家で勉強に集中する7つの方法とは?集中できないときの対処法も紹介
成績を上げるためには、家での勉強時間をどれだけ確保できるかが重要です。
一方「定期テストや受験に向けて、家で勉強しなければ!」と思っているものの、集中できなくて困っている中高生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、家で集中して勉強する7つの方法を解説します。
どうしても集中できないときの対処法も紹介するので、ぜひお役立てください。
家で勉強に集中できないのはなぜ?
家で勉強に集中できるようにするためには、まず集中できない原因を把握しておく必要があります。代表的な原因として考えられるのは以下の通りです。
- 「家はリラックスする場所」という意識が強いから
- 第三者の視線がないから
- ゲームやマンガなどの誘惑が多いから
順番に解説します。
「家はリラックスする場所」という意識が強いから
「勉強するのは学校や塾で、家はリラックスする場所」という意識が強いと、家での勉強に集中しづらくなります。
特に、まだ学習習慣が身についていない場合、心理的に抵抗を感じてしまう傾向が強いです。
「学校や塾で勉強してきたのに、家でも勉強しないといけない」となると、嫌気がさしてしまい、勉強に身が入らなくなってしまうのです。
第三者の視線がないから
学校や塾、図書館などで勉強する場合、周りに誰かしらいるため、緊張感をもって取り組めます。頑張って勉強している人を見ることで、モチベーションが高まることもあるでしょう。
一方、自分の部屋は誰もいない自由な空間です。だらだら過ごしても、誰かに見られているわけではありません。緊張感を維持しづらいため、勉強に集中できないのです。
ゲームやマンガなどの誘惑が多いから
家にはゲームやマンガ、テレビなどの誘惑が多いことも、勉強に集中できない原因の1つです。勉強しようと思っていても、ついつい誘惑に負けてしまい、後回しになってしまった経験をした方も多いのではないでしょうか。
ゲームやマンガなどに加えて、スマホも誘惑が多く、勉強の妨げになります。勉強中にSNSをチェックしたり、友人からの返信が気になったりして、集中できなくなるのです。
家で勉強に集中する7つの方法
次に、家で勉強に集中する方法を7つ紹介します。定期テストや受験の勉強に集中して取り組みたい方はぜひ参考にしてみてください。
- 勉強計画を立てる
- 誘惑を物理的に遠ざける
- 部屋を勉強に適した温度に保つ
- 適度にブドウ糖を摂取する
- タイマーを活用して時間を測る
- 友人とオンラインでつなげて一緒に勉強する
- 普段から生活リズムを整えておく
順番に解説します。
1.勉強計画を立てる
家での勉強に集中して取り組むためには、まず勉強計画を立てましょう。なんとなく「勉強しなければ」と思っている程度では、やるべきことが明確でないため、集中して取り組めません。
一方、勉強計画を立てれば、計画を達成するという目的を持って勉強に向き合えます。
「自分で決めたことは守る」という責任感も芽生えるので、モチベーションアップにも役立ちます。
ポイントは、達成しやすい計画を立てることです。学習習慣が身についてきたら、徐々に勉強時間を増やしていきましょう。
2.誘惑を物理的に遠ざける
誘惑を物理的に遠ざけて、勉強に集中できる環境を整えましょう。例えば、自分の部屋で勉強する際は、スマホやゲームを持ち込まないのも効果的です。親に一時的に預けておくのもよいでしょう。
自分の部屋にマンガやテレビがある場合は、思い切って撤去するのも手です。自室を勉強と寝るためだけの場所にすることで、勉強モードに切り替えやすくなります。
3.部屋を勉強に適した温度に保つ
勉強する部屋を適温に保つのも集中力アップに効果的です。暑すぎたり、寒すぎたりする場合、気が散って集中しづらくなるからです。
自分が快適に感じる温度よりもやや低めに設定することで、眠くならずに集中できます。
なお、冬は乾燥して風邪を引きやすいので、加湿器を使って湿度も調整しましょう。
4.適度にブドウ糖を摂取する
勉強を始める前や休憩中などにブドウ糖を摂取すると、集中力を高めやすくなります。
脳は勉強によって、エネルギーを消費しますが、源となるのがブドウ糖だからです。
