大学受験がつらいと感じる時期や理由とは?乗り越えるための対処法3選をご紹介
大学受験は険しい道のりであり、誰しもが「つらい」と感じることがあるはずです。
「ほかの人たちはこんなことでつらいと感じていないのでは?」
「つらい状況から抜け出せなかったらどうしたらいいのか……」
と不安になることもあるのではないでしょうか。
しかし、つらさを感じることには人それぞれの理由があり、理由を分析することでつらさを和らげる方法が見つかる可能性があります。
本記事では、大学受験でつらいと感じやすい時期や理由とともに、つらいと感じたときにおすすめの対処法をご紹介しています。
つらさを感じて不安になったときは、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験がつらいと感じやすい時期
大学受験に向けて勉強している受験生が、特につらいと感じやすいのは次のような時期です。
「この時期はみんなつらさを感じている」と思えば、乗り越えられるのではないでしょうか。
高校3年生の新学期
高校3年生の新学期は「受験生になった」ということを強く意識する時期でもあります。
部活を引退して勉強のみの日々が始まり、周囲の人たちも受験を意識するようになるため、焦りや不安も感じやすくなるでしょう。
当然、親や先生からのプレッシャーも大きくなります。
「いよいよ受験生としての生活が始まった」という緊張感が出てくると同時に「まだ始まったばかりなので先は長い」というように途方に暮れてしまう人も少なくありません。
高校3年生の夏休み
高校3年生の夏休みは勉強時間を長く確保できるとともに、塾や予備校の夏期講習などに通う人も増えるため、人によって学力の差がつきやすいのが特徴です。
実際に「夏休みは合否を分ける大切な時期」ともいわれています。
効率的に勉強を進められた人にとっては自信になりますが、思うように勉強ができなかった人にとっては焦りが大きくなる時期でもあります。
そのため、つらい気持ちになる受験生も多いのではないでしょうか。
高校3年生の11月以降
高校3年生の11月以降は、入試本番に向けたラストスパートの時期と考えてよいでしょう。
多くの受験生が追い込みを始めるため、気が休まる時間がなく、ストレスが溜まりやすい時期です。
また、模試の結果に一喜一憂したり、志望校の変更を検討したりする受験生も少なくありません。
勉強時間を確保するために睡眠不足に陥るなど、健康面での不安も出てくることが多いため、十分注意が必要です。
大学受験がつらいと感じる理由
大学受験がつらいと感じる理由は人それぞれですが、特に多いものには次のようなものが挙げられます。
成績が上がらなくてつらい
頑張った分だけ成績が上がるとは限りません。
勉強の仕方が合ってなければ思うように成績は上がらず、志望校合格レベルに近づけないまま時間が過ぎていくこともあります。
勉強すればするだけ目に見えて成績が上がればやりがいを感じられ、勉強が楽しくなる可能性もあるでしょう。
しかし、成果が出なければモチベーションがさがり、勉強がつらいものになってしまいます。
「頑張っても成績が上がらないから意味がない」と、勉強から遠ざかってしまう受験生も少なくありません。
勉強しても成績が上がらない原因については、こちらの記事でもご紹介しています。
周囲からのプレッシャーがつらい
親や先生など、周囲からの期待に応えようとしてプレッシャーを感じ、つらくなってしまう受験生も多いはずです。
大学受験は自分の人生に影響を与える可能性の高い重要なものです。
ただでさえ大きな緊張感の中にいる受験生が、周囲からのプレッシャーにより落ち込んでしまうことは珍しくありません。
プレッシャーが原因で体調を崩してしまうこともあるため、受験勉強に支障をきたすことがないよう十分に注意が必要です。
やりたいことができなくてつらい
受験勉強は長期にわたります。
やりたいことがあっても今は我慢して勉強を優先しなければならず、つらい思いをしている受験生も多いでしょう。
「受験勉強がなければもっと部活を続けられた」「趣味も恋愛も我慢しなければならない」というように、受験勉強のために制限されることはたくさんあるはずです。
それがストレスになり、受験生という立場から逃げ出したくなることもあるのではないでしょうか。
大学受験がつらいと感じたときの対処法
大学受験のつらさを乗り越えるために試してもらいたい対処法をご紹介します。
勉強する環境を変えてみる
ずっと同じ場所で同じように勉強している場合は、思いきって環境を変えてみることも必要です。
例えば、いつも自宅の個室で黙々と勉強している人は、放課後の教室や図書室などで勉強してみてはいかがでしょうか。
予備校に通っている場合は、自習室で勉強するのもよいでしょう。
環境を変えることで頭が切り替わり、スイッチを入れ直せる可能性があります。
また、ほかの受験生がいる場所のほうが刺激になり、やる気が出る人もいるでしょう。
志望校に足を運んでみる
志望する大学に実際に行ってみるのもよいでしょう。
大学の敷地内を歩いてみるだけでも、雰囲気を体感できるはずです。
オープンキャンパスや学校説明会ではなく、普段の大学の様子を見たほうが参考になることもあります。
合格を勝ち取り、自分がその大学でキャンパスライフを送っているところを想像してみましょう。
モチベーションがアップし「もう少し頑張ってみよう」という気持ちになれる可能性があります。
睡眠や休息をとる
受験勉強がつらいときは、いったん勉強から離れることも大切です。
ストレスや疲労が溜まると勉強に集中できなくなるため、まずはしっかり睡眠をとって脳を休ませましょう。
そして、リフレッシュできる過ごし方を見つけましょう。
甘いものを食べる・友達とおしゃべりをする・軽い運動をするなど、やりたいことをやってください。
定期的にリフレッシュデーを作り、メリハリのある毎日を送るのがおすすめです。
まとめ
大学受験に向けて勉強の日々を送っていると「つらい」と感じるときは必ずといっていいほどやってきます。
どんな時期に、どんな理由でつらいと感じるのかは人それぞれですが「自分だけじゃない」と思えることは大きな支えになるはずです。
つらいと感じたときには「何がつらいのか」を考え、原因に合った対処法を試してみることをおすすめします。
落ち着いて対処することで、つらさを上手に乗り越えられるときがきっとやってくるはずです。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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