勉強に疲れたときの最適な休憩方法

2021年07月05日 2021年12月27日

コラム集中力

勉強をしているとどうしても疲れます。集中力が切れた状態で勉強しても捗りませんよね。効率の良い勉強をするためにも休憩は必要なのです。皆さんは休憩中に何をして過ごしているでしょうか。ここでは勉強に疲れたときの最適な休憩方法をいくつか紹介します。自分に合うものはどれなのか考えながら読んでみてくださいね。

このページの目次

1 仮眠を取る
2 読書をする
3 おやつを食べる
4 体を動かす
5 まとめ

仮眠を取る

眠い時は頭が働きませんよね。そんなときにおすすめしたいのが仮眠を取ることです。

睡眠には記憶を整理・定着させる役割があります。そのため勉強の途中で仮眠を取ることは効率の良い休憩方法といえるでしょう。大塚製薬によると記憶力の向上以外に、集中力の向上、ストレス軽減、作業効率アップも期待できるそうです。

長時間の仮眠は夜の睡眠に悪影響を及ぼすので、15分～20分程度にしておくことが重要です。アラームをかけることを忘れないようにしましょう。

読書をする

勉強に疲れたときに読書をするのも良い休憩方法です。

イギリスにあるサセックス大学の研究チームによると、６分間読書をすると68％のストレスを軽減できるそうです。ちなみに音楽鑑賞が61％、コーヒーを飲むことが54％、散歩をすることが42％、ゲームが21％の軽減効果だったらしいです。このことから読書のもつストレス軽減効果の大きさが分かるのではないでしょうか。

さらに読書をすることで知識を身につけたり活字を読む経験になったりすることからも、読書をおすすめできます。

おやつを食べる

おやつを選ぶときのポイントとして「噛む」回数が挙げられます。噛むことで脳の血流を増加させ、脳の活性化につながるので、集中力をアップできます。また噛むと記憶を司る海馬が活性化するので記憶力もアップできます。

さらに、おやつを選ぶときには血糖値の変動も考えなければなりません。なぜなら血糖値が急激に下がると眠気を感じたり集中力が低下したりするからです。つまり、噛み応えがあり、血糖値の変動が穏やかなものが勉強中のおやつに適していると言えます。

ナッツ類

ナッツ類は血糖値の変動が穏やかな低GI食品です。そのうえ、噛み応えがありますよね。この２点からおすすめできます。ナッツ類の中でも特にくるみは勉強中のおやつにぴったりだと言えます。それは、くるみには必須アミノ酸や不飽和脂肪酸がたっぷり含まれているからです。これらは集中力を高めると言われています。

ガム

ガムによって咀嚼量が増えることには疑問がないと思います。さらに嬉しいポイントとして、ガムに含まれることの多いキシリトールを摂取することによる血糖値への影響がほとんどないことが挙げられます。甘いものは血糖値の変動が大きいものが多いので、ガムの存在は貴重ですね。

ドライフルーツ

甘いものが好きな方には嚙み応えの良いドライフルーツもおすすめできます。ただ、砂糖は血糖値の変動が大きいので、果物そのものの甘味を感じられるような無添加のものがいいですよ。

食べすぎには注意

おやつを食べると気持ちもリフレッシュできますよね。ただいくら嚙み応えが良かったり血糖値の変動が穏やかだったりするものでも食べすぎには注意してください。バランスの良い食事をとることは健康管理に必須なので、食事に影響の出ない程度におやつを楽しみましょう。

体を動かす

コロナ禍では外に出ることも憚られますよね。以前よりも運動量が減ってしまったという人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに見てほしい研究結果があります。

スウェーデンにあるヨンショーピング大学の研究チームによると、18歳～35歳の人々が２分～１時間の有酸素運動（ジョギングやウォーキング、サイクリングなど）を行ったところ、学習能力や記憶力が向上したそうです。さらに、軽度から激しい運動を120秒間行うだけでも学習記憶、計画立案および問題解決の能力、集中力、言葉のスムーズさが向上すると指摘しています。

この研究結果から休憩時間に体を動かすことで、その後の勉強に良い影響を及ぼすと考えられます。特に散歩をしてみたりストレッチをしてみたりすることは手軽にできるので、おすすめです。

まとめ

勉強をするときにおすすめしたい休憩方法をいくつか紹介しました。どれも簡単にできるものばかりだったのではないでしょうか。是非自分に合うものを見つけて実践してみてくださいね。

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