蹊中学・高校に子どもを通わせている親御さんの中には、「子どもの成績が悪く、このままでは内部進学が危うい」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

これまでの成績が芳しくなかったとしても、あきらめる必要はありません。

残された定期テストで対策を行い、よい成績を収めれば内部進学の基準をクリアすることは十分可能です。

中高一貫専門塾WAYSには多くの成蹊中学・高校の生徒が通っており、実際に定期テスト対策を中心とした指導で着実に成績アップを実現しています。

本記事では、成蹊高校・大学への内部進学の実態を詳しく解説します。

成蹊高校の進学実績や中高一貫専門塾WAYSでの成績アップ事例も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

※内部進学に関する情報は更新される可能性があるため、最新情報を知りたい方はWAYSへお問い合わせください。

成蹊高校・成蹊大学への内部進学の実態

中学から高校、高校から大学に内部進学する仕組みに加えて、WAYSの独自情報をもとに実態を解説します。

成蹊中学から成蹊高校への内部進学

成績と出席状況等が一定の条件（非公開）を満たせば、高校からの推薦資格が与えられます。

推薦資格を取れないケースは極めて少なく、ほとんどの生徒が高校へ進学することが可能です。

なお、英語と数学の定期テストは標準レベルで、提出物：試験の点数＝3:7で評定が決まります。

成蹊高校から成蹊大学への内部進学

高校3年間の成績と出席数の基準を満たせば大学の推薦資格を得ることが可能です。

2021～2023年度の有資格者数と割合は以下の通りです。

	2021年度	2022年度	2023年度
卒業生数	315	319	324
内部推薦の有資格者数	247	270	272
割合	78.4％	84.6％	84.0％

参照：成蹊中学・高等学校「2021～23年度大学入試合格状況」

ここ3年間では、2021年度が最も有資格者の割合が低く、315人中68人が内部推薦の資格を得られていません。

「今の成績で子どもが内部進学できるかわからない」と不安を感じている方は、WAYSの無料学習相談をご活用ください。

無料学習相談では、WAYSが独自に収集している成蹊高校の情報をもとに、お子さんの勉強や進路にとってプラスになるようなアドバイスをさせていただきます。

成蹊高校の進学実績

成蹊大学に内部進学する生徒は卒業生の約30％です。

残りの約70％は成蹊大学以外の大学に進学しています。

成蹊大学への内部推薦実績

2021～2023年度の3年間では、内部推薦を獲得している生徒の割合は徐々に増えています。

	2021年度	2022年度	2023年度
経済 （偏差値67～72）	5	14（3）	20（1）
経営 （偏差値68～72）	36（5）	34（4）	34（2）
法 （偏差値67～72）	28（3）	15（1）	21（3）
文 （偏差値65～73）	18（2）	25（1）	23（3）
理工 （偏差値56～65）	7（1）	12（1）	10
合計	94 （29.8％）	100 （31.3％）	108 （33.3％）

※( 　)内は併願利用で他大学へ進学した生徒数
※偏差値はマナビジョンを参照
参照：成蹊中学・高等学校「2021～23年度大学入試合格状況」

お子さんが希望の学部に進学するには、評定平均を高めて行く必要があり、そのためには、正しい勉強法を確立し、学習習慣を身につけることが大事です。

Webパンフレットでは、お子さまを中だるみから脱却させるメソッドに加えて、料金や時間割などを詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

他大学への進学実績

成蹊大学以外の合格実績を紹介します。

内部進学以外の選択肢として、成蹊高校の卒業生がどのような進路に進んでいるか参考にしてみてください。

国立大学

	2021年度	2022年度	2023年度
東京大学	2	1	3
京都大学	0	1	2
東京工業大学	1	2	1
北海道大学	0	2	2
東北大学	1	1	2
筑波大学	1	1	0
一橋大学	0	0	1
東京外国語大学	2	1	1
東京学芸大学	0	1	2
東京農工大学	2	1	2
千葉大学	2	0	3
横浜国立大学	1	1	1
その他医学部医学科	2	2	3
合計	21	21	29

主な私立大学

	2021年度	2022年度	2023年度
早稲田大学	24	21	21
慶應義塾大学	17	20	26
上智大学	28	28	26
東京理科大学	10	7	11
国際基督教大学	4	3	6
立教大学	18	21	26
明治大学	20	14	29
中央大学	13	17	20
青山学院大学	18	18	12
合計	151	149	177

