内部進学ができる中高一貫校生は「ずるい」?注意すべき4つの落とし穴

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付属の大学に内部進学できる中高一貫校生は「ずるい」と言われることがあります。

一般入試に比べ、内部進学は難易度が低く、大学へ進学しやすいのは確かです。

しかし、内部進学は努力なくして手に入れられません。
しかも後々のことを考えると、必ずしもメリットだけではなく、注意しなければならないこともあります。

そこで、今回の記事では、内部進学できる中高一貫校生が「ずるい」といわれる理由や、内部進学の落とし穴・内部進学のメリットをいかす方法をご紹介します。

内部進学ができる中高一貫校生が「ずるい」と言われるワケ

内部進学ができる中高一貫校生は「ずるい」と思われがちです。
しかし、実際は中学受験という努力があって、内部進学のチャンスを手に入れています。

ずるい」と言う人は、少し中高一貫校生について勘違いしている部分もあるかもしれません。

まずは、「ずるい」と言われるワケを考えてみましょう。

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「中高一貫校生が「ずるい」といわれる理由|環境を生かせるかは本人次第!」

受験勉強がいらない

内部進学では、高校3年間の定期テストや内部進学試験で一定の成績を修めることが条件です。
これらの条件を満たした成績上位者から、志望学部への内部進学が決まっていきます。

とはいえ、定期テストは毎回事前に教えられた範囲から問題が出題され、大学の一般入試に比べ、はるかに出題範囲が狭く、対策も楽です。

大学入試に向けて、毎日コツコツ頑張る必要がないため、周囲は「ずるい」と感じるようです。

お金があれば大学に入れると思われている

付属の中高一貫校へ6年間通うには、中学受験のための塾通いに始まり、ある程度のお金がかかります。

ずるい」という人の中には、「お金さえかければ付属の中高一貫校に入学できて、内部進学もできる」と考えている人もいるようです。

しかし、中高一貫校は成績が悪ければ留年や退学の危険もある世界。
お金さえあれば、中学・高校・大学と10年間安泰というわけではありません。

努力せず大学進学したと思われている

ずるい」という人は、「自分の方が大学受験の勉強を頑張っているのに、簡単に内部進学なんてして、ずるい」という気持ちがあります。

内部進学する人は、一切努力していないと信じています。
自分の努力が報われず、楽に進学できる人がいることが許せないのです。

内部進学が「ずるい」とは言い切れない!4つの落とし穴

内部進学は、決して「ずるい」とは言い切れません。

内部進学には気を付けなければならない落とし穴があります。
内部進学前から大学入学後まで、気を付けなければならない4つの落とし穴をご紹介します。

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「中高一貫校で内部進学を目指すデメリット!ほかの大学を受験できない!?」

必ず進学できるわけではない

付属の中高一貫校生だからといって、必ず内部進学ができるわけではありません。

内部進学をするためには、一定の成績を修める必要があります。
一定の成績を修めたとしても、それ以上の成績を修めた生徒が同じ学部を希望すれば、進学できないこともあります

もしも進学できない場合は、一般受験をすることになりますが、それまで大学受験対策をしていないお子さんも多く、結果的に浪人……という可能性もあるでしょう。

進路が限られてしまう

系列大学には、必ずしも希望の学部があるわけではありません。
そのため、せっかく定期テストでよい成績を修めていたとしても、好きなことを学べない可能性もあります。

その場合は、別の学部へ行くか、他大学の入試や浪人を考える必要があります。

大学入学後に勉強についていけない可能性がある

内部進学のお子さんは、受験勉強をしていません。
猛勉強をして一般入試を突破したお子さんとは、大学入学後、明らかに学力に差がついています。

とくに、中高一貫校で学んでいた英語や数学などは、学力の差がはっきりします。

大学の授業が理解できず、中には単位を落としてしまう人もいるでしょう。

多様な価値観に触れにくい

内部進学をすると、中学・高校・大学と10年間同じ仲間に囲まれて生活することになります。
高校受験・大学受験を経験した公立校のお子さんに比べ、どうしても多様性に触れにくくなります

すると、プライドが高くなったり、勉強が苦手な人がいることを理解できなかったりと、価値観に偏りが生じる可能性も。

大学生活は、同じ仲間に囲まれるため、とくに問題はありません。
心配なのは、社会に出てからです。

就職活動の面接で魅力をアピールしづらかったり、職場の人とのコミュニケーションがうまく取れなかったりと、苦労する可能性があります。

「内部進学」のメリットを有効活用するには?

内部進学によって、時間ができることは、お子さんにとって大きなメリットです。
この時間を上手に活用すれば、進学後も勉強面で苦労せずに学生生活が過ごせるでしょう。

大学入学後もお子さんが前向きに過ごしていけるようサポートしてあげましょう。

大学へ進学する目的意識をもつ

進路を決めた時点で、大学へ進学する目的意識をしっかりもつことが重要です。

大学は、入学して終わりではありません。
将来の基盤を作るための場所です。

日本の大学は海外の大学のように大量の課題が出されることはまれです。

だからこそ、自主的に学ばなければ、何をしていたか分からない4年間になってしまいます。
将来のビジョンをもち、それに向けて頑張るという目的があれば、4年間を有意義に過ごせるでしょう。

空いた時間で、何か新しいことを始めてみるのもおすすめです。

大学で学ぶ教科の基礎知識を定着させる

大学入学後、授業についていけない……という問題を避けるためにも、大学で学ぶ教科の知識を身につけて置いた方が無難です。

大学受験の勉強が必要ない分、時間はたっぷりあります。
その時間を有意義に使い、英語や数学などの基礎知識を学び直すことや、新たな興味を見つける行動をしましょう。

まとめ

内部進学ができる付属の中高一貫校に通うお子さんのことを「ずるい」と言う人がいますが、決して恩恵ばかりを受けているわけではありません

必ず進学できるわけでもありませんし、希望の学部に行けないこともあります。
入学後も大学の勉強や就職活動で苦労する可能性もあるのです。

しかし、内部進学でできた時間を有効活用することで、大学入学以降の生活を有意義なものにできるでしょう。

そのためにも、まずは内部進学で自分の希望学部に合格することが必要です。

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