ブドウ糖が不足すると、血糖値が下がるため集中力が途切れやすくなります。勉強していて疲れを感じたら、チョコレートやラムネ、バナナなどを食べて、ブドウ糖を補給しましょう。
5.タイマーを活用して時間を測る
集中して勉強する際に役立つツールがタイマーです。
「25分間集中して5分休憩する」などのルールを設けて、時間を測ればメリハリをつけて勉強に取り組めます。
また、タイマーを使えば一定時間内の進捗を可視化することが可能です。小さな達成感を味わえるので、モチベーション維持にも効果があります。
休憩するベストなタイミングは人それぞれですが、2~3時間続けて勉強するのではなく、少なくとも1時間に1回は休憩するようにしましょう。
6.友人とオンラインでつなげて一緒に勉強する
友人とオンラインでつなげて一緒に勉強すれば、適度な緊張感を持って勉強に取り組めます。友人の頑張る姿がモチベーションにもなり、切磋琢磨できます。
昨今では、ZoomやGoogle Meetをはじめ、無料で使えるオンライン会議ツールが豊富です。LINEのビデオ通話は手軽ではあるものの、勉強中は近くにスマホを置くべきではないので、可能であればパソコンでつなげましょう。
7.普段から生活リズムを整えておく
家で集中して勉強するには、規則正しい生活を心がけることも大事です。平日に夜遅くまで起きていたり、休日にお昼まで寝ていたりすれば、生活リズムが乱れてしまいます。
生活リズムが乱れてしまうと、集中力を維持できないだけでなく、体調不良になるリスクも高まります。
睡眠時間は最低でも6時間以上を確保し、適度に運動する習慣を身につけましょう。
なお、一般的に集中力が高まるのは朝といわれています。睡眠により前日の疲れが取れているため、脳がクリアな状態で勉強に取り組めるからです。
どうしても家で勉強に集中できないときの対処法
家で勉強に集中する方法を解説してきましたが、どうしても集中できないときもあるでしょう。その際は、以下の方法を試してみてください。
- 眠くなったら仮眠する
- 気分転換する
- 勉強する場所を変える
順番に解説します。
眠くなったら仮眠する
眠くなったら、無理せずに仮眠しましょう。我慢して勉強を続けても、集中できていない状況なので、知識も定着しづらいからです。だらだらと時間だけ過ぎていくおそれもあるのでメリハリをつけるのが大事です。
10〜15分程度の短い仮眠を取れば、脳をリフレッシュしてスッキリとした状態で勉強を再開できます。
なお、長時間の仮眠は起きた後にさらに眠気が増す可能性があるため逆効果です。
タイマーを使って、目覚ましをかけて時間を管理しましょう。
気分転換する
集中力が続かなくなった際は、ストレッチや散歩などの気分転換も効果的です。
特に運動がおすすめです。体を動かすことで、血流が良くなるため、脳の働きが活性化されます。
長時間にわたって同じ体勢で勉強を続けている場合、筋肉が硬直し、血流も悪くなるので、適度に体を動かす時間を設けましょう。
勉強する場所を変える
どうしても集中できないときは、勉強する場所を変えてみるのもおすすめです。新鮮な気持ちで勉強に取り組めます。
普段、自分の部屋で勉強しているのであれば、リビングに場所を移してみるとよいでしょう。家族に頑張っている姿を見せられるので、集中力を発揮しやすくなります。
また、わからない問題があれば、気軽に親や兄弟に質問できます。
まとめ|家で勉強に集中する方法を解説しました
定期テストの成績アップや志望校合格のためには、どれだけ集中して勉強できるかが重要です。
勉強計画を立ててやるべきことを明確にした上で、誘惑を遠ざけて集中できる環境を整えましょう。
頑張りたくても頑張れないときは、無理する必要はありません。ストレッチや散歩などをしたり、勉強場所を変えたりして気分をリフレッシュしてみてください。
なお「中高一貫専門塾WAYS」では、学習状況や目標をヒアリングし、一人ひとりに合ったカリキュラムを作成して、指導を行っています。
「勉強の仕方がわからない」「受験対策で何をすべきか知りたい」という方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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