その他の合格実績

	2021年度	2022年度	2023年度
医学部医学科	39	36	28
歯・薬・獣医学部	38	31	13
海外大学	2	4	4

実績はすべて成蹊中学・高等学校「2021～23年度大学入試合格状況」を参照

成蹊高校の指定校推薦枠

成蹊高校は難関大学の指定校推薦枠を多数もっています。

2023年度には、以下のような大学の指定校推薦枠がありました。

• 慶應義塾大学
• 早稲田大学
• 上智大学
• 中央大学
• 立教大学
• 東京理科大学
• 法政大学
• 明治大学
• 学習院大学
• 明治薬科大学
• 東京薬科大学
• 北里大学
• 獨協医科大学
• 昭和大学
• 東京歯科大学
• 日本歯科大学

参照：成蹊中学・高等学校「他大学への推薦」

成蹊中学・高校に通う生徒の成績アップ事例

中高一貫専門塾WAYSには、多くの成蹊中学・高校の生徒が通っています。

その中から大幅な成績アップを実現した3人の事例を紹介します。

「どのように成績をアップさせたのか」をぜひ参考にしてみてください。

成蹊中学1年生：2か月で数学αが34点アップ！

たった2ヶ月で2学期期末の数学αが26点から60点に、数学βが45点から68点にアップした、成蹊中学1年生の事例を紹介します。

成蹊中学校の定期テストでは、問題集「システム数学」と授業プリントが出題範囲の中心です。

問題集の出題範囲は提出課題にもなっているため、テスト前に余裕を持って終わらせるのが大事です。

この生徒は、2学期中間テストの頃は、自宅での学習時間を確保できておらず、システム数学の該当範囲を1回だけ解く程度にとどまっていました。

そこで、通塾回数を増やし、定期テスト1週間前までに問題集を2周するという計画を立てました。

学習時間が増えたことで、計画通りに勉強でき、短期間で成績を大幅にアップさせることに成功したのです。

学習習慣が身についただけでなく、「他の科目も数学と同じくらい勉強しなければいけない」という意識が芽生えたと本人は語っています。

成蹊中学3年生：3科目169点→253点に大幅アップ！

英語Ⅱが68点から82点、代数が59点から92点、幾何は42点から79点へと大幅アップした成蹊中学3年生の事例を紹介します。

この生徒は真面目で勉強に対する苦手意識が少ない優等生タイプでしたが、自分から質問するのが苦手でした。

「わからないところはないですか？」と講師に聞かれても、「大丈夫です」と答えていたのですが、実際はわからない問題をそのままにしてしまっていたのです。

この問題を解決すべく、本人に問題を解説してもらう方法を取り入れました。

その結果、わずか2ヶ月で英語Ⅱ、代数、幾何の点数を大きく伸ばすことに成功しました。

このように、WAYSでは生徒一人ひとりの性格を考慮した上で、最適なアプローチを行っています。

成蹊高校2年生：入塾1か月で数学が25点→85点に！

WAYSに入塾してわずか1か月で、数学を25点から85点に大幅アップさせた成蹊高校2年生の事例を紹介します。

この生徒は中学時代から勉強習慣がなく、基礎となる中学数学の復習が不十分なまま高校に進学したため、高校数学について行けなくなっていました。

中だるみで学習意欲も低下しており、宿題も解答を丸写しするだけ。

そこでWAYSは、苦手分野特定し、3回復習するという方針を立てて指導しました。

まずは学校の課題に取り組み、つまずいた問題に印を付け、学校の問題集にある類似問題を解き、理解度を確認。

間違えた問題だけを解き直し、徐々に苦手分野を克服することに成功しました。

このように、WAYSでは学習習慣がない、勉強法が間違っている生徒に対して、学習計画の立て方から指導しています。

まとめ｜成蹊高校・大学に内部進学するには定期テスト対策が最も重要！

内部進学する上でもっとも重要なのは定期テストです。

これまで十分な成績を取れていなかったとしても、これから実施されるすべての定期テストで対策を行って、良い点数を取れば、基準をクリアできるはずです。

WAYSでは、吉祥寺教室に通う成蹊中学・高校生をはじめ、多くの生徒が定期テスト対策コースで成績アップを実現しています。

お子さんの内部進学に関して、不安や悩みを抱えている場合、まずは無料学習相談をご活用ください。

お子さんの成績や学習態度などを聞かせていただき、最適な対策法をご案内いたします。