【指定校推薦】推薦枠や条件の調べ方|受験までの流れや対策方法を解説
指定校推薦を受けたいと考えている学生のなかには、
「指定校推薦枠を知りたいけれど調べ方が分からない」
「先生が指定校推薦に関して詳しく教えてくれない」
と困っている方もいるかもしれません。
指定校推薦は毎年状況が変わることもあり、情報を詳しく公開していない学校もあります。
しかし、事前に指定校推薦枠や条件について知りたいですよね。
そこで今回は、指定校推薦枠などの調べ方をご紹介します。
さらに、指定校推薦までの流れや、推薦枠を勝ち取るための重要な要素についてまとめました。
指定校推薦を狙っている学生は必見です!
このページの目次
指定校推薦枠を事前に調べる方法
最初に、指定校推薦枠を自分で調べるのに有効な方法を、3つご紹介します。
一般的に、高校3年生の6~8月頃に、大学側から高校へ指定校推薦の募集要項が送られます。
そのため、時期になったら学校から教えてもらえる場合もありますが、詳しい情報を公開しないケースも少なくありません。
その場合は、これからご紹介する方法を使い、自分で調べてみましょう。
高校の公式サイトで調べる
高校によっては、学校の公式サイトで指定校推薦の情報を公表しています。
しかし、すべての学校が公表しているわけではありません。
まずは自分の学校の公式サイトで公表しているか、調べてみましょう。
進路指導担当の先生に確認する
進路指導担当の先生に直接確認するのもひとつの方法です。
今までの進学状況や、昨年の指定校推薦枠についての情報をまとめているかもしれません。
進路相談室などに資料がファイリングされているケースもあるため、自分で調べてみる価値はあるでしょう。
しかし、昨年と同様に同じ大学から指定校推薦枠が必ず来るとは限りません。
インターネットで調べる
GoogleやYahoo!などのインターネット検索で「学校名 指定校推薦」と調べるのも有効です。
非公式のため情報は不確かではありますが、あくまで参考として知りたい場合は、以下のサイトを閲覧するのもよいでしょう。
・個人ブログ
・塾による受験情報のまとめ
実際に指定校推薦で進学した人のブログなどには、有益な情報が公開されていることもあります。
「指定校推薦説明会」などに参加する
高校や大学では「指定校推薦説明会」など、指定校推薦を受けたい生徒のための説明会を実施している学校もあります。
自分の高校もしくは、希望の大学でそのような説明会を実施していないか確認してみましょう。
説明会に参加することで、指定校推薦についての情報が公表される場合もあります。
開催予定があれば必ず参加しましょう。
指定校推薦を受ける流れ
次に、指定校推薦を受ける流れを確認しておきましょう。
基本的には以下の流れで進みます。
1.大学から指定校推薦枠や募集要項が配布される(6~8月)
2.希望の大学から指定校推薦枠があるかを確認する
3.高校の先生に「指定校推薦を受けたい」と意思を伝える
4.校内選考を受ける(7~10月)
5.大学に出願・指定校推薦を受ける(9~11月)
6.合格発表(12月頃)
一般選抜に比べて合否が早く決まります。
そのため、早いうちから対策することが大切です。
夏休みを利用して、面接や小論文などに向けての準備・対策を進めましょう。
指定校推薦を受けるために重要となる4つの要素
ひとつの大学からもらえる指定校推薦枠は、決して多くはありません。
そのため、推薦枠を勝ち取るには評定平均(成績)を上げる必要があります。
ここでは、指定校推薦を受けるために重要な4つの要素について説明します。
評定平均(成績)
指定校推薦の評価に大きく関わるのが「評定平均」です。
評定平均とは、成績の平均点のことを指します。
5段階評価のうち、大体3.5以上、高い所で4.0以上を条件として掲げている学校もあります。
そのため、優秀な成績を保つに越したことはありません。
成績を上げるには、定期テストや課題・レポート提出の対策が重要です。
それには、毎日の学習の積み重ねがポイントとなってくるでしょう。
そして評定平均を高くするには、全教科まんべんなく成績を上げる必要があります。
苦手科目がありその教科の成績が極端に低いと、評定平均を下げる原因になりかねません。
また、実技教科(体育・美術・家庭科など)の成績も関係するため、授業態度にも注意が必要です。
出席日数
大学によっては、条件に「出席日数」が指定されている場合もあります。
もしも、評定平均が同じ生徒が同じ大学の指定校推薦を希望した場合、出席日数が多い生徒が選抜される可能性が考えられます。
そのためなるべく欠席はせず、遅刻や早退も極力少なくしましょう。
課外活動
指定校推薦の評価には、部活動や委員会活動、ボランティア活動などの課外活動も含まれます。
それらの活動による成績や、リーダーシップなどを面接時にアピールすることも有効です。
高校生活では、学業以外の活動にも力を入れましょう。
面接や小論文
指定校推薦では、面接と小論文が実施されるケースが一般的です。
そのため、校内選考にて選抜され無事出願できたとしても、100%合格できるわけではありません。
もちろん調査書や出願書類による評価が重要視されますが、入学後に必要とされる思考力・判断力・表現力・人間性なども面接や小論文などでチェックされます。
苦手意識のある方は、しっかりと対策しておきましょう。
まとめ
指定校推薦についての正確な情報が欲しい場合は、まずは公式サイトをチェックして、それでも分からない時には進路指導担当の先生に聞いてみましょう。
そして、指定校推薦枠を狙うには、好成績の維持が必要です。
毎日の学習や効果的な定期テスト対策などがカギとなります。
しかし、自宅学習だけでは思うように学習が進まず、成績に伸び悩んでいる方もいるかもしれません。
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投稿者プロフィール
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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