大学受験で成功したい人必見!赤本を使った賢い勉強法3選
「赤本は大学受験に必要なの?」
「赤本を手に入れたらどんな使い方をすればいいの?」
と、お悩みの方。
大学受験のために赤本を使って勉強する受験生は多いでしょう。
赤本は、各大学の二次試験における過去問題と解説が掲載された、数学者が出版している問題集です。
この記事では、大学受験に成功したい方に向けて赤本の必要性と3つの使い方についてご紹介します。
赤本を手に入れるかお悩みの方や使い方がわからない方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験に赤本は必要か
赤本は受験生にとって必要な問題集です。
表紙が赤いことから「赤本」と呼ばれ長年親しまれてきました。
赤本が受験生に必要な理由と、赤本を手に入れるにはどうしたらよいのかをご紹介します。
赤本とは
赤本は、大学入試で出題された問題と解答、解説が掲載されているものです。
過去問を解くことで今の自分のレベルを知ることができ、志望校の出題傾向がつかめるので安心でしょう。
また、実際に出題された過去問を試験の時間と同じように解くことで、時間配分の目安にもなります。
そのため、自宅にいながら本番の緊張感を味わうことが実現できます。
赤本は受験に必要か
志望校の出題傾向の分析や入試対策ができる赤本。
志望校が決まっている受験生にとって赤本は、必要です。
大学受験は、正しい情報をできる限り取り入れて適切な対策をしたかどうかで合否が分かれるともいえます。
塾に通っている場合は、情報が豊富なので、情報面での心配はあまりないでしょう。
塾に通っていない場合は、入試に関する情報が少ないかもしれません。
赤本を使い、自分で正確な情報を集めたり、間違えた箇所の解説を見て理解したりすることが必要です。
また、大学ごとの傾向を分析し、自分なりに志望校の出題傾向をつかんでおくことが大切です。
受験生にとって徹底的に対策をする意味でも、赤本はかなり大きな役割を果たすでしょう。
赤本を手に入れる方法
赤本は、本屋やオンライン書店などで購入できます。
出始める時期は年度始めですが、部数が限られているためタイミングを逃すと在庫切れで手に入らないことがあります。
最新の赤本を確実に手に入れるためには、早めに購入することがおすすめです。
もし、赤本のバックナンバーがほしい場合は、塾や学校の先生に相談してみるとよいでしょう。
塾や学校ではバックナンバーを保管している可能性が高いです。
大学受験に向けた赤本の賢い使い方3選
赤本を手に入れ、がむしゃらに数年分の過去問を解いてはみたものの、間違いばかりではモチベーションが下がってしまいますね。
大学受験に向けて、効率よく勉強をすすめるためには赤本を正しく使うことが大切です。
ここでは、赤本の賢い使い方についてご紹介します。
問題を解くベストなタイミングを知る
赤本を使って問題を解くには、ベストなタイミングがあります。
赤本は、繰り返ししょっちゅう解くのではなく、年に3回ほど、間を空けて各時期の目的に合わせて解くことで成果を発揮します。
まずは、夏休みです。
夏休みは、志望校の出題傾向をつかむためと、志望校の難易度を知るための参考として解きましょう。
場合によっては、志望校の変更も間に合う時期といえるでしょう。
次に、冬休みです。
冬休みは、本格的に勉強をスタートさせ、志望校が大体決まっている時期でもあるため、演習の意味で解くとよいでしょう。
最後は、入試直前です。
いよいよラストスパートのこの時期は、時間配分や知識などの最終確認の意味で解きましょう。
本番のように時間を計って解く
赤本を解く際は、本番と同じ時間帯で時間を計りながら解くことが大切です。
時間が不足し、解けるはずの問題を解く時間がないのは非常に勿体ないことですよね。
入試は時間配分がカギともいえるため、本番で必要以上に慌てないためにも余裕をもった時間配分を意識しましょう。
入試と同じ時間帯に解くことで、体と脳を慣らす効果があります。
本番と同じ雰囲気を味わうなら、自宅にいるからといって部屋着でくつろぎながら解くのではなく、制服に着替えて身だしなみを整えるとよいでしょう。
また、入試はメンタル面においても左右されることから、本番と同じ雰囲気に慣れておくことで入試当日に緊張しすぎて制御不能になることを防げます。
答えを書きこまずチェックをつける
赤本を解くときは、答えを直接書き込まずノートや別の紙に答えを書くか、コピーして使うことをおすすめします。
なぜなら、入試本番までに3回は解きたいからです。
赤本についている、本番と同じ形式の解答用紙は入試直前に解く用にとっておくとよいでしょう。
また、間違えた問題にはチェックを入れておくことをおすすめします。
チェックを入れておくことで、苦手分野が見つけやすく、重点的に勉強することができます。
赤本を使うときに気をつけること
赤本は間違った使い方をすると、何度も解いているのに成績が上がらないという事態に陥ります。
赤本は正しく使ってこそ成果を発揮できるので、ここでは、赤本を使うときに気をつけることをご紹介します。
解きすぎて答えを暗記しないこと
赤本は、繰り返し解き過ぎると効果を発揮しません。
赤本の問題をしょっちゅう解いていると、出題傾向をつかむどころか、自覚なく答えだけを暗記している場合があるので要注意です。
そもそも入試は、一年前に出た問題とまったく同じものが出ることは滅多にありません。
赤本の目的は、あくまで出題傾向をつかむことということを念頭に置きましょう。
少なくとも5~10年分は解く
第一志望校の赤本であれば、過去問は5~10年分解くことをおすすめします。
過去に出題された問題が同じ形で出る可能性は低いですが、似たような問題や出題傾向を徹底的につかんでおく必要があります。
第二志望校の赤本であれば、少なくとも直近3年分ほど解いておくと出題傾向がつかめて安心でしょう。
このとき、解説を読んでも分からない場合にそのまま放置することはやめましょう。
間違えた範囲を教科書や参考書で調べたり、聞きやすい人に聞いたりして、納得いくまで突き止めることが大切です。
入試直前に初めて解かないこと
赤本を入試直前に、初めて解くことはあまり意味がありません。
入試直前に初めて解くことでかえって焦りだけが先走る可能性があります。
赤本を初めて解く時期は、入試直前でなく遅くとも夏休みまでを目標にしましょう。
まとめ
大学受験に向けて徹底的に志望校対策がしたいなら赤本は必要です。
志望校に合格するためには、ひたすら過去問を解くのではなく出題傾向をつかみ、志望校に合った問題に慣れておくことが大切です。
その意味でも赤本は、合格に向けて効率よく勉強をすすめるために欠かせない問題集でしょう。
赤本の使い方に注意し、賢く使うことで、大学受験の助けとなり最大限の効果を発揮できます。
赤本で対策し、志望校に合格できたら嬉しいですね。
投稿者プロフィール
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