大学受験勉強のやる気が失せた!これって甘え?どうすれば立ち直れる?
「大学受験の勉強、急にやる気が失せた」
「成績が伸び悩んで、勉強が手につかない」
大学受験の勉強は、非常に長期間に渡ります。
誰かと一緒に勉強したり、ライバルと切磋琢磨したりすることはできても、勉強は基本孤独な闘いです。
だからこそ、ときにはやる気がなくなってしまうこともあるでしょう。
勉強の終わりが見えず、つらく感じることもありますよね。
そこでこの記事では、やる気が出ない原因やその克服方法についてご紹介します。
頑張ってきたけれど、受験勉強がツライと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
「大学受験勉強のやる気が失せた」これって甘え?
それまで頑張って大学受験の勉強を頑張っていたにもかかわらず、急に電池が切れたようにやる気がなくなってしまうことがあります。
ほかの人は頑張っているのに、自分だけやる気が失せて勉強しないなんて甘えだと感じる人もいるかもしれませんが、決して甘えではありません。
受験勉強中、ずっと高いモチベーションを維持し続けられる人の方が少ないでしょう。
やる気が失せるのは原因がある
勉強は、順調に成績アップしていれば、やる気が失せることありません。
努力の成果が目に見え、モチベーションを維持しやすいためです。
やる気が失せるのには、以下のような何かしらの原因があります。
【大学受験の勉強でやる気が失せる原因】
- ほかの人ばかり頭がよく見える
- 成績が伸び悩んでいる
- 周りからのプレッシャーがつらい
- 勉強が理解できない
- 頑張りすぎて疲れている
など
これらの原因を少しでも取り払えるような対処法を考えましょう。
内発的動機付けでやる気を上げる
やる気を出すための方法には、自ら物事を実行しようとする「内発的動機付け」と、ご褒美や罰則など他者からの働きかけにより実行する「外発的動機付け」があります。
お小遣いをもらえたり、好きなものを買ってもらえたりといった外発的動機付けは、一見効果がありそうですが、やり方によっては「継続的にやる気を維持できない」「自主性がなくなる」といったリスクもあります。
人に頼るのではなく、自分自身の力でやる気をアップさせられる内発的動機付けが理想です。
大学受験の勉強のやる気が失せた場合の対処法
では、大学受験の勉強のやる気が失せた場合、どのような内発的動機付けが考えられるでしょうか?
7つご紹介しますので、できそうなことから試してみましょう。
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睡眠を取る
根を詰めて毎日夜遅くまで勉強しているせいで、寝不足気味になっていないでしょうか?
睡眠不足になると、集中力が途切れがちになり、勉強も思うように進みません。
睡眠はしっかり取るようにし、生活習慣を整えましょう。
勉強時間を確保するなら、朝活がおすすめです。
深夜ではなく朝早く起きて同じ時間机に向かった方が、はるかに勉強がはかどります。
環境を変える
自室にこもって勉強していると、どうしても孤独感がありモチベーションも下がっていきます。
ときには環境を変えて勉強するのもおすすめです。
人の目があるリビングで勉強するだけでも、見られている意識が働き勉強に集中できます。
学校の自習室や町の図書館も、同じように勉強している人からの刺激を受け、勉強がはかどるでしょう。
5分だけ机に向かう
「やる気が出たら勉強する」のではなく、本来は「勉強し始めてこそやる気が出る」ものです。
そこで、勉強するハードルをさげて、5分だけ机に向かって勉強してみましょう。
好きな科目からで構いません。
5分だけのつもりが、案外長く勉強できるものです。
集中するためにポモドーロテクニックを使うのもおすすめです。
これは25分勉強して5分休むというもので、25分頑張れば休憩できるため、集中して勉強しやすくなります。
模試を受ける
模試を受けるのもおすすめです。
模試は、自分自身の学力がどの程度アップしたかが分かり、また自分自身の立ち位置を知るためにも有効です。
模試の結果が出たら、志望校の合格判定や自身の偏差値などを確認しましょう。
結果はどうであれ、あとどれくらい頑張れば志望校合格が見えてくるのか知ることで「もう少し頑張ってみよう」とモチベーションが上がるかもしれません。
スケジュールを立てる
学習スケジュールは立てていますか?
スケジュールを立てておくと、今日やることが明確に見えて、自ずと机に向かいやすくなります。
また、スケジュールの中に、小さな目標をこまめに入れてみましょう。
たとえば「学校の小テストで8割の得点を取る」「定期テストで前回より合計50点アップさせる」などです。
大学受験の最終目標は「志望校合格」ですが、小さな目標を立て、小さな成功体験を繰り返すことで、もう少し頑張ってみようと思えるでしょう。
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思い切って1日休む
思い切って1日勉強を休んでみるのもひとつの方法です。
友達と遊ぶでもよし、趣味に没頭するでもよし、1日勉強から離れてみましょう。
頭がすっきりし、もう一度頑張ってみようとやる気がアップするかもしれません。
人と比べない
順調に成績を上げている人を見ると焦ってしまいますよね。
しかし、取り組んでいる勉強や目標は人それぞれです。
成績が伸びやすい時期もあれば、逆に停滞する時期もあります。
人と自分を比べるのではなく、昨日の自分、1週間前の自分と比較してみましょう。
成長できている自分に気付けるはずです。
まとめ
大学受験の勉強がしたいと思っているのに、やる気が出ずに勉強が手につかないと本当につらいですよね。
やらなければならないことはたくさんあるにもかかわらず、勉強が手につかなければ、どんどん勉強しなければならない部分は増えていき、精神的にも追い詰められてしまいます。
ご紹介した対処法で、ひとつでもできそうなものを見つけ、チャレンジしてみましょう。